第25話 お付き合い
また少し少ないです。すみません
「・・・おはよう」
「おはよう~」
起きたら朝になっていた。
「リン」
「ん?」
「昨日は気付かなくてごめんな?」
「え?私がお兄ちゃんのこと好きなこと?」
「ああそうゆう意味だとは全く思わなかった」
「・・・やった、やった~!やっとお兄ちゃんに気付いて貰えた!」
「大好きだぞリン」
「うん!私も大好きだよ?お兄ちゃん!」
「ああ。付き合ってくれ」
「うん!勿論!」
「よしじゃあそろそろ移動するか」
「・・・鈍感」
「ん?なんか言ったか?」
「何でもない!ふん!」
「何で急に怒るんだ?」
「もおいい!行こう!」
「おう」
僕たちは、まだリンが本調子では無いため魔術を使わずに森のなかを歩いて進んで行くのだった。
「よし今日はもうここで、ごはん食べて寝るか」
「そうだね~」
僕たちは、まだエリンが在った場所から程近い場所で、ごはんを食べ、早めに寝ることにした。
リンは、まだ本調子ではないので、魔術は簡単なものしか使えず、休憩も多目に必要なので余り進めないのだが、休憩が多かったからこそ、リンの本当の気持ちが分かったため、リンの調子が完璧に戻るまで、ゆっくり進んで行こうと思っていた。
「ね?お兄ちゃん」
「なんだ?」
「私たち付き合ってるんだよね?」
「ああ」
「なにも変わってないけど、付き合ってる人って何をするんだろ?」
「分からないが、今まで通りやっていけばいいと思うがな」
「?何で?」
「付き合っているから何かをするではなく、やりたいからやると言う方が楽しいだろ?」
「確かにそうだね!ありがとうお兄ちゃん!お休み~」
「お休み」
リンは、すっきりしたような顔で、眠りについた。
─────────────────────────────
「おはよう~」
「ああ、おはよう」
「少し調子が戻って来たかも~」
「じゃあもう少しで護符魔法が使えるようになるな」
「うん!それまでにもう少し進んでおこう!」
「そうだな、だが、今日も休憩を多目にとるぞ」
「うんわかってるよありがとうお兄ちゃん!」
「よし行くか」
「うん!」
僕たちは、早く町に着く為に歩き出した。
恋愛の話って難しいですね。特に彼女居ない歴=年齢の僕にとっては。
もう少しで終わりそうに見えますが、多分まだまだ終わんないと思います。
何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




