アガサ作品
ミステリの女王、アガサ・クリスティ。
シリーズものとして、「オリエント急行殺人事件」「ナイルに死す」などのポアロ。「鏡は横にひび割れて」「パディントン発4時50分」などのミス・マープル。「秘密機関」「NかMか」などのおしどり探偵。
さらに「そして誰もいなくなった」「無実はさいなむ」などの短編。「ねずみとり」などの戯曲。
さらにさらに、メアリ・ウェストマコット名義の「春にして君を離れ」などがある。
人気のあるのは「オリエント急行殺人事件」「そして誰もいなくなった」かな。
議論白熱しているのは「アクロイド殺し」だと思う。ちょっと前にテレビで「黒井戸殺し」というのがあった。時代感とマッチしていて、よく出来てると思ったのを覚えている。ちなみに、ネタバレになるから、なにがどう議論されているかは省くことにする。
が、読んで欲しいのは。
灰色の脳細胞を持つポアロ最期の事件「カーテン」。
最初に出された「スタイルズ荘の怪事件」をここで回収するかね、と読み始めは思った。犯人Xがわかるまでは。最後の驚きったら思わず口に出てましたよ「えええええええ」。
もちろん、この本だけを読んでも理解はできるけれど、ポアロの性格を知った上で読むのが一番。
本当にこの話を読んだ人と語り合いたい!
最後に。
これはどうしようもない事かもしれないけど、翻訳をされている方によって面白さが変わる悔しさ。
自分のリズムに合わない翻訳の本は、読み終えるまでにHPが半分以上削られる。
有名な本ほど、色々な方が翻訳されているので選べるけれど、マイナーな本は「仕方ないか」と諦めから入る。マイナススタートだ。もったいない。。。
原文を読むことができれば一番良いのだけれど。
良い作品と良い翻訳家に出逢えますように。