第32決着
「・・・やっぱ来たか」
「なんのことですか?」
やはりギルマスが陰に、隠れていた。
「やっぱり予想が当たったね~」
〝・・・めんどうじゃな〟
「今回は、絶対倒すからな」
「あ!また白くなった!」
〝少し思ったのじゃがな、あやつは連続の攻撃には対応出来ないようじゃから武器製作で二刀流を造り剣術強化と速度上昇と消滅魔法を組み合わせて戦えば勝てるのではないかのう?〟
「確かにそうだな、やって見るか」
〝二刀流(消滅)〟
〝剣術強化〟
〝速度上昇〟
二刀流を造り、その周りを消滅魔法でおおった。
「よし行くぞ」
〝絶対燃焼〟
唱えた瞬間、僕は地面を蹴った。
やはりギルマスに唱えた筈の絶対燃焼は、ギルマスの横の樹に当り燃えていた。
そう認識したかしないかでギルマスの元にたどり着き、二刀流を振った。一発目は消滅魔法がそれたのか、甲高い金属音が鳴り響き途中で止まったが、二発目は消滅魔法が発動したようで身を守っていた金属ごと、おなかから横に分裂した。
「ひっ!」
〝痛覚無効〟
ギルマスは、痛みを感じだ瞬間に痛覚無効を唱え、回復をしようとしていた。
「ミスリルですよ!」
「なんかすごいのか?それ」
「普通魔術で作られた剣二発位じゃあ、通りませんよ?」
「そうだったのか」
「意外とギルマス弱いね」
「・・・しょうがないじゃないですか私は、ただ攻撃が当たらないだけの普通の人なのですから」
「え?」
〝なんじゃと?〟
「私の固有魔法は、常時攻撃を当たらない結界を張られると言う魔法です」
〝何故魔力が無駄に多いのに魔術を余り使わないのかと思っていたのじゃが、魔術を使わないではなく余り使えないのかのう?〟
「どうゆうことだ?」
〝魔力を使ってしまうと固有魔法を維持する為の魔力がなくなってしまうと言うだけじゃ〟
「そうゆうことか」
「・・・血が足りなくなってきましたね。綺麗に切れてたのですぐ治ると思っていましたが、部品が足りないようですね?」
「消したからな」
「・・・貴方を、怨みながら、私は、死にます。私たちの、故郷を、よくも、消しましたね?」
ギルマスはそう言ってから目を閉じ、その状態から動くことは、無かった。
〝これで少しは、安心できるのう〟
「そうだな」
〝ではまた合うときまでじゃ!〟
「あ!戻った!」
「僕たちは、そろそろ次の町に行くか」
「そうだね!」
僕たちは、次の町に向かって行った。
戦闘の描写が難しいです。悪かった所とか教えて貰えれば嬉しいです!
またブックマークが増えてて凄く嬉しいです!
何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




