第24話 大好き
さっきの足りない分ですかね?
「なんか疲れた~」
「まだリンは、本調子じゃないからな。一旦休むか」
「うん~ありがとう!」
僕たちは、近くの木の下に座った。
「ねぇお兄ちゃん」
「なんだ?」
「私が寝てた時、何かした?」
「ん?ただ栄養をとらせて、水分をとらせて、体を拭いて、頭を撫でて、ほっぺたをつついて、猫耳を付けたりしただけだぞ?」
「お兄ちゃん?それ、多分アウトだよ~」
「?何がだ?」
「まず、栄養をとらせて、体を拭いて、水分を取らすのは、凄くいいと思うけど~そのあとは、ちょっとね?特に猫耳とか?」
「え?可愛かったぞ?」
「でも、そうゆうのって、こ、恋人のひととかがすることじゃないのかな~?」
「そうか?兄弟でもしていいと思うが」
「じゃあ私とき、き、キスしたい?」
「まあ出来るならな」
リンは、いきなり僕の真っ正面にたち、顔をちかずかせて来た。
「私は、お兄ちゃんのこと兄弟としても好きだけど、異性としても好きだと、言ったはずだよ?」
「えーとだから?」
僕は良く分からなかったから、先を促してみた。
「これで本当に分からないの?」
リンは、びっくりしたように言った。
「?」
「ふん!もういい!今日は寝る!」
「おーいまだ昼だぞ?」
〝・・・お主はどれだけ鈍感なのじゃ?〟
「・・・何故出て来た?」
〝じゃからお主の妹さんは、お主と、結婚を前提にしたお付き合いがしたいのじゃよ〟
「そうだったのか」
〝お前さんは、妹さんと結婚しても良いと思っているのか?〟
「リンのことは世界で一番好きだと思ってるぞ?」
〝・・・ならそれでいい妹さんが起きたら、告白してやれできるのお?〟
「ああそうするよ。ありがとう」
〝ぜんぜん大丈夫じゃ。では去らばじゃ、またこのかんじじゃとすぐ来ると思うがの〟
「ああわかった」
いきなり出て来たそいつは、いきなり消えていった。
そうえば名前を聞いてなかったなと思いながら、リンの方を向いた。リンは、もう可愛い寝息をたてていた。
「リン大好きだぞ」
僕は呟き、僕も寝ることにした。
恋ってなんですかね?僕が書いてる小説に、書いてる本人が、リア充が!なんて思っても意味がないのですがね?
何かおかしい所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




