キャラ解説1
【ユキト】
主人公。フルネームは、ユキト・ヒムロ。
ヤヴァン族は“東部”の民族としてたので、みんな日本名からつけていました。使うかも分からないのに決めていた漢字表記だと『氷室幸斗』。名前負けで、本人は幸薄いと思うけど。
作中では正確な年齢は出していませんが、設定的には22~25歳ぐらいを想定してました。とはいえ、“喰われた”人間に、普通の人間の年齢を当てはめるのも違う気がしますが……。
口癖は、「『○○○』ってよく言うけど、それは全くその通りなんだよ」。……そんな事ばかり言う人が周りにいたら、絶対鬱陶しいと思う。
地毛は黒ですが、茶髪に染めている理由は作中の通り『暗いイメージを払拭する為』ですが、それはつまり吸血鬼とイメージを結びつけられる事を避ける為です。あと単純に、地味な事を気にしています(笑)
なんか当時のメモに、芸能人の名前が書いてあるんですが……多分モデルにしたんですかね?全然覚えてない(笑)
そこに『格好良くもあり、柔らかい感じ』とあるので、まあ、それに該当する人物として書いてあったのかもしれません。
【アステル】
もう一人の主人公と言っても良いでしょう。
『アステル』とは星の意味もありますが、自分としては『明日照る』という意味でつけました。雨を降らす人の名前とは思えませんね。まあ、あえて逆につけたんですけど。
アステルの他にも、そういう日本語からつけたカタカナ語の名前のキャラがいますが、それはご想像にお任せという事で。
彼については本編に出ている事が全てで、殆ど語る事も無いんですけどね……(汗;)
もうすぐ15歳という設定でしたが、それは読者層がそのぐらいかなという事から。
女装少年が書きたかったのは明らかですが(笑)その理由づけ「どうして女の姿でいるのか」をどうするか、結構苦労した覚えがあります。
一応、人魚姫モチーフというのは初期の段階で決まっていたので、「人魚と言えば、八百比丘尼伝説だよな!」とそこから話を派生させて、女人魚と男人魚の効能の違いを生み出しました。
【ジョージ】
ツッコミ&ボケ担当の動物。
喋れるマスコットキャラというのはよくありますが、その対象がスカンクというのは珍しいかと。一応『攻撃や補助が出来る生き物』というところから、悪臭を出すスカンクと決めました。
本編中ではユキトとつるんでいる理由は語られていますが、その前から人間の言葉は習得済みです。その辺りの話は、機会があったら番外編として書きたかったですが……まあ、全く予定が無いので言ってしまうと。
“喰う”事が出来る動物とは、“喰う”以前から元来知能が高かったりするのですがジョージもその部類で、人間の住処に潜り込んで小賢しく生きていまして。
その中、ジョージが駆除されかけ命辛々逃げ延びた先で二人の人間――ジョージを匿って助けた『籠の中の鳥』と自らを称する薄幸の少女・ジョージィと、そんなジョージィの元を度々訪れて世話をする明るい少女・ミツカと出会います。
ジョージはまだその頃は名前が無い、頭が良いだけのただの野生のスカンクでした。ジョージィは口が利けず、話は筆談でします。ミツカはヤヴァン族の血を引き、東の方言混じりの癖のある喋り方。
言わずもがな、ジョージの言語習得はこの二人からです。ジョージィから文字言語を、ミツカから音声言語を。ジョージという名前も、ジョージィから貰ったもの。
二人とはしばらく一緒にいた後、別れる事になるのですが――それからちょっと経ってユキトと遭遇という流れです。




