第17話 ドラゴン
少し遅くなりました。
「おはよう」
「おはよ~ハッ!ふん!」
「・・・可愛いな」
「へ?えへへ」
リンはふくれてたのに、突然照れたように頬を緩めた。
「今日はどうするか?」
「なんか凄く難しいクエスト行こう!」
「良いのか?」
「勿論!」
「じゃあギルド行くか」
「そうだね」
─────────────────────
「おはようございます。今日はクエストですか?」
「ああ何か難しいクエストないか?」
「あなた達から見て難しいクエストってどんなのですか?」
「無いか?」
「・・・少々お待ち下さい」
職員は、奥の方へいってしまった。
「・・・恒例だな 」
「だね~」
「お待たせいたしました今回は特別にランクSのクエストを受けても良いことになりました。」
「おお何があるんだ?」
「こちらです」
「ドラゴン?これやって見たい!」
「ああなんか難しそうだしな」
「古龍ですよ?」
「なんか駄目なの?」
「このクエストは、今まで誰もクリア出来ていないクエストです。それでも受けますか?」
「なんか面白そうだね~」
「そうだな受けて見るか」
「まあ、死なないで下さいね?」
「ああ、無理だと思ったらすぐ帰って来る」
「分かりました。それではギルドカードを貸して下さい・・・はい大丈夫です。クエスト頑張って下さい」
「ああ」
「場所結構遠いし、急いで行くか」
「そうだね~」
〝護符魔法対象:カイト、自分効果:スピード保護・スピード上昇・持久力アップ・重力軽減・風圧軽減〟
「よし!一気に行こう!」
「おう」
僕たちは、地面を蹴った。──────────────────────────────────────
「また小賢しい人間どもが来たか」
「おー喋れるんだ~」
〝護符魔法対象:カイト 効果:魔術補助〟
「そうだな喋れるとは思わなかったな」
(消滅魔法 範囲:ドラゴンの足、羽根、尻尾、首一センチ切断 部分消滅)
「!?」
ドラゴンの足、羽根、尻尾、首が斬れ、ドラゴンは倒れた。しかし、まだドラゴンは、息をしているようだ。
「流石にしぶといな」
「どうしよう?」
「リンは体力を、落として、肺活量を増やせるか?」
「うん!大丈夫だよ」
「じゃあ宜しく僕は、風魔術で、酸素を集めるから」
「?分かったやってみる!」
リンは護符魔法を唱え始めた。
「よし」
〝風魔術 空気中成分操作〟
僕は、オリジナルの魔術を唱えドラゴンの回り一帯に酸素を集めた。
リンの方も、唱え終わったようだ。
ドラゴンは、少し耐えるような動きをしたが、口と言うか首から血を吹き出し息絶えた。
「流石ドラゴン本当にしぶとかったな」
「そうだね~もうあそこに近づいて良いの?」
「今成分を戻したから大丈夫だと思う」
「じゃあ早く回収して帰ろ?」
「そうだな」
僕たちは、リンの魔法で回収し、行きと同じように帰った。
「・・・逃げて来たんですよね?」
「これ見えてるだろ?」
「逃げたって言ってくださいよ」
職員は嘆いたように言った。
「今回の報酬も、ギルドに預けさせて下さい」
「まあ使いたい時に貰ってるから良いんだが」
「では、こちらの書類にサインをお願いします」
「ああ」
僕は、サインをした。
「はいありがとうございます。では、ギルドカードを貸して下さい・・・はい大丈夫です。クエストお疲れさまでした。」
「よし帰るか」
「うん!」
僕たちは、家に向かって歩き出した。
続きが思い付かず少し遅くなりました。しかし、感想で、自分の作品を見返して見ると、思い付くかもと、教えてくれて、無事思い付きました!ありがとうございます!あと、もう一人台詞のあとに改行いれた方が読みやすいと、教えてくれて、少しずつ実戦していきます。感想を書いてくれた方本当にありがとうございます!あと、何かおかしいと思った所や、こうすれば良くなる等ありましたら是非教えて下さいお願いします。




