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会話?

一心不乱にもふもふを堪能していたがふと、どこからか吹いてきた冷たい風にびくりと身を縮ませる。


「うぅ…寒い…ずびっ」


そして、今までもふもふに気を取られていて全く気付いていなかったのだが、私を取り囲むもふの先に床が途切れていろところがあるのだ。いや、この言い方はよくないね。私ともふのいるところを中心に広い白い床が円状にあると言うべきかもしれない。まぁ、要するに高さ的には地面の見えない高さ。そして広さ的には半径30Mくらいの円状の広場。そんなとこの中心に私がもふに囲まれて座っているという感じだ。


また、風がぴゅううと通り抜ける。


「ひぇえぇええぇ…さ、さぶぅいいぃぃい!!!!」


「ねぇねぇ~、もっとさっきみたいに撫でて~!」


「ひょおっ!?」


突然の声に女の子としてはすごく残念な声がこぼれる。


「も、もしかしてもふがしゃべっているの!?」


「もふ~?そういえば()はさっきからもふがなんとか~とか言ってたねぇ~」


やはりもふもふがしゃべっているので間違いないらしい。しかし顔がどこにあるかわからない。私は思わずゆらゆら左右に揺れてしまう。うぅ、高校生だったはずなのに何でこうも感情が動きに反映されやすいんだろう…


「んぅ…ふぅ、主が言うなら仕方がないよねぇ~」


まったりとした声を発しながら少女が最初に撫で繰り回していた毛玉がのーんと動いた。

中途半端ですいません(^ ^;)読んでくださりありがとうございます

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