第40話チャカ観光2
「やっぱここは海が綺麗だね~」
「そうだな」
「逆に言うと海しかない?」
「・・・そんなことは無いだろ。ほら輸入品とか、一杯集まってるし」
「確かに~ あ!そうえばまだこの街に来てから、バームクーヘン食べて無いね~ よし!バームクーヘン食べに行こう!」
「何かこの街には面白そうな味がありそうだな」
僕たちは、バームクーヘンの売っている屋台を探しに行った。
「いらっしゃいませ~」
僕たちはさっきまでいた浜辺を少し出た所にバームクーヘンの売っている屋台があったのでそこに行き、バームクーヘンを買うことにした。
「何か色々あるね~」
「そうだな」
「この黒いのどんな味がするんだろうね?」
「こちらはチャカ名物、イカスミ味となっております~」
「イカスミ?」
「はい!イカスミです」
「・・・美味しいのかな?」
「意外と美味しいと評判ですよ!」
「意外と、か・・・」
店員は、〝しまった!〟と思っているような顔をした。
「ねえ?買ってみない?」
「確かに味は気になるしな」
「ありがとうございます!」
「じゃあ私はあと、このオレンジ色のやつと、緑色のやつと、普通の!」
「・・・まあいいか あ、僕も同じやつを」
「かしこまりました!イカスミ味と、マンゴー味と、抹茶味と、プレーンですね・・・はいどうぞ!」
「ああ、ありがとう」
「ありがとうございました~!」
「この量食べきれるのか?」
「え?こんくらい食べれるよ?」
「さっきまでクレープ食べまくってただろ・・・」
「甘いものはいつまでも食べれる!」
「そ、そうか・・・」
「よし!さっきの所に戻って食べよう!」
「そうだな」
「この黒いの意外と美味しいね」
「・・・本当に意外と美味しいな」
イカスミ味を食べた瞬間、少し苦味が来たあとに、ほんのり甘みが広がって、甘みを覆うように癖のある味が広がっていった。
本当に〝意外と〟美味しかった。
「ん~全部美味しいけどやっぱ普通のやつが一番だね」
「そうか?抹茶が美味しかったけどな」
「えーそれだったらオレンジ色のやつの方が美味しかったと思うけど?」
「あーマンゴー味も結構美味しかったな」
「これからどうする?」
「もう宿戻ろう」
「えー何で~?」
「今日一日でどんだけ食べてるんだ・・・そろそろ太るぞ?」
「・・・よし!戻ろう!」
「あと、明日絶対クエスト行くぞ」
「うん!凄く難しいの行こう!」
僕たちは、宿に戻り、少し筋トレ見たいなものをして、夜はご飯を食べずに寝ることにしたのだった。
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国語の文法とか全く分からないので最初っから勉強をしていますが、やはり勉強は苦手です・・・全く分かりません。
頑張って面白いと思ってくださる文章を作れるように頑張ります!
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