第31話 しりとり
「ふーやっと着いたね~」
「そうだな思ったより時間が掛かったな」
「よし!早く町の中に入って宿取ろう!」
「そうだな」
僕たちは、町の中に入り宿を探すことにした。
「・・・人がいないな」
「何でだろうね~」
「もしかしたら町がどんどん消えていってて次は、ここが無くなるみたいな噂が出たんじゃないか?」
「だからみんな避難した~見たいな?」
「ああそんな感じだ」
「えーじゃあ今日は、どうするの?」
「人が居なくても取り敢えず宿に行って見るか?」
「?」
「宿に1人位人が居るかもしれないからな」
「何で?」
「噂を知らないで来た冒険者とか?」
「だったらギルドに久しぶりに行ってみようよ~」
「確かにギルドはやってそうだな」
「よし!行こう!」
僕たちは、リンからの申し立てによって手を繋ぎながらギルドに久しぶりに行くことにした。
「冒険者は居ないけど普通に職員はいたね~」
「ああ行ってみるか」
「そうだね」
僕たちは職員の所まで行って、話を聞くことにした。
「こんにちは用件は何でしょうか?」
「町に人が居ないのだが何が起こっているんだ?」
「エリンが突然消滅したことはご存じだと思いますが、最近その周辺の町が右周りに消滅していっています。なので市民の方々には今避難をしてもらっています。」
「そうだったのか。町が消滅している原因等は、分かっているのか?」
「すみませんまだ全く原因が分かっていません。分かり次第全てのギルドに伝達するので少々お待ちください」
「ああ」
僕は少しほっとしながらうなずいた。
「宿の方ですが、ギルドの隣の宿でしたらやっていますのでそこをご利用下さい」
「分かったそこを使う」
「では、またのご利用お待ちしております」
「ああ」
僕たちは、ギルドの外に出て隣の宿に、泊まることにした。
「これからどうする?」
「外に出ても人が居ないから面白くないと思うしな」
「だよね~」
「今日は、中に居るか?」
「ん~しょうがないよね~」
「だな」
僕たちは、今日は、宿で、ゴロゴロとすることにした。
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「ひーまー」
「そうだな何しようか?」
「何かない?」
「・・・しりとり?」
「?しりとりってなに?」
「なんかその人の言葉を、次の人が最後の文字から始まる言葉を言って最後に〝ん〟がついたら負けってゲームらしい」
「取り敢えずやろ?」
「そうだなじゃあ僕から〝しりとり〟」
「んーと、り、から始まる言葉だよね~じゃあ〝リン〟!」
「・・・リン?」
「?あ!んがついてる~」
「・・・じゃあもう1回するか」
「そうだね!」
「今回は、リンからいいぞ」
「そう?じゃあ〝しりとり〟!」
「〝りんご〟」
「ん~〝ごん〟!」
「・・・ごんってなんだよ?」
「・・・キツネ?」
「・・・」
こんな感じにしりとりをして時間を潰し、丁度いい時間でご飯を食べて寝ることにした。
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「おはよう~」
「ああ、おはよう・・・そろそろ行くか」
「そうだね」
僕たちは、町の外に出ていつも通り吸収を、してから強制崩壊をして、町を崩壊させた。
「何回見てもこの光景は、好きになれないな」
「・・・そうだね」
「・・・そろそろ行くか」
「そうだね、でもギルマスがそろそろ来そうだけどね~」
「ああ、確かにそうだな最初から警戒をして行こう」
「うん!」
僕たちは、そろそろギルマスが来ると予想をしながら次の町に向かって行った。
更新遅れてすみませんでした!何故か時間があったはずでしたのにいつの間にかなくなってました。何があったのでしょうね?
何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!
総合評価増えてて凄く嬉しかったです!ありがとうございます!




