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BlueEarth 〜攻略=世界征服〜  作者: まとかな
氷結都市クリック/フリーズ階層

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101/507

101.激闘を終えて:無敵要塞確保


log.

【第30階層 氷結都市クリック】に到達。フレイムの使役魔物──種名"スレイプニル"のHPが限界になり騎乗解除。


「すまん! 俺はここまでだ」


「ありがとうフレイム。マジでもう休んでくれ」


真紅道(レッドロード)】フレイムはスキル【生命変換:絆】により自らのHP最大値を"スレイプニル"と馬車に分け与える事で間接的に回復していました。

その代償として自らの最大HPを極限まで削っていたので、ほぼ操縦技術のみで全攻撃を回避していた事になります。精神的消耗は計り知れないでしょう。


「来ましたわね馬鹿王子! 万全ではありませんが、ちゃんと"ホワイトルーク"回復させておきましたわ〜!」


「間に合ったな。こちらも準備万全だ。乗ってくれ!」


住民の避難は完了していました。スフィアーロッドを迎え討つために《イエティ王奪還戦》をリタイアしてきた【飢餓の爪傭兵団】【真紅道(レッドロード)】、そして足の確保のためにプリンセス・グレゴリウスと【コントレイル】エンブラエルが待っていました。


ミカンとリンリンの妨害時間に加えて飛竜の移動速度から計算すると──充分間に合うでしょう。この《イエティ王奪還戦》は勝ちと見ていいはず。


ならば。


「request:ライズ」


スフィアーロッドの妨害こそすれ、ダメージを与えられるのは現状《イエティ王奪還戦》に参加しているこの3人のみ。

そしてライズならば──




「スフィアーロッドにトドメを刺してあげて下さい」




──◇──




──約一時間後

《クリック王家の祭壇》


エンブラエルの銀竜に乗せられ王宮の前に辿り着くと、祭壇までの階段にずらりとメイドレ族が並んでいました。


「おかえりなさいませ。どうかその炎を祭壇に!」


私の手の中にあり、氷の中で熱く燃える炎──イエティ王。

階段を駆け上がり祭壇へ向かう。

たった1人。ドーランの【ギルド決闘】を遥かに超える人数で始まった《イエティ王奪還戦》も、この最後の階段を駆け上がるのは私1人。


──思い出す。何()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

恐らくはスフィアーロッドにより一時的に【Blueearth】を離脱させられた時。何らかのデータが私の頭に入ってしまったと推測される。

記憶を削除してしまっているので覚えてはいないが──私は、その忘れている時間に何をしたのだろうか。

そもそも──私は何者なのか。

削除範囲が大きすぎたか? 私の存在理由を思い出せません。

或いは私自身が不要と判断した?


