第22話 神の児
技名を考え過ぎて遅れました。
・・・強い、強すぎる
〝何もう諦めてしまうのかの?〟
「いや誰も諦めるなんかいってない」
〝じゃが勝てるのかの?〟
「・・・固有魔法が効かないって反則だろ」
「諦めたら駄目だよ!」
〝護符魔法:範囲:カイト効果:全バブ護符〟
「リン!ありがとう!」
「お兄ちゃん頑張って!」
「ああ」
〝行くかの?〟
「ああ」
〝次は負けるのではないぞよ?〟
「勿論だ」
〝煉獄ノ紅キ焔〟
〝封印されし氷地獄〟
〝風ノ刄〟
〝鋼土の弾丸〟
〝絶酸の洪水〟
〝天空の裁き〟
〝虐渇殺暴〟
〝破壊の狂気〟
〝雷×雷〟
〝知識〟の中に入っている最上級の魔術を同時に唱えた。
そして、その刹那轟音が鳴り響き土埃が舞った。
「損傷、大 修復・・・不可、排除失敗。結論:逃走。回復後排除。」
〝逃がすのでは無いぞ!〟
「ああ」
〝精神侵食〟
「・・・精神、汚染、有り、再、起動・・・不、可」
人形をしたそいつは、パタリと倒れ、動かなくなった。
〝・・・倒したのお〟
「そうだな」
「よ、かっ、た・・・」
リンはフラりと、揺れガクンと倒れた。
「リン!」
〝大丈夫じゃ只の魔力切れと、疲労じゃ〟
「そうか良かった」
〝少し喋るとするかのお?〟
「ああ聴きたいことがいっぱいある」
〝うむ。まずさっきのあやつは、この世界の神じゃ。〟
〝襲って来た理由じゃが、我がお主の妹を生き返らせる為に使った死期廻生が制約で使っては行けないことになっていたのじゃ〟
〝じゃから制約違反で排除しようとしたのじゃろうな〟
「そうか。それでそれを知っているお前は何者だ?」
〝神から追放された者だ〟
「追放?」
〝そうじゃ我と先程のあやつと違うじゃろ?〟
「ああ特にしゃべり方とかな」
〝じゃろあやつは、個性と言う物がないのじゃ。じゃからか個性と言う物を危険視をしていたのじゃよ〟
「そうか。・・・と言うかエリンどうするんだよ」
〝取り敢えず死体を生き返すか、消すか決めるかの?〟
「生き返したらどうなるんだ?」
〝どうなるかは、わからんな。じゃが、死んだ人間は、生き返らん。そう言うものじゃよ〟
「そうかじゃあ死体は、消すか」
〝そうするとよい〟
〝消失:死体〟
「で、僕たちは、これからどうすればいいんだ?」
〝もうこの世界には神がおらん。じゃから今まで均衡に保たれていた正義と悪、強運と、悪運、等が崩れて来るじゃろう。〟
〝じゃからお主たちには、1つ仕事をしてほしいのじゃ〟
「なんだ?」
〝この世界を崩壊させてくれ〟
「どうやってだ?」
〝この世界を一つ一つ回り集落を一つ一つ崩壊して行ってくれ。〟
〝お主らだったら簡単じゃろ?〟
「まあ僕とリンだったら行けると思うが」
〝まあまだ時間はある少しずつしていってくれ。〟
〝お主の妹さんは、あと、二日間寝ているぞ?看病してやれ〟
〝去らばだ未来の神どもよ世界を正すためにまずは世界を崩壊せよ!〟
〝また会おう〟そう言い、僕の中から消えて行った。
「まずは、リンを家の中に入れて看病するか」
物語が動くのは、リンが起きてからみたいだ。
取り敢えず1話から全て編集しました。
物語がここから大きく動くと思います。古風の言い方が難しいです。おかしかったら教えて下さい!
こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さい!




