第1話。俺、転移される!?
臨時NEWSをお送り致します。東京にて大規模な停電が報告されてます。住民の皆様は慌てず。尚、詳しい詳細は……。
眩しい……光……。俺はいったい?
ここは……どこだ……。マキ!フユキ!
確か……入学式が始まって……。あれは?
俺は高校の入学式だった。まだ始まる前か?
あれは4月1日だ!15歳になった日。
マキとフユキと雑談をしていたな……。
思いだせない……。思いだすんだ!
空を見上げら巨大な『魔法陣』が現れて……。
そうだ、よくゲームとかで見かける魔法陣だ!
RPGとかで見たような紋章が……。
落ち着け、考えるんだ……。
空に急に魔法陣が浮き上がって……。
そうか、転生物とか転移物で見かける風景だ!
えっ……それじゃ……俺は……。
まさか………。
いやいや………。
声が聞こえてくる?誰の声だ!?
まだ、目眩ましされて……目が……。
『見ろ!勇者様だ!王に報告を!』
『待て!先に大魔法師様だろ!』
『いいから!両方に報告をしてこい!』
『他国の外交官様たちも呼べ!!』
ようやく目が慣れ始めた。目の前に居たのは。
俺は一瞬で理解が出来た。騎士ぽい鎧に槍と盾。
それに盾は光輝いていた。まるで魔法だ……。
それに、ここは何処かの王宮内なのか?
天井には立派なシャングリラが飾られてる。
周りはまるで教会……?変な紋章が沢山ある。
面積は広い……広すぎる、体育館並みだなぁ。
ここは、何かを召喚させる施設なのだろうか?
ホールと言うべきだろうか……。
冷静になり分析を始める、俺……。
地面を見つめると、明らかに魔法を発動させた。
痕跡が残っていた……。やはり、ここは……。
「勇者様!お待ちしておりました!」
「王と大魔法師様と外交官をお呼びしました!」
いやいや!急にそんな事を言われても!
普通……詳しく説明があるのが「お決まり」だろ!
女神が〜天からの声が〜目の前に美少女だとかっ!
すると兵士たちはお互い顔を見合わせ。
「あっ!何故、言葉が通じるのか?ですね!」
「勇者様、安心してください!!」
偉大なる『大魔法師ユリア様』の……。
『魔法学語源種族法』のお陰で共通語なのです!
なるほど。
なるほど。
なるほど。
俺……転移しているだと――!
こうして俺の物語が始まろうとしていた。
次回、王と大魔法師様の謁見でございます。