──時間切れです。目的地に到着しました。


誰も座っていない玉座に凍った種火を捧げる。

──メイドレ族は、この玉座に王が座らなくなると王の記憶を失う。それでも大切な何かが帰ってきたと思って今集まっているのでしょう。


本当に必要な記憶ならば、忘れていても動いてしまうのなら。私もそうであって欲しいです。


──祭壇から赫の炎が噴き上がる。

普通のイエティよりも大柄で、髭を蓄えた王が現れ──ちょっとサイズが合わない玉座に、みちっと尻を詰め込みます。


「汝が、我を救った──」


「ゴーストおめでとうー!」


イエティ王の言葉を遮り、クラッカーの音。


マスター。【夜明けの月】メンバー。バルバチョフにカズハ、キャミィ。あとスワン。


「ここに来るであろうと思うてな。事前に張っておいたのでおじゃる。そぅれ胴上げじゃー!」


「わーっしょい! わーっしょい!」


曰く。人間は誰しも胴上げをされると気分が高揚するとか。私もなんだか楽しい感情になってきました。ですが。


「question:イエティ王が見ていますが、宜しいのですか?」


目をまんまるにして見てくるイエティ王。

流石に胴上げは中断されましたが、長い眉の隙間から見える目は優しく。


「──兎にも角にも祭りですな! ほぅれ出ませい!」


ぼふっ、と毛むくじゃらの両手を叩くと、頭上の炎からぼとぼととイエティ達が落下してきます。

数の測定が困難なほど。祭壇に収まらないほど。とりあえずマスターは抱きかかえておきます。


「祭りじゃ祭りじゃ! クリック中に響かせろー!」


王の号令に、遂に祭壇から溢れ雪崩よろしく階段を転げ落ちるイエティ達。

マスター以外のメンバーは全員巻き込まれて流されてしまいました。


「やれやれね。まぁいいわ」


マスターの小さな手が私の頬を撫でる。


「お疲れ様。よくやったわ、ゴースト」




──◇──




──《アイスライク・サプライズモール》上空


「いやぁ……助かったよマツバ。そのまま落下ダメージで死ぬところだった」


完全に崩壊し、塵一つ残さず消滅したスフィアーロッド。

俺は後先考えずに【焔鬼一閃】を使ったが──マツバが"ホワイトルーク"を使って上手い事キャッチしてくれた。


スフィアーロッドは39階層で散々分身体に武器を壊されたが、果たして最後のスフィアーロッドと同個体扱いなのかだけが心配だったが……無事通って安心した。

39階層からの帰りの馬車でウルフが話していた、謎の特効武器。ゴースト経由で天地調に調べてもらったのだが……


──────

『スフィアーロッド……というよりレイドボス全般に言える事ですが、彼らは本来【NewWorld】の防衛プログラムの一種です。ウィルスバスターですね。同一プログラムであるウィルスバスター同士で戦えば被害が出ます。要するにワクチンですね。

本来ならレイドボス同士で戦い合う事はシステム上ありませんが、レイドボスが自身のデータの一部を切り離しアイテムにして、それを冒険者が持ち歩く事でなら相対する事もあるでしょう。ライズさんは()()()()()()、レイドボスの中には自我を持った者もいますから……そういった事をする可能性も否定できませんね』

──────


俺の【朧朔夜】も【第70階層 煉獄都市ヒガル】のレイドボス──"焔鬼大王"から受け取ったものだ。それでレイドボス特効が付いているとは思わなかったが。


「さてと。ぶっ壊れた《アイスライク・サプライズモール》に戻るか?」


「いやさ現実逃避だ。あっちの神殿に行こう。イエティ王にも謁見しなくては」


"ホワイトルーク"が身を翻し、イエティ王の神殿へ向かう。

夜明けの太陽が眩しい。


「結局、最後まで行けたのはゴーストさんだけか。

俺の城は半壊して、これからの稼ぎも大幅に減る。いい事など何もないのかもな」


俺達が戦ったスフィアーロッドは消滅したが、スフィアーロッドというレイドボス自体は消えない。

これまでとは違い《拠点防衛戦》のスパンは空くだろうが、《拠点防衛戦》自体は終わらないはずだ。

そして《拠点防衛戦》を前提とした商業を展開していた【マツバキングダム】は大きく変わらざるを得ないだろう。割と悪い方向に。

……考えれば考えるほどにマツバに得が無いな。


「だが……スフィアーロッドの最期が看れたのは……少し気分が良かったな」


「そりゃ結構。いやーしかしこうも見事に毎階層毎階層で面倒事に絡まれるもんだな。何か憑いてんのかね」


「【夜明けの月】という台風に巻き込まれる今後の連中が可哀そうだな。

とはいえ次は大丈夫だろう。何せ"何もない"で有名なドラドだぞ」


「まぁなぁ……」


【第40階層 岩壁都市ドラド】……通称サバンナ階層。広大な荒野に、()()()()()()()()()()()()。だがそれだけで、民間クエストは極端に少なく、何より《拠点防衛戦》が無い。前に年中お祭り騒ぎだったクリック、後ろに冒険者の遊び場と名高いアクアラに挟まれている事もあり、付いた呼び名が"何もない"ドラド。


だけどなぁ。今回で言えば"本来いる筈のイエティ王がいないバグ"だった訳で。

”何もない”って事は、何か見落としてるだけなんだと思うんだよなぁ。


……まぁその見落としが辿り着いたタイミングで露出する事も無いだろ。俺も現実逃避しよう。


「おー見ろマツバ。イエティ達が雪崩みたいに雪崩れているなぁ」


「ははは。本当だなライズさん。カンゴルも混ざってるのかなぁ」




──◇──




log.

