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BlueEarth 〜攻略=世界征服〜  作者: まとかな
大樹都市ドーラン/フォレスト階層
39/507

39.激闘を終えて:女児襲来

──数日後。

【第10階層 大樹都市ドーラン】

【葉光】ドリアード王家《向天神殿》跡地


「あー……疲れた」


エルフ達によって壊された神殿は、支柱となる会議室のみ残された。現在、冒険者達のエルフ復興対策会議室として使っている。

あれやこれやと面倒な会議だが、一応諸々の主犯なので【夜明けの月】代表として俺が参加した。メアリー達はログハウスの新部屋割り振りのついでに内装を買いに行かせた。子供は遊んでなさい。


──【ギルド決闘】の直後、予定通り《拠点防衛戦》が開始された。

全権を突然得てしまった【夜明けの月】は今回のみの特例処置として冒険者の《拠点防衛戦》の参加を禁止。

結果として、エルフ側が辛勝。ドリアードは数日かけて撤退していく事になった。


ギルド統合後、エルフ派の冒険者代表は【エルフ防衛最前線】となった。まぁ変わらないか。

ドリアード派の冒険者代表は【ダイナマイツ】。

この両陣営による陣取り合戦として、冒険者商会は中立な立場から両陣営をサポートする形となった。

あくまで中立。どちらが勝つにせよ、ドーランに居座る。これが1番商人らしい立ち回りだったんだろうな。


商会──今回の一件から【朝露連合】で通す事になった──の代表者は二人。中立作戦の対象者であるベル。そして──


「お時間宜しいですか、ライズさん」


「おう。新生【ゴルタートル】GMのダミーさんじゃないか。こんな所で油売っていいのか?」


「最大規模の道具屋ですよ。油くらい割高で売ってます」


ははは。こやつめ。


カメヤマ達の対処も問題になった。【アルカトラズ】はここぞとばかりに投獄しようとしていたが──。


『うちの賞品を持ってかないでくれる?』


メアリーによって阻止。そのまま労働力として利用する事になった。


ハゼは【珊瑚商】を解体。元よりハゼの制作武器を販売するだけのギルドだったので、そのままベルの【すずらん】に技術者として吸収。商売のノウハウを持っていた他のメンバーは【ダイナマイツ】と共にドリアード達のいる裏階層【翠緑の聖域】で【朝露連合】派出所を経営。


シラサギは【働き鶴】と【ブルーブルズ】を合併し、【翠緑の聖域】まで活動範囲を広めた運送業を再開。運営は脳筋に強い【ダイナマイツ】ミズバケツ氏に頼み、シラサギ自身は平社員からスタートした。


そしてカメヤマは──【ゴルタートル】を及び複合商会の全権を、【()()()()()()()()の用心頭、ダミーへと譲渡した。


「いやーダミーが【アルカトラズ】と【井戸端報道】の共同作戦で送り込まれていたスパイだったとはな。

 ともかくこれでカメヤマに独占されていたドーランに手を伸ばす事ができたわけだ」


「ええ。感謝しています。待ち伏せして良かったですよ」


ドーランに最初に会った時は「冒険者用案内役」とか言ってたのに、あの日からずっと【葉光】にいたもんな。嘘すぎるだろ。


「──ま、アレだ。今度はちゃんと手綱を握れよ。ちゃんと使えば便利だが、いつでも牙を向くぞ。カメヤマは」


「存じております。これは私からの贈り物です」


と、手渡されたのは──《強炭酸ペッパーココア》。


──答え合わせが雑すぎるな、デューク。




うわっ、飲み心地悪すぎ。




──◇──




【天秤】《N(ノース)-13-8》

茶菓子屋【大樹の微睡み】


エルフの経営する茶屋に、サティスと私はいた。


「久しぶりだね女将さん。僕の事覚えてる?」


「口説くな殺すぞ」


「ごめんなさい」


──懐かしい。


は?


