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魔王を倒すべく、勇者として転移された俺。〜魔王とか幹部はどこですか?原因は俺でしたー!いつの間にか暇人勇者なんですが!〜  作者: 転移野郎
1章。勇者よ。魔王を討伐するのだ。(あっ、結構です!ここから引き篭もり生活デス!)
2/23

第2話。王と大魔法師様の謁見でございます。

勇者様!魔王を倒すべく、期待をしてます!


勇者様!あとで拍手させてください!


勇者様!これを買ってください!


待てぃ!一人だけ、おかしいでしょ!


しかも俺は、まだ青年だから!!

 この近衛兵たちは、何を俺に求めてるだ!!


近衛兵の2人組がが俺に近づいてくる。


「では、王の間の部屋へ向かいましょう、勇者様」


「各国の外交官たちも、お待ちです」


俺は自分の国に帰れるのか質問してみた。


年配の方に失礼が無いように言葉を選んだ。


「日本に帰る事は出来ますか?」


近衛兵の2人組は顔を見合わせて頷く。


「残念ながら、勇者様……」


「それは叶う事は出来ないのです」


俺は一瞬、頭の回路が止まった。もう一度聞く。


「聞き間違いですかね?帰る事が……?」


すると先程、応えた近衛兵の一人が冷静で答える。


「勇者様、貴方の国に帰る事は出来ないのです」


「ここに『召喚』された以上、諦めてください」


俺は納得が出来なかった……そうか!


この2人は、この王宮内の兵士だから。


詳しい内容が分かる訳ないか!


そうだ!そうに違いない!お偉いさんなら。


俺が帰る方法を知ってるかも知れない。


そうだ、それを聞いてみよう……。


「でしたら、王か、お偉い様に聞いてくれませんか?」


近衛兵の2人組は、またもや顔を見合わせ。


次は「ハァ」と。ため息をつくのであった。


「勇者様、王と大魔法師様が言ってた事なのです」


俺は頭の中が真っ白になってしまった。


もう自分の国には『永遠に戻る』事は出来ない。


お父さん、お母さん、ユナ、トウヤ……。


マキ、フユキ……!永遠に会えないのか……!


勇者は怒りが込み上がってきていた。


誰が自分を召喚したのか……そして何故、


自分が選ばれて召喚されたのか……。


怒りで頭の中が一杯になっていた……。


勇者は、まるで『孤独』に襲われ始める。



まだ15歳で沢山の事を経験したい事もあるのだ。


親友たちと遊んだり、恋をしたり。


家族で旅行したり。色々な経験をしたい……。


勇者は心の中でつぶやくいていた。


一人の世話人が近寄ってくる。


「お探し致しました、王と大魔法師様が来られます」


近衛兵の二人組が頷く。「承知しました」


「では、勇者様、王の間へ向かいましょう」


勇者と近衛兵たちは王がいる。


国王が住んでる王城へと向かうのであった。


こうして勇者の物語が始まろうとしていた。


この物語は一人の日本人である。


普通の「高校生」が勇者として異世界で……。


転移され始まる物語である。


魔王を倒すべく。勇者は立ち上がるのである。


勇者は拳を握りしめる。王を殴る事を決意した。


あとは、その大魔法なんとかを問い詰めたい。と。



次回、第3話。いよいよ王と大魔法師様の謁見でございます!

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