恐怖体験ってなんだろう?
しののめめいの日常の出来事です。
ゆるーく読んでみてください。
ちなみに、何のオチもありませんので、オチを期待して読むとがっかりすると思います。
夏になると怖い話が聞きたくなる。
幽霊は信じますか?と聞かれたら、信じると答える。
でも、訪れた人を呪うとか信じない。
それって、「〇〇って場所でに行くと呪われるんだって」という事は、そこにいる幽霊は外見的な特徴とか性別とか区別つかないらしいから誰でも呪っちゃうって事なのよね?
つまり、その幽霊は生前、人の区別がつかない認識力ゼロの人でしたって、己の知力を皆に披露していることになるような気がする。
きっと、生前は運転免許も危うかったろう。
断っておくけど、幽霊を辱めているわけでも、見えないものを否定しているわけでもないのよ?
人を呪うだけの強い怨念を持つほど感情豊かな人なら、もっとスマートに呪うはずただと思うという話なわけなのです。
よくある「末代まで呪う」とかは、相手が誰かわかっているわけだから、これは確かにありうると思う。
幽霊にとってのターゲットがはっきりしているわけですよ。
幽霊じゃないけど、噛まれて皆ゾンビになる的なものは理解できるし、ドラキュラみたいに「血が欲しい」という理由で無差別に襲うのは想像できる。
無差別に呪うということは、「私の家にはいるなー」とかいう事なのかもともと考えたけど、家が荒れていくのは構わないのかな?
いずれ朽ち果てちゃうよ。
と、こんな話をしているけれど、一応信心深い方だとおもう。
私の祖父はお坊さんだったし、我が家には代々伝わる伝承もある。
田舎なら、それなりに伝承はあるのかもしれないけどね。
で、怖い話が聞きたくなって、相方とお互いに記憶に残る怖い話をしてみる。
「紫の鏡ってなんだっけ?」
「20歳まで覚えてると死ぬらしいけど、生きているよね」
次の話。
「ウチから山手に進んだところにある神社は、丑の刻参りで有名だって昔聞いたことがあるよ?」
「マジで?見に行こう!」
当然だけど、子供達の間で噂されていた藁人形なんて見つかるはずもなく。
あとは、いつぞや見た、夜中の警備員は、その地域にもう行っていないから見ることもなく。
思い出してみるに、私が通ってきた小学校、中学校、高校は校舎を建築してからそんなに時間が経過していなかった。
そして、田舎なだけに、田んぼを埋め立てて建築したから、土着の幽霊や妖怪の話もない。
「ウチは古い学校だったからあったよ」
相方は言う。
「いいなー!どんなの?」
「ありきたりなヤツ」
「それでも羨ましい。ウチは生徒が多いだけで、なーんもないよ」
ここでマウントの取り合いが始まる。
「小学校は3クラス、中学8クラス、高校10クラスかな」
「ウチは、小学校2クラス、中学4クラス、高校5クラスだよ」
ここで、大学マウントを取られて(歴史、有名人、学力、立地)完敗して終わった。
「高校とかさ有名人いるの?」
「いるよ。官房長官、政治家などなどね」
ぐぬぬぬぬ。
何も言えない。
怖い話から学歴マウントで終わってしまった……。
ぐむむむむ。
相方に私が勝てるのは、太るスピードと金遣いの荒さ、そして体の弱さだ!
これからもその路線で行かせてもらいます。