ふざけんな何安心してんのよ私。殺すわよ。


うるさいわね殺すわよ。


「どうしたのベル」


「なんでもないわ殺すわ」


「物騒になったね。ライズのせい? 殺してくるけど」


「偉そうに嫉妬できる権利あると思ってんの?」


「ごめんなさい」


──さっきからずっとこんな感じ。


2年前に3人で来た時に戻ったドーランを、ただなんとなくぶらついて。

どうにも会話のとっかかりが無くて、変な感じ。


「ねえ。なんでウルフから逃げたのよ」


「うわ、もう聞く?」


「うるさいわね。このままだと多分一生聞けなさそうだからさっさと聞くのよ。答えな」


もう行く事ないと決めたドーランに無理矢理連行されて。

なぜか昔別れた男がいて。

それが手下になった。

わけわからないわよ。いい加減にしろ。


「……もう、僕の必要無くなったからね。もういいやって思ってね」


「なわけ──」




「──んなわけないだろ」




「──! アンタっ」


「動くな」


私達の後ろの席に、聞き覚えのある声。

振り向く前に、声に止められた。

動けば、実力行使など容易い。そういう声。そういう男。


「……総頭目直々にお散歩かな?」


「馬鹿野郎。通りすがりの見知らぬ俺だ。

 ──俺に無断で抜けたな、サティス」


「早速バラしてんじゃないの。キャラ守りな」


「ん。おお。そうか。相変わらず頭いいなベル。久しぶり」


「もうそっち向いていい?」


「ダメだ。俺が俺だとわかると、裏切り者を殺さなくちゃならんだろ馬鹿野郎」


なんか変な所でしっかりしてるわね。

──でも、解散が決まったこの場所で、また3人集まるなんてね。


「私は女なんだけど」


「女に優しくしないと殺すとサティスに教わった。女扱いできない。だから馬鹿野郎だ」


「トンデモ理論やめな。……アンタのそのトンチキで、私は抜けたんだけど」


「ごめん。まだ、理由がわからん。だから謝れない」


今謝ったじゃない。

……それ突っ込むと話進まないからいいけど。


「私が提唱した、冒険者を弾圧してドーランを支配する方法。人道に反するからナシって言ったわよね。なんでカメヤマに教えたのよ」


全てはこの茶屋で始まった話。

経理担当だった私が、ふと口にした事。

それをこいつがカメヤマを使って実現してしまった。

理由は、あの時と変わらず──




「だって俺たちが幸せになって、それ以外が不幸になるんだろ。()()()()()()()()()




「──サティス。この馬鹿何も変わってないんだけど」


「いや本当変わったんだって。意地になってるだけだよな?

 そして無断で抜けてないから。誘ったのにお前が来なかったんだろうが」


「……サティスはこれより、【飢餓の爪傭兵団】の一切に関わる事を禁ずる。当然【ダイナマイツ】の関与する【朝露連合】にもだ。

 ベルもわかったらそいつを捨てろ。俺と敵対まではしたくないだろ」


──どいつもこいつも勝手に来て、好き勝手言いやがる。




「やかましい。私はサティスと組むわ。あんたを潰すために【満福天】を再興する。首洗って待ってろボケが」




話す事はもう無い。こっちから出ていってやるわ。

サティスの首根っこを掴んで茶屋を出る。

伝票は後ろの席の奴にツケておいてもらって。




──◇──


「──ねぇ、ベル。今の話本気?」


「勿論よ。諸々の引き継ぎが終わったら【朝露連合】のドーラン支部はダミーに任せて、私達は攻略を開始する。異論ないわよねサティス?」


「……やっぱりライズ君から悪い影響受けてないかな。半殺しにしてくる」


「ざけんな。【夜明けの月】も利用すんのよ。戦力削るなアホンダラ」


「……あぁ、なんだろうな。こんなに幸せでいいのかな、僕」


「マゾ。ばか。死ぬまで使い倒してやるから」


「うん。今度は最後まで付き合うよ」




──◇──




【天秤】高度13-10番枝 ベンチ


【夜明けの月】でお買い物中。アイコさんが服屋入り浸ったので、ゴーストを付けてあたしとドロシーは外で休憩中。


「射撃の腕はめちゃくちゃ練習したからで、()()した相手じゃないと精度はそんなに良くないのね」


「はい。目安500mで練習してました。理解まで到達したら頭でも目でも撃てますけど、初めての対応だったら100mも厳しいかもです」


未知への不安を、既知へ辿り着くまでの異常なストーキング行為。それを以ってして相手の()()となり、本来の射撃技術と合わさってああなるわけね。


「あと《スタンシード》を銃口に取り付ける時に、僕自身もスタンします。連続でスタンさせるにも僅かな隙が生まれますので、最初の奇襲くらいしか使えません」


「準備期間と位置のセッティングして、ピンポイントメタの一発勝負。あんまり万能じゃないわね。ダメージにもならないし」


「はい。いくつか試しましたけど、《スタンシード》くらい小さなアイテムじゃないとうまく飛ばなかったです。設定攻撃力の高い武器とかを射出すればダメージになるかなと思ったんですけど」