《イエティ王奪還戦》成功から一週間が経過。

《拠点防衛戦》の兆候無し。【マツバキングダム】GMマツバより完全勝利宣言が発表された。

マツバはスフィアーロッドにより破砕された《アイスライク・サプライズモール》を再建する際に思い切って全フロアを拡張拡大。大柄なイエティでも利用できるようサイズアップした。


イエティ王と冒険者の関係についてはマツバが冒険者代表として対処。メイドレ族が本来の主であるイエティへの給仕へと帰結する一方で、元より狩猟民族のイエティには給仕の重要度が低く、これまで通り冒険者向けの給仕も行う事となった。むしろ力仕事ができるイエティが増えた分冒険者側は得をしたと言える。


【草の根】クリック支部は《拠点防衛戦》の解析究明のために設置されたため、後数回《拠点防衛戦》を見届けた後は解散する予定と発表。支部長エンテは担当分野が《拠点防衛戦》であった事もあり、今後はドーランに赴き発生しない《拠点防衛戦》の原因の究明に就くとの事。ライズからバロン経由で【井戸端報道】に口利きをしていた。


【パーティハウス】【マッドハット】【井戸端報道】は今回の報酬で揉めたが……立場上胴元である【かまくら】と【マツバキングダム】による説得、そして面倒臭くなったライズが金塊をバロンに投げつけた事で無事(?)解決した。


【かまくら】は今後も《拠点防衛戦》の管理組織として存続していくが、規模は縮小していくと発表。元より【マツバキングダム】や【マッドハット】【草の根】【象牙の塔】からの出向者が多かったこともあり、人数は30%程度まで縮小した。


そして──




「リンリンさん! 俺と! 付き合ってくれ!」


「……ごめんなさい」


「ぐあああああああああ!!!!!!!!!!」


──無敵と名高い【真紅道レッドロード】団長グレンが大衆の面前で振られた事が、【井戸端報道】により全冒険者に拡散された。スカーレットも公開告白の場にこっそり立ち会っていた。

これを機にリンリンは素顔を公開し──【夜明けの月】への加入を宣言。世間はグレン団長の方に注目していたのでそこまで目立つ事は無かった。


【夜明けの月】はいよいよもって注目されるようになったが、次の階層に根を張る【パーティハウス】が「世間で大注目の【夜明けの月】スカウト受付は【パーティハウス】は取り仕切りますよー!」と吹聴し回っているおかげで直接的な被害は少なくなった。尚、ライズもマスターも「頼んだ覚えはないのだが」と関与を否認。


【飢餓の爪傭兵団】総頭目ウルフが私を気に入ったようで、【夜明けの月】と【飢餓の爪傭兵団】の関係性は"【飢餓】側から傭兵としての派遣のみ禁止とする"と定義し、実質ほぼ敵対解除となった。ウルフと会う度にマスターがウルフに睨みを効かせに行くのが愛おしい。


──【夜明けの月】メンバー目標レベル及びサブジョブ熟練度の目標値突破。出発はまもなくである。




──◇──




【第30階層 氷結都市クリック】

《アイスライク・サプライズモール》(再建中)

青空フードコート


「えー、我々【夜明けの月】はこの度、リンリンという最強のタンクを遂に獲得しました。拍手!」


「ふへへ……すみませんすみません」


褒められ慣れていないのか素顔が恥ずかしいのか、リンリンは相変わらずの照れ顔で委縮してる。

──リンリンが【夜明けの月】に加入して数日。いよいよもって出発の話をしなければならないけれど、ホテルが半壊しているのでとりあえずフードコートで会議する事にしたわ。


「これでメンバー8人! 欲しい役職は一通り揃ったわよね?」


「そうだな。メンバーの質も、ギルドの認知度も差し支えないレベルだ。40階層(ドラド)に間に合って良かった」


ライズから聞いていたけど【第40階層 岩壁都市ドラド】にはギルド斡旋ギルド【パーティハウス】がいる。最終的にトップランカーに喧嘩売る予定の【夜明けの月】としては、ここまでにはある程度魅力的なギルドになっておきたいなー、みたいな一応の目標があったのだけれど。


「"【Blueearth】最強"”無敵要塞”"聖母"。レアエネミーを【調教テイム】する謎のライダーに、出所不明の"神の奇跡"。レア装備のメイドにレアジョブのギルドマスター。やりすぎたかもな」


「異名知名度はアンタの方が多いでしょうが。"底舐め"だの"商人殺しのパンドラボックス"だの……」


「"最強ご主人様"とか”変態探索者”とかな。今の若い世代では都市伝説扱いになってるらしいぞ」


「俺にそんな価値ねーよ」


「こ・れ・だ・よ。マスター言ってやってくれよー」


自己肯定感が死んでるのよねこいつ。それはそれとして。


「何でクローバーもマスター呼びなのよ」


「ゴーストが言ってるしいいじゃん。ギルマスの呼び方ってか肩書って重要だぜ?

