第12話 地、空、水
少し短めです。
「この、地上水上空上全制覇ってクエストいいんじゃない?報酬高いし」
「そうだなこれでいいだろう」
「本当に宜しいのですね?」
「ああ」
「かしこまりましたでは、ギルドカードを貸して下さい・・・はい大丈夫ですそれでは、クエスト頑張っていください」
「行くか」
「うん!」
僕たちは、大きい鳥と、ワニっぽい魚と、全身が岩の魔物に追いかけられていた。
「取り敢えず空と、水を地上におろせないか?」
「ん?私が補助して、お兄ちゃんが風魔術で落として土魔術で埋めれば行けるんじゃないかな?」
「そうするか、リン宜しく」
「うん!」
〝護符魔法:対象:カイト効果:風、土、魔術強化大〟
「ありがとうリン」
〝風魔術:不視覚の手〟
〝土魔術:土操作〟
大きい鳥が不視覚の手で落ちてきて、ワニみたいな魚が土操作で地面に引きずり込まれた。
「よし」
(消滅魔法:吸収弱 対象:魔物3体)
3体が蔓に絡まりゆっくり息を引き取った。
「完璧に出来たな」
「うん!今回は、なにも消さずにできたね!」
毎回、何かは消してしまってたのだが、今回は、しっかり消さずにできた。
「よし回収して戻るか」
「うん!そうだね!」
リンは、にこにこしながら答え、護符魔法を唱えた。────────────────────
「・・・お疲れ様です魔物はこちらで引き取って精算するのでこちらにおいて下さい」
顔をひきつらせながら、職員の人は、言った。
「では、ギルドカードを貸して下さい・・・はい大丈夫です今回のクエストの報酬は、180000Gで、時間ボーナスが20000G付いて、合計200000Gです。精算の方は、まだ少々掛かるのでお待ち下さい」
「ああ、貰えるお金も、増えてきたな」
「そうだね~また何か買う?」
「精算終わったら一応見に行って良いのがあったら買うか」
「カイトさん、リンさん精算が終わったのでカウンターまで来てください!」
「よしカウンター行くか」
「そうだね」
結局全て合わせて、300000G貰うことができた。
「この報酬で小さい家が買えるね」
「そこまで差があるとは思わなかったな」
「これで何でも買えるね~」
「じゃあ街に見に行こう」
「そうだね!」
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「あ!このぬいぐるみ今日倒したやつじゃない?」
「そうだな」
「これ買わない?」
「別にいいが何に使うんだ?」
「え~可愛いから飾るんだよ~」
「まあそれならいいか」
今日倒した大きい鳥のぬいぐるみを買った。
「あ!この模造花いいんじゃない?」
「そうだな綺麗だ買おう」
「このネコの置物良いじゃない?」
「そうだな玄関におこう」
と言う風に買い物は続いて行った。
そして、帰ったのが夜遅くで、置く場所お決めるのに時間がかかり夜が更けて行ったのは言うまでもない。
日常編と言うんでしょうか?こんな生活が続いて行くと良いですね。何か気付いた所や、こうすれば良くなる等ありましたら教えて下さいお願いします!