「弾速で飛んでくる武器とか怖すぎるものね。設定攻撃力を参照して飛ぶ飛ばないを区別してるのかしら。

 とりあえず、これ一本でやっていける芸じゃないわね。基本的は真っ当な銃使いの方面に伸ばしましょ」


「ごめんなさい。役に立てなくて」


「それは違うわよドロシー。この手の裏技はすぐ広まっちゃうから、回数自体を減らすのは何も間違ってない。

 それに、バレたらバレたで都合いいのよ。【夜明けの月】には神の奇跡が存在するってウワサにでもなれば、相手方の動きも鈍るってもんよ」


今回の一件はあたし達とカメヤマくらいしか気付かなかったけど、そもそも最前線と【ギルド決闘】するための火種として優秀なメンバーは必要。その時に理外の長距離狙撃の噂でも立ってれば有利になると思う。不透明なまま噂だけ広まってほしいのだけれど。


「……メアリーさんは、考える時に少し表情が柔らかくなってます。もしかして普段は無理して険しい表情をしているんですか?」


「げ。マジ? 気を付けるわ。

 その観察能力、頼りになるわね」


「……えへへ」


笑顔なのはいいけど、多少の問題はあるわね。

とりあえず明らかな違法行為だけはさせないように育てないとね。




──◇──




【土落】居酒屋【ねくびねらい】


【草原の牙】送別会が開かれていた。


──ライズ。オオバがエルフ派に復帰する。ひいては【草原の牙】を脱退する事となる。ドーランのどこかに20名程度入れる店は無いか。


ベルグリンに頼まれ、個人的に来たかった居酒屋に案内した。

店主の女豹(文字通り豹の獣人)の女将さんが、バイトを多数抱えて切り盛りしている賑やかな店。ベルグリンの図体や大声も溶け込むような店だ。

メアリーは人の多い所は苦手だろうし、ゴーストは給餌と混ざっちゃうし、一人で入るのも気が進まなかった。

あと未成年組と一緒に入りたく無いしな。【Blueearth】ではアルコールの悪い所もかなり緩和されているが、それでも現実の記憶に引っ張られるもんだ。


「そういえばあの大剣使わなかったな。すまん」


「いや構わないって。結果的に落とし物拾えないルールになったおかげで相手に悪用される事もなかったしな」


俺とベルグリンは端っこの席にいる。何故なら酔ったオオバが危険だから。今必死にニワトリ君とシノ君が抑えている。


「お前やっぱり筋がいいぞ。両手剣二刀流はマジでお前にしかできないだろうし。

 やる気ある連中に雇ってもらって攻略してみたらどうだ?

 もうリーダーとしての責任も無いだろうし」


「粗暴が過ぎる。俺は器ではなかったという事だ」


「お前だいたいメンバーの罪を被っただけだろ。ドーランで詐欺まがいの商売にひっかかってたシノ君を助けたのがきっかけなんだって?」


「……口の軽い男だ。あとで罰を与えるとしよう」


「やめたれー」


優秀とはいえ、まぁ今後も【草原の牙】の受け皿になるだろうな。今充実してる奴を引き抜くほど非道じゃない。


「さて、俺はそろそろ出て行くかな。後はお前らで飲んでくれ」


「そう言うな。貴様も一杯──」




「失礼。尋ねてもいいかな」




──声をかけたのは、賑やかな居酒屋に似つかわしくない少女──というより、幼女か?

黒い髪に紫の着物。大和撫子。座敷童子というよりは呪いの日本人形といった方がしっくりくる女児。

が、随分としっかりした口調で話しかけてきた。


「……俺達もドーランには長くない。答えられるかわからんな」


「いや構わない。人を探しているんだ。

 ──『記憶を持つ者』で通じる人を探している」


……これは、まずい。


「ああ知ってるよ。ベルグリン。俺はこの子を外に出すよ」


「おお。捕まるなよ」


冗談、あるいは変な子。それで済む段階でさっさと他人と隔離する。


「おお、君がそうか」


「さてどうでしょうねお嬢さん。詳しくはお外で」


「? ……あぁそうか。そうだな。そうしよう」


どこか凄みのある女児は、何故か俺の先を歩いて店を出た。




──◇──




──で、外に出たら【アルカトラズ】に待ち伏せされていた件について。


「無罪です!」


「わかってるから安心しろ」


《拿捕》の輩のブラン、そして何故か天知調さんまでいらっしゃる。

しかもメアリー達【夜明けの月】もいる。


「どういう事?」


なんとなく女児を庇うような立ち位置にいたが、女児の方が抜け出して天知調の前に出る。


「──こちらはですね、《最強の人類》さんです。

 ちょっと【夜明けの月】の方で面倒みてもらえませんかー……?」


表情一つ変わらない女児。

やややつれた天知調。

おそらく何も説明されていないメアリー。


女児は頷き、挨拶する。




「俺は谷川譲二。42歳だ。これから宜しく頼む」




──なに?



