第30話 手繋ぎ
「おはよう」
「おはよう~」
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「よし行くか」
「そうだね~」
僕たちは、ご飯を食べた後すぐに出発することにした。
「ね?今日も、手を繋ないでいい?」
「・・・ちゃんと警戒するならな」
「?昨日もちゃんとしてたでしょ?」
「・・・町の外で手を繋ぐのは危険だから駄目だ」
「えー!」
「昨日全く警戒出来てなかったからな」
「・・・じゃあ速く次の町につく為に早く行こ?」
「ああそうだな」
なんか妹が手を繋ぐのにはまってしまったようだ。・・・手を繋ぐのが何が良いのだろうか? 全く分からない
取り敢えず僕たちは、次の町の方向に向かった。
エリン周辺の町は、後3つである。
それまでにギルマスを絶体倒そう。そう考えながら僕は、リンといっしょに歩いた。
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「なあ、そろそろここで今日はやめないか?」
「えーもうちょっとで着くのに~」
「もう完璧に暗くなってるぞ」
「でも~」
「明日少し歩いたらすぐ着くんだから良いだろ?」
「うん分かった。今着いても門が空いてるか分からないからね~」
「ああ、そうだな。じゃあ、ご飯食べるか」
「うん!」
僕たちは、ご飯を食べて、昨日と同様魔術を周りに仕掛けて、早めに寝ることにした。
「お兄ちゃん!寝るとき位はいいよね!よね?」
「まあ寝るときくらいはいいか」
「やった~お休み!お兄ちゃん!」
「ああ」
リンは、僕の腕に絡み付きながら嬉しそうに言った。
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・・・朝起きたらリンは、腕では無く、身体の方に腕を回していた。
最近リンのスキンシップが少し過剰になって来た気がする。・・・安心出来る家が無くなり、やっぱり不安に思っているのだろうか?僕は、リンが起きるまで、ずっと頭を撫でてやっていた。
『ごめんなリン』と、心の中で呟きながら・・・
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「むにゃ?あ、お兄ちゃんおはよ~」
「ああ、おはよう」
「リン」
「ん?」
「僕は、絶対リンを護るからな」
「?」
リンは、一瞬キョトンとした顔をしたが、すぐに嬉しそうな顔になって、
「うん!ありがとうお兄ちゃん!私は、お兄ちゃんをしっかり助けられるように頑張るね!」
「ああ。じゃあご飯食べるか」
「うん!急いで食べて、早く次の町に着こう!」
「そうだな」
僕たちは、ご飯を急いで食べて、すぐに出発した。
1人恵方巻は、まだよかったのですが、1人豆まきは、凄く寂しかったです。来年は、誰かとやろうと思います!
話がマンネリ化してる気がしますが、もう少しで、少し変わると思うので、少し待ってて下さいお願いします!
何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




