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魔物討伐

 スライムさんは街で情報を集める。僕は妖精達に聞く。そして集まった情報をまとめる。


「今、あの場所は魔物が巣くっている恐ろしい場所だ。当然、人間は誰も近寄らない。そこは妖精も同じようで、怖いから行かないと言っていた。と、言う事だな」


  スライムさんは言う。エリカは嬉しそうに


「皆でぱっと行ってさっと片付けて来ましょう!」

「エリカはそう簡単に言うけど。フレアはどうするの?」


  ミュラーが心配そうに聞くとフレアが

「私はグリフォンに乗って上から見てていいかしら? 皆が戦っている姿って見た事ないから」


「そうだね。グリフォンの上でなら安全だ」

  僕はエリカの肩に乗って言う。


「では! 出発!」


  大きなグリフォンが二体空を舞う。街の人間達は祈るようにこちらを見る。


その場所に近づくと森であろう場所が、黒く何かに覆われている。雰囲気もヤバい。これは妖精達も嫌がるはずだ。危険な匂いがする。


  グリフォンで空を飛びながら聞く。

「どうする? このまま降りる? それとも、近くに降りてから行く?」


そこでエリカは声を上げて言う!


「このまま突っ込むわよ! アリーナ。ドラゴンになって暴れていいわよ! ミュラー! ティムしているモンスターを召喚して!」


アリーナはドラゴンになった。真っ赤な鱗は日を浴びて美しく輝く。フォレストウルフは遠吠えと共に現れてその暗い森の中に飛び込む。クイーンアントも久しぶりの外だ! 暗い所が好きなクイーンはミュラーの仮想空間を気に入っている。

そんなクイーンにも今回は登場してもらって暴れてもらう! さあ! 決戦だ! エリカのやる気は言うまでもない。周りを気にせず戦える。それはエリカの戦う事への執着だ。きっとエリカにとって生きる証のような物なのだろう。皆がグリフォンから飛び降りる。その様子をキラキラした目で見ているフレア。さあ僕も行くかな!


  森の中に降りた僕達はその異様な雰囲気に驚いていた。モンスターは皆巨大化している。元々大きなモンスターはもっと大きくなっていた。


 そこにはミノタウロスもいる。何故こんな所にいるのだろう? もしかしたら、ダンジョンのモンスターってこういう所から集めてくるのかな? 初めに動いたのはエリカだ、二刀の刃でモンスターを切り刻んでいく。ドラゴンのアリーナは炎を吐き他のモンスターを灰にしている。ミュラーも勿論かっこよく剣を振るう。ミュラーが召喚した者達は皆、活躍している。だが、魔物の巣窟と言われるだけあって沢山のモンスターがいる。


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