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陰陽師と結ばれた縁  作者: サクサク
目覚めと、自覚と、狙う者
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2

藤原の一族って右大臣とか、関白とか、とにかく皇族と外戚を結んでいる一族よね?

そこの一族のお姫様が奥さんとなると、ある程度の地位を持っている方?直系の姫君は皇室に入るだろうから、分家のお姫様か、私生児か。

本家とはあまり交流のなかった一族の末端だったのかしら?

それよりも映像の内容を思い出しながら、先ほどから気になっている少年に付いて自信の記憶を掘り起こす。

気になっているのは人物・・・・いや、簪だ。


〈蒼月、あの簪。つい最近見た記憶ない?〉

〈先日の襲撃の時、絢音と名乗るのものが身につけていたモノに似ているかと。〉

〈では、明らかにあのお屋敷は黒ね。定休のああやあかしが行方不明なあのも、あの屋敷自体が原因なのかもしれない〉


「あぁ、これは本当に春宮さま・・・・・、と言うより私ですわね。そして藤の一族の中でも少年は異質な存在だった可能性があるある史、何より霊力が高かったのを外部から狙われた可能性があります。

逆恨みの可能性もありますし、見せびらかす様に力を誇示しているのかも知れ真似。そして私の特異体質を一目で見抜いたとなると、霊力が高いだけじゃ説明がつきません。明らかに高位なモノを力を貸した可能性があります。ひとまず、章平さまが明日再度出向かれるそうなので私も一緒についていこうと思っております。」


にっこりと石を決めたことを伝えると、ポカンとした3人の表情が見えた。

やはり血筋なだけであって、3人ともそっくりである。


「昼間に姫さんが出歩くんですか?!」


1番最初に正気にも取ったのは、章平さま。

慌てたように聞いてくるがそのまま肯定する。


「えぇ、。昼間の状態のお屋敷を見てみたいですし、正直出歩くのは慣れています。ですので、明日はよろしくお願いいたいますね?章平さま。さらに小試合確認をされるのでしたら青龍を置いていきますがいかがなさいますか?」

「いや、大丈夫じゃろう。先ほどの絵で大体の把握をしたからのう。章平、明日は皐月殿をよろしく頼むぞ?なぁに、護衛と思えば問題無かろう。」


晴明さまの一言で、話は強制的に終了し各自それぞれの室へ戻ることになった。


〈朱桜、明日翁にこはくを返してもらってきて。そばにはつけないけれど頼みたいことがあるから。〉

〈分かった。〉

〈今日は疲れちゃったから、早く寝ましょう。〉


自信の室へ戻ってくると、雪華が準備してくれていた寝床に倒れ込みそのまま着替えるまもなく規則正しい寝息が聞こえてきた。

そんな主の様子に怒る気もせず、袿をかけてやり隣に座り込むと皐月同様に目を瞑った。


翌朝、いつも通りに起きた私は琥珀が朱桜と一緒に鎮座していることに気がついた。

正直琥珀に思うことはあるけれども、アレはきっと琥珀なりの忠告も含まれていたんだろうなと、昨夜眠る瞬間にそう思った。

まぁ、琥珀の忠告という意味では良かったのかも知れない。ただ、忠告の仕方が悪かっただけで、実際に今はさほど怒っていないし、嫌悪等も特にない。

強いていうなら、なっかなおりの時期がずれてしまったのは、まぁ、タイミングというか色々あったせいでもある。

こちらの時代に来てから、あまり平穏無事に過ごした時間というのは、かなり少ない気がするが自分自身の力に対して、知る事も、考える事もできるのはありがたい事だと思っている。


〈皐月、あの・・・・。〉

〈別にいいよ。怒ってないし。ただ次同意なしにやったら伯父様と伯母様に全部k木っっちり報告の上対処してもらうから。〉

〈・・・・・ごめんなさい。気をつけてます。〉


ぎゅっと拳を握りしめる琥珀と同様に、朱桜も同様に手をぎゅっと握りしめている。


〈どうしたの?〉

〈いや、想像しただけで寒気が・・・・・。〉

〈まぁ、とりあえず琥珀と雪華はこの時代の芦屋一族に関して情報を集めて。朱桜と蒼月は私と一緒に昨日行った屋敷に行くよ。何かあればすぐに連絡を。〉

〈分かった。〉


狩衣に着替えながら、それぞれに指示を出す。

もちろん2人が私のそばを離れるのだから護衛を心配するに決まっているが、蒼月と朱桜の武力派がいるので問題はない。


〈必ず報告は毎日する事。手が必要な時もすぐにいう事。〉

〈あぁ。〉

〈じゃあ、2人とも頑張って。〉


眉間の中心にそれぞれ神気を込めキスをする。

いつもより多めに渡しておいて問題はないだろう。

何より私の直感が多めに渡しておいた方がいいと言っている。

なので、素直に直感に従った。

私はというと、雪華を調査に出したので朝餉の準備を手伝いに向かった。

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