第34話次の街へ
「人いっぱいいるけど、普通だね」
「ああ、屋体とかは、いっぱい出てるがな」
「たのしそうだね~」
「どうする?行くか?」
「うん!行こう!」
僕たちは、町の中に入ることにした。
「おー意外と楽しそうだな」
「そうだね!」
「取り敢えず少し回って見るか」
「うん!」
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「♪♪♪」
リンは、バームクーヘンを食べながら僕と手を繋ぎ幸せそうに歌を歌っていた。
「何でみんなこんな楽しそうなのかな?」
「何で?」
「町が消えてるから避難してきてるのに何で楽しそうなのかなってね」
「町が消えてるからじゃないかな?」
「どうゆうことだ?」
「みんな不安だから最後くらい楽しく居たいって思ってるんじゃないかな~?」
「最後は楽しくか・・・」
「みんな嫌な気持ちで死にたくないんだよ」
「じゃあ世界のバランスが崩れてない内に全部消さないとな」
「うん!でもまだ時間はあるらしいから余り急ぎすぎないようにしよ?」
「そうだな、急ぎすぎても失敗しか生まないからな」
「確かにそうだね~」
「これからどうする?」
「もう一周回ろう!」
「まあいいが」
僕たちは、あと二週リンと手を繋ぎながら歩き、宿が無かったので、外に出て外で寝た。
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「おはよ~」
「おはよ・・・じゃあやるか」
「うん・・・」
(消滅魔法:吸収〝網〟吸収後、強制崩壊)
僕は、いつもと同じように吸収と、強制崩壊を唱え町を崩壊させた。
「じゃあそろそろ次の街に行くか」
「うん!チャカだっけ?行こう!」
「ああ」
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「護符魔法は、すぐに使えるか?」
「ん~久しぶりだから少し練習してからがいいな~」
「そうか、じゃあ久しぶりになんか強そうな魔物倒しに行くか?」
「うんうん、少し軽めの護符をするだけで、大丈夫だから早く次の街いこ?」
「そうか、じゃあリンやってくれ」
「うん!」
〝護符魔法 効果:速度上昇 対象:カイト、自分〟
「うん!大丈夫だね!」
「ああじゃあ行くか」
「うん!」
〝護符魔法 対象:カイト、自分効果:スピード保護・スピード上昇・持久力アップ・重力軽減・風圧軽減〟
「よし!できた!」
「久しぶりだなこの感覚」
「よし!行こう!」
「ああ」
僕たちは、次の街に出発した。
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昨日は、更新出来ず申し訳ございませんでした。なんか面白そうな話を考え付いた気がしたのでずっと考えてました。今日もう一度更新出来るかどうか分かりませんし、少し更新の速度が遅くなるかと思います。本当にすみません!
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