第51話決闘の準備3
「あそこまで話し合いしなくても良かったんじゃないか?」
「結局話が全然進まなかったしね~」
「私はこれからまたどこかで話し合いたい所だけど、これから用事が有るからそろそろ失礼するよ」
「ああ、次は1週間後か?」
「そうだねお互い一生懸命戦おう!」
「ああ、絶対負けない」
「うんそのまま貴方にその言葉を返すよ」
「じゃあ」
「うん、またね」
復活の勇者改めサヤは、赤く染まった夕日に照らされながら人混みの中に消えていった。
「まだ話し合いを続けるとか言ったらどうしようかと思ったよ~」
「そうだな・・・これからどうする?」
「ん~ご飯食べに行こう!」
「そうだなリンは何が食べたい?」
「今は~ん~デザートが美味しいステーキ屋さんかな?」
「・・・取り合えず探して見るか」
「うん!」
そんな所あるのか?まああっても不思議では無いか
「あ!この、パフェ?美味しそう!」
「そうだな・・・しかもここステーキ店だしな」
「よし!じゃあ行こう!」
「ああ、そうだな」
僕たちはパフェの美味しそうな店の中に入っていった。
「この、大きなパフェ美味しい~!」
リンは何人分?と聞きたくなるような大きさの巨大なパフェを一人で美味しそうに食べていた・・・肉を食べる前に
「なあ、食べるとしたらステーキを食べてからにしたらどうだ?」
「うんうんやっぱ最初に甘いのを食べてからステーキみたいな食べ物を食べて最後に甘いので口直しをした方が良くない?」
「そうか?」
「うん!そうだよ!」
「・・・まあ良いか、取り合えず肉を焼き始めるぞ」
僕はそう言いながら、赤と白を混ぜたようなキレイな色の大きな肉を鉄板の上に二枚のせた。
のせた瞬間、肉はジュウジュウと気持ちの良い音を響き渡った。
その音がじょしょに消えていき、代わりにパチパチと小さな音が聴こえてきた。
その音も消えた瞬間僕は肉をひっくり返した。
「よし」
ひっくり返した面を見てみると、キレイな焼き色が均等に付いていた。
その色に僕は満足しながら、裏面もある程度焼けるのを待って、リンの皿と、僕の皿に肉を置いた。
「ふゎ~凄く美味しそう~!よし!食べよう!」
「そうだな今回は上手くできた気がするよ」
いつの間に食べ終わったのか、リンはパフェの容器を横に置き、肉をきらきらした目で見ていた。
「うん!丁度良い焼き加減で凄く美味しい!」
「そうだな」
僕たちは同じ肉を4枚程頼み、二人で分けて食べた。
リンはそのあとにまた同じ大きさの巨大なパフェを食べていた。
明日の朝またリンを連れて、少し走ることにしよう・・・
勉強しようとすると何故か次の話が浮かび上がってきますね~
ここままだと絶対ヤバイです!
でもけい〇ん!の主人公ですら追試合格したので大丈夫ですかね?
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