第42話 魔王VS勇者1
キリを良くするために少し短いです。すみません
「‥‥!!」
次の日僕たちは昨日と同様な感じで走っていたら、僕とリンに危険を感じた気がして、リンを抱えながら横に跳んだ。
「・・・まだ殺気すら出してないのに良く分かったね~流石〝崩壊の魔王〟さんかな?」
「ということは貴女が復活の勇者さんか」
復活の勇者は、白髪隻眼で、髪は肩より少し伸ばしたくらいの長さの少女だった。
服装は、鈍い光沢を放つ純白の鎧を着て、腰に余り派手すぎない剣を下げていた。端から見ると完全に騎士に見える格好である。
「そうだよ・・・何でエリンを崩壊させたのかな?」
僕はいつも力を貸してもらっているときになる格好になりながら、ニヤッと嗤いながらこう答えた。
「じゃあお前は何でエリンを復活させたのかな?」
「え?何でって?・・・街を元に戻せる力が有ったら戻すのは当たり前でしょ?」
「僕も同じだよ・・・僕は君と同じく世界を守る為に守れる力が有ったら守るのは当たり前と思ったから壊したんだよ」
「?守る為に壊すの?」
「ああ、ただお前がなおしてしまったために守れるかどうか分からなくなった」
「な、何が起こってるの?」
僕はこのまま仲間に出来るのでは無いかと思い続けた。
「この世界の神が死んだ。このまま放置しておくと世界の均衡が崩れてしまう。崩れない内に世界を崩壊させて世界を再構築しなければならないのだ」
「・・・そんなわけ無い!!それならこの力は何なの??誰が与えたの??」
〝それは、あやつの残りカス、天使と言う名のシステムが最後の抵抗に力をあたえたのじゃ〟
「・・・それは、神が使ってた天使と言うシステムが最後に抵抗するために与えたらしいぞ?」
「じゃあ、神はこの世界を守りたいのね・・・だったらこの意思に背かない!!」
「・・・!!」
『障壁!』
魔術を唱えた瞬間、物凄い衝撃が体に走った。
「くっ」
「良く障壁だけで耐えられたわね・・・」
「リン!」
「う、うん!」
〝護符魔法動体視力アップ(大)〟
リンが護符魔法を唱えてる間に僕も、武器製作の魔術を使い、刀を造った。
「こんな剣で私の剣を受けれるのかな!」
その瞬間、復活の勇者の体が書き消えて、辺り一面に甲高い金属音が鳴り響いた。
リン 「・・・いつものお兄ちゃんじゃない」
ですかね?
やっぱこう言う盛り上がるところは書くのが進みますね!
書いてて楽しいです!
少し短かかったので明日も更新出来るように頑張ります!
感想や、ご指摘、ブックマークや、評価等良ければお願いします!




