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閑話:俺の旅立ち

とある魔術師特務捜査官の旅立ちのお話…


文章がまたもや、短!!

ーーーーここは、静かに波うつ…沖合い。



そこに俺達、魔術師特務捜査官の日本支部がある…ある意味、他の支部よりは規模も人数も少ない…しかし、俺はこの国の生まれであるし…それほど苦労はしていない……今日は1月10日、既に正月は過ぎ去り…いつもの日常が続いていた…


…そんな事を俺が考えていると…突然部下がノックもせずに入ってくる…おい、ノック位しろ…



「み、三上ミカミさん!!た、大変です!!」



「…一体どうしたんだ、…俺は今日は徹夜だったんだぞ」



…そう、今は朝の6時…昨日は仕事が予想以上にあり、…自分は既に眠たい…早く終わらせて自分の寝床へと行きたい…



「それどころでは!!林が全ての記憶がないんです!」


「…なに?」


…林が全ての記憶、?どう言う事だ…



俺達、捜査官は一枚岩ではない、魔術師特務捜査官の本部には初代から二人の指導者がいる規則となっている。現在の指導者…アリーナ=ベルファルコとジョン=レベルク



…アリーナ=ベルファルコ派閥は"魔術師全面有罪派"で…魔術師だと分かると、どんな理由があろうと、全面的な隔離を行う過激派…



そして、ジョン=レベルク派閥は魔術師との共存を望み、犯罪魔術師だけを取り締まる…"魔術師共存派"…つまり、穏健派…



しかし、過激派は全体の50%に比べ。穏健派は40%…残りは、現場にいない事務員だったり…元々派閥に興味がない捜査官達だ…



林はその過激派の代表…俺は穏健派の副代表についている…俺の代表はぐーたらな奴であまり仕事をしないから、こうして俺が代わりに書類のまとめや整理をしている…



…しかし、…あの林が記憶がない?……林は以外としたたかな男で…魔術師だと判明すると、強制的に連れてくる……しかし、奴は強い…まぁ、俺ほどないが…




「分かった…とりあえず、状況を確認したい…歩きながら説明しろ」


「は、はい!林は部下である高橋タカハシ 優衣ユイと任務として都内へ言っていたらしく…しかし、2週間なんの報告もなく…仕方なく、数名で都内を捜索した所…見つかったのですが…」


「記憶が全くなかった…か」


「はい、」


……これは、どう言うことだ…魔術には記憶を消す方法は無かったはず…とりあえず、林達に会わなければ何も分からない…


「三上さん、ここです」


部下に連れられやって来たのは、第三医務室だった…俺がその扉を開けて中へ入ると…そこには、虚ろな目をした…林と部下である高橋がベッドに座っていた…


「三上、」

俺に話しかけてきたのは、俺と同じ位の歳の成人男性…奴はこの第三医務室の主任医務室長の田中タナカ 隼人ハヤト…俺とは昔からの親友で魔術に対する精神治療を行っている。


隼人ハヤト、…二人はどんな感じだ」


「どうやら、…魔術だと思う」


「?!、馬鹿な!魔術には記憶を消す物は…」


「しかし、二人の体から特殊な魔力が観測されている…俺もこんな事は初めてのことだよ…かなり、脳に負担かかったんだ…術者もこんなに効果が出るとは思ってもなかったと思う」


「…それで、記憶は戻るのか、」


「それは、現段階では何ともね…術者が消したいと思ったやつは綺麗に消されてるから無理だね…他の記憶は、脳の負担がかかったせいで忘れている可能性だってあるから、そっちを戻せるか、だけだよ」


「そうか…しかし、一体どんな魔術師なんだ…林は結構な使い手だ…俺は奴とは派閥違いだが…それなりに注目していた……そんな林を倒す実力者…しかも未知の魔術…謎が多すぎる」


「…私はよく分からないけど、魔術師達も何かしらの成長を試みている…或いは"進化"しているのかも」


「…"進化"か…確かに、魔術師は今まで俺達…しかも、過激派の奴等に良いようにされてきた…これはある意味復讐かもしれない…」


「…支部長には?」


「あの人は、2カ月イギリスに出張だ……ったく!めんどくせーな…」


…未知の魔術の施行…そして、復讐とも思える行為……これは、あいつに聞いた方が良いかもしれないな…



…俺はそんな事を考えながら、医務室を出ると…眠たさのあまり、自室へと戻っていた…しかし、俺は眠る前にある人物へと電話を掛ける。


プルルルル…プルルルル…ガチャ


『はい』


リンか?」


『なによ、三上ちゃんまだ、朝の7時よ。私だって眠いんだからね』


「済まない、…それよりちょっと話を聞いてほしい」


『ん?なんか問題でもあったの?』


「実はな…」


…俺は今までの事を、その女性凛へと話すと…凛はあらまーっと声を上げる…


「お前…何か知ってるんじゃ…」


『まぁ、知ってるわよ…そうね…三上ちゃん。ちょっと休職届け出して私の所に来てくれない』


「は?なんでだ…」


『いいから、これは先生の命令なのよ?』


分かったわね!っと言って…凛は電話を切りやがった…あの女…



…しかし、俺はあの女に逆らえない…俺の育ての親であり、先生でもある…あの女の命令であれば、俺はどんな事でもするだろう…


「…仕方がないか…はぁ、俺って…半分凛の下僕だよな…」



俺はそんな事を考えると眠りへとつく……





「えっ?!三上さん、休職するんですか?!」


俺は部下達に説明する為に俺の仕事部屋へと足を運ばせたのだが……やっぱり、驚くよな…一様、俺はこの支部では実力3位の男だ…そんな俺が居なくなるんだ…反応的には当然だろう…



「あぁ、実家の用事でな…暫くはここに戻って来ない…母親が病気でな」



「そんな!!誰があの代表の面倒と!この書類の束を整理するんですかー!」


「そうですよ!」「無理無理!」


……お前ら、俺の必要目的はそこか!!?…



「…分かった、部下の3人くらい俺に貸せ、あいつの取り扱い説明やら書類の整理の仕方を教えるから…」




…そして、5日後、…俺は魔術師特務捜査官、日本支部に"休職届け"を提出し、船で都内へと向かう…



……そして、俺はあの女が待つ県…"山形"へと向かった…



フフルクの魔術は強力過ぎて、脳がもたなかった様です…

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