真紅道グレン】は団長、【飢餓の爪傭兵団(ウルフ)】は総頭目で頭とか呼ばれてたな。

草の根(スワン)】は隊長だったなぁ」


「いいですねマスター。悪の組織の首魁なので総統とか総帥とかもいいのでは。【夜明けの月】総帥メアリー」


「ゲームマスターを乗っ取ってやるつもりだからマスターは良いと思うぞ俺は。二つ名とか無いのか」


「意外とジョージさん、そういうの好きですねー」


「どこに行っても"最強の人類"呼びだったからね。俺もカッコいい呼び名が欲しいな」


「多分かわいいのしか付かないと思うけどね」




────────────

ギルド名:【夜明けの月】

ギルドランク:A

ギルドマスター:メアリー

サブマスター:ライズ

ギルドメンバー:8名


メアリー LV76 【エリアルーラー】/【ハイサモナー】

ライズ  LV115【スイッチヒッター】/【鍛治師】

ゴースト LV100【リベンジャー】/【シスター】

アイコ  LV75 【仙人】/【ナイト】

ドロシー LV75 【サテライトガンナー】/【エンチャンター】

ジョージ LV75 【ビーストテイマー】/【建築士(ビルダー)

クローバーLV150【ラピッドシューター】/【エンチャンター】

リンリン LV128【フォートレス】/【シスター】


────────────



~【満月】回遊記:おまけ「貴様だけは許さん」~

《記録:【満月】記録員パンナコッタ》


私は【朝露連合】新天地捜索班【満月】の記録員パンナコッタ。


第30階層(クリック)の《イエティ王奪還戦》に伴い一時的に中止していた攻略が再開する事になりました。


「【朝露連合】の貢献もあってクリックの商業権に融通効いてもらえるようになったわ。【マッドハット】と全力でカチ合う必要は無さそうね」


「ルガンダでの鍛冶レベルも上がってきたね。あり得ない量の銃弾強化依頼が【夜明けの月】から来たおかげだね」


我らがベル社長はご機嫌。社長がご機嫌だとサティスもご機嫌。結構結構。


「ベルちゃん社長ー! ナメローさん説得したよー! ドワーフの自主的な協力と、ルガンダ産表示を禁止する事を条件とした鍛冶製品の販売許可!」


「ナメローさん半泣きだったっス。商人としてちゃんと実績のあるアゲハさんが、娘感覚でおねだりするんスよ……。受けても断っても地獄とは恐ろしいっス」


「やっぱり私が直接交渉に行かなきゃ楽勝ね。作戦通り」


堂々と外道かましているベル社長。結構結構。

新人のアゲハさんと荷物持ちのレンが帰ってきて、当ギルドのメンバーが揃った。


「順調で結構じゃないの。何が不満なの? パンナコッタ」


「不満などありません。ええありませんとも」


たった一人、この場に相応しくない存在がいる事を除けば!


「えーっと……パンナコッタ先輩、何かウチが粗相したでしょうか」


「アンタの存在がおかしいのよ【井戸端報道】()1()()()()()()()()タルタルナンバン!」


「ひえぇ先輩が怖いぃ」


「私は【井戸端報道】クビになっています!先輩呼ぶな!」


縮こまっているのは憎く可愛い元後輩タルタルナンバン。

先日突然の辞令により大出世し、階層攻略の必要が出来てしまった出世街道まっしぐらな元後輩。

それに比べて私は!突然【井戸端報道】をクビになり!ヤバい社長の下でギリ合法ラインを綱渡り!


「【満月】は【朝露連合】とも【井戸端報道】とも一切の関係がありません。あるとサティスさんが追放されてしまいますから。【満月】に貴女は入れません!」


「は、はい。ですので、"依頼"するように局長から言われましてぇ……」


「なーら私もそれでよかったんじゃないですかねぇ!」


「ひえぇ。おっしゃる通りですぅ……」


「記者が物怖じするな! もっとグイグイ来なさい!」


「は、はい! この依頼は局長からベル社長へ事前に相談・受理された内容ですので、一構成員であるパンナコッタさんが意見できる話ではありません!」


「うっさい知るか帰れ!」


「えええええええ」




「パンナコッタさんこうなるって分かってたっスよねベル社長」


「私はその辺の事情どうでもいいもの。サティスが無事ならね」


「おおんキュンときた。それはそれとして仲裁しなくては」


「待つし。戦いだろうと女の間に挟まる男は極刑。世の常だし。ウチに任せるし……”黒蛍”!」




……その後"グリーンホール(黒蛍)"による無限自由落下の刑により冷静さと落下への恐怖心を取り戻した私は渋々タルタルナンバンの実質加入の認めるのであった。

あと落下恐怖症になった。高い所自体は平気なんだけど落下のヒュンって感じが怖い。

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