第26話ギルマス
「ふう、やっと着いたな」
「うん、でもここで一日休憩したら今度は護符魔法が少し使えるから、少し楽になるんじゃない?」
「そうだな・・・ギルドの方には行かない方がいいな」
「うんそうだね~」
僕たちは、ルーエントに行く途中にあった町に来ていた。
ここで一日休んで、崩壊させてから次の町に移動する予定だ。
「よし宿を探すか」
「うん!」
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「見つからないね~」
「そうだな」
「どうしよう」
「外でもう寝るか?」
「疲れたしもうそれでいいや」
「じゃあこの辺がいいんじゃないか?」
「そうだね~」
僕は邪魔にならなそうな広場にテントを立てて、リンと一緒に中に入ったそして、町で買った食べ物を食べて、少し雑談をしてから、寝た。
「おはよう~」
「おはよう」
「この感じだと1分が限界かな?」
「じゃあまだ使わないで、温存してたほうがいいな」
「むー確かにそうだけど!」
「完璧に戻るまで使わないって決めてただろ?」
「・・・分かったよ~」
「じゃあそろそろ行くか」
「うんそだね~」
僕たちは、町の外に出た。
「よしやるか」
「うん!そうだね」
(消滅魔法:吸収〝網〟一定数吸収後、強制崩壊)
エリンの時のように意図も簡単に崩壊していった。
「?あそこに誰か居ないか?」
「うん何かいるね」
「うふふふふ良くも私達の町を壊しましたね?」
そこに立って居たのは、ギルマスだった。
いつものようににこにこと笑っているが、物凄く怒っているようだった。
「えーとあの時のギルマス?」
「ああそうみたいだな」
「どうする?」
〝あやつは、危険だ。最初から本気で行った方がいいのお〟
「あれ?またお兄ちゃんが白く成ってる!」
「そんなにか」
「ふむまず、魔力を常に活発化させておる。常に魔術を発動しておるのじゃろ」
「どんな魔術だ?」
〝固有魔術じゃろうな。ずっと発動しておることから、自分の身を守るような魔術かの?〟
「まあ普通に考えたらそうだろうな」
〝まあ取り敢えず攻撃したらどうじゃ?〟
「ああそれが手っ取り早いな」
〝鋼土の弾丸〟
僕は取り敢えずギルマスに攻撃をしてみた。
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何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