~あのキャラどのキャラ~

《天地調の備忘録》


【Blueearth】に参加してくださっている冒険者さん達が、現実ではどういう人だったのか。

もう電子世界の住人となった以上必要のない情報かもしれませんが、備忘録として残しましょう。


・グレッグさん

──暮石 礼司(53)

《暮石土建》二代目社長。地元のヤンキーを締め上げ、力自慢の作業員をかき集めていた地元の不良の受け入れ先。

特に見込みのある子に会社を任せ、一足早く自由な隠居生活を過ごしていた。

かつては高名なレスリング選手。現実の方でも気付いていないが、かつてアイコにレスリングを指導した事がある。

愛ある筋肉は世界を救う。【Blueearth】へは肉体データ参考用の50代抽選枠。

……年齢に対してあまりにも若々しい肉体だったので抽選結果操作して優先しました。


・ベルグリンさん

──鈴木 泰平(26)

自衛隊の父、政治家の母の間に生まれる。過度な期待と虐待に近いトレーニングを耐えきれてしまった為に常人とは比べ物にならない筋肉とメンタルを手に入れてしまう。

増長したまま家を飛び出したがアテもなく不良となる。その後暮石礼司にボコボコにされ、最終的に《暮石土建》に落ち着く。

家から勘当されたが、暴力を暴力で制する形で父を説き伏せ家に帰還。父と母から心理学や社会学、帝王学や経済学を学び、《暮石土建》をサポートしようと努力する。

馬鹿ばかりの《暮石土建》の経理担当。馬鹿ガキ達との話題作りのために【Blueearth】一般抽選枠に応募。

……常人とは思えない筋肉量から是非データがほしいと思って抽選結果操作して優先しました。

彼は特段特異体質とかでもなく、純粋に鍛えた結果手に入れた筋肉という点が素晴らしいですね。


・デュークさん

──大槻 宇佐雄(21)/フェイグ・ノーティス(42)/その他諸々……

国籍が複数あるが正体は日本人の宇佐雄。本名は田中太郎。

国際的ハッカー組織【ノワール】のリーダーで、天地調謹製「未来の危険伝える君」により以後10年以内に【Blueearth】へのハッキングに成功する可能性を持った人物としてリストアップされた3人の一人。

手出しされる前に天地調の方から無理やり引きずり込んで、丁寧に記憶を改変した。尚残り二人は天地姉妹なので、とんでもない一般人(逸般人)である。

虐めによって引きこもりになり、自分の学籍を学校のサーバーから消去したのが最初のハッキング。

以降はいじめっ子を陥れるなどして遊んでいたが、母の日キャンペーンのチラシをみて、引きこもりの自分を養ってくれる両親に親孝行しようと思い銀行口座にハッキングしたあたりで被害が拡大していく。

趣味のハッキングは悪辣な方向に進んでいき、両親への最後の親孝行として架空の会社へ就職して家を出て以来、家には帰っていない。

新世界の両親の家をグレードアップしようと【Newworld】にハッキングを試みている最中に天地調によって誘拐される。

……あと数年生まれるのが早ければ間違いなくハッキングされていました。計画前に処理したのはこの人が最初で最後です。


・アイコさん

──大地(おおち) 愛子(24)

《聖母》と名高い、世界一優しくて強い格闘家。主戦場は空手だが、総合格闘技も習得しており、肉体一つでできる格闘技は一通り履修した。

間違いなく人類の女性最強。本人はあまりゲームに興味ないが、特別招待枠として推薦したらプレイしてくれた。

曰く、権利を行使する事は悪い事ではなく、招待して頂いた方にも申し訳ないので、とのこと。

現実では手加減の練習を日々していたが、【Blueearth】ではその必要が無いので当然のように殺人拳をぶちかます。

ライズとの練習で急所にはダメージボーナスが乗ると判明したが、超速で金的を狙う《聖母》は見たくないとギルドマスターに請われたので封印された。

……この人に記憶与えたらとんでもない事になっちゃいますよ。拳装備を弱体化しているのも、この辺のフィジカルモンスター対策です。


・アイザックさん

──藍咲 霞(28)

有名なイラストレーターさん。趣味はコスプレ。すっごい綺麗でセンシティブ。

【Blueearth】の原画班の一人。えっちな衣装を作ってはボツをくらっていためげない女傑。

……ボツデータはちゃんと保存してあります。排気口一歩手前のところに厳重に鍵をかけて。

かつてはやや薄めの漫画本業界において多少有名だったが、ちゃんと就職してからはレーティングギリギリの健全を攻めるようになる。

……彼女の遺言に従い、彼女の個人PCのデータは現実には残さないようにしました。

せっかくなので眼鏡っ子初期装備シリーズに混入させ、今アイザックさんが装備しているモノクルへと変質させています。

業はちゃんと自分で背負ってください。

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