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少し、文章が短いかもです!!
「はーーっ…息が白」
今日は1月3日、…今日は家族が全員休んでの初詣の日となった、…因みにフフルクも現在、ジーパンに暖かそうなウール素材のチェスターコートを来ている……てか、いつ買いに行ったんだよ…
「流石に今日は寒いなぁ」
「ふーちゃん、寒くない?」
「大丈夫だー…ってか、それよりフフルクが寒そうなんだけど」
俺が後方を歩くフフルクに視線を向けると…ぶるぶると肩を震わせて、少し顔が青い……大丈夫なのか?…俺は二人から離れると、フフルクの隣へと並ぶ。
「大丈夫かー?」
「げ、下界の冬は…こんなにさむかったかの、?」
「あー、最近の下界じゃ地球温暖化?で、その年によって温度が少し違うんだよ」
しかし、こうもフフルクが寒さに弱いとは知らなかったなー
「わ、我は…焔の魔王じゃ、、どうも寒さには弱いようで、の」
「あ、なるほどなー」
フフルク=炎が得意=寒さに弱い…か、…焔の魔王の他に魔王が要るとなると…弱点は色々と知っておいた方が言いかもしれないなー…加護の事もあるし
「フフルク、今度来そうな魔王の情報教えてくれよ…その方が俺も後々困らないしー…」
「そう、したいのは、山々なのだが…我は、王の教育、として、必ず契約の印を行う…他の魔王は…神がふーたに必要な魔王を決めておるからの…流石に、全ての魔王の情報は、教えるだけでも…骨が折れる…」
…確かに、俺も全ての魔王の情報は要らない…むしろ、覚えられるかも不明だ……これは、契約の印を結んだ魔王本人に聞くしか方法がないかー…
「んー…今のところ、俺の側にいる魔王はフフルクだけだしなー」
「…しかし、そろそろ、他の魔王も、神の命令で来るかもしれんの…」
「ま、それが1ヶ月先か2か月先か…解らないってだけかー」
…俺はフフルクと色々な話をしながら、初詣を行う寺へとやって来た…周りには、参拝客や出店等で賑やかになっていた。
「うむ!我、出店と言う物は初めてじゃ!」
「こーら、先ずは神様にお祈りしろ」
俺は出店の方に目を向け、走り出そうとするフフルクの事を掴んで制止させると、皆で寺の賽銭する列へと皆で並ぶ。
「うむ、先ずは神への祈りか…どれ、私は他の魔王について聞いてみるかの」
「えっ?フフルク様神様と交信出来るのですか?」
父親はフフルクの言葉に疑問を投げかける…その隣で母親である浩美は驚きで、言葉に成らず…ただただ驚いた表情をする。
「うむ、祠など小さな物でも祈りを捧げれば神と交信…会話が出来るの」
「それじゃあ、次に来る神が分かるんじゃねーのか?」
「うむ、それがの…神はお喋りなのじゃが…人が驚く顔が好きらしくての、必要最低限な事しか教えてくれぬのじゃ」
…つまり、悪戯好きってことかー…神様が悪戯好きって…子供かよ……そんなことを考えていると…賽銭する順番がやって来た。
「うむ、では賽銭して………」
フフルクは賽銭を行い、鈴を鳴らすと静かに両手を合わせて…祈りを捧げる。
「それじゃあ、私たちもやっとくかー」
母親の言葉で俺達も賽銭し、鈴を鳴らすと俺達は各々手を合わせる……まー、俺は神様って奴と交信は出来ないし…適当に、
"もしもーし?聞こえる?"
………はっ?……今、声が聞こえた様な…
"あ、そうだ!僕がそっちに行くよ!"
…………?!、はっ?!
俺が驚きのあまり、閉じていた目を開ける……可笑しい…なんで、声や音…そして、…誰も動いてないんだ?
俺は…耳がおかしくなったのだろうか……俺がそんな事を考えていると…フッと…
「へぇ、君が冬くんか」
後ろで声が聞こえた……俺がゆっくりと振り替えると……そこには、俺とそう歳の変わらない青年……金色の長い髪にグラデーションで銀色が入り…瞳も金色だが…所々星が散りばめられているように何色も入っている、…服装は白を基調とした神官の様な服装をしている。
「…お前…誰だ?」
「うん、やっぱり驚くよね!僕はガイア。名前は見たとき有るだろう?」
「…ガイ、ア…って?!あの魔術構築に出来てたー?!」
「正解♥」
…いや、男がハートって…
「僕は男でも女でもないんだよ?」
「何で言葉が、」
「僕はこれでもこの世界を管理する神様だからね!」
俺はその言葉で確信が持てた……こいつが、フフルクの父親(?)…って事か?
「ま、そう言うこと♥」
「ハートを止めろ…少しゾワッてするからー…」
本当に…性別が無いって言っても…見た目がイケメンで声も中性的だとしてもだー!!……なんか、俺負けっぱなしだなー…
「そう?…それにしても魔王が選ぶだけあって中々の逸材だね!まるで、アダムスを見ているみたいだよ!」
「アダムス?」
「君達、魔術師のご先祖様だよ。そして、初代王でもある」
「初代王…」
「…それに…冬くんは、面白い魂の色をしてるよ」
はー?…面白い魂の色?
「って、魂に色なんてあるのかよー?」
「あるよ?、でも教えてあげないけどね♥」
うわー…ちょっと、ムカつくけど…イケメンだから様似なってるなー……俺がそう思うと神…ガイアがクスクスっと笑う……なんだよ
「やっぱり、冬くんは面白いね。僕の事はガイアって呼んでよ、僕は冬くんで良いからさ」
「…まー、いいけど…でも、俺は冬って名前嫌いなんだ」
「ん?じゃあ、フフルクは何て呼んでるの?」
「ふーた」
「ふーた?、…うん!分かった。それじゃあ、ふーたくんって呼ぶよ…それより、君には話さなくちゃいけないんだよ!」
「話?」
「そう!高校まだ決まってないよね?」
「えっ?知ってるのかー?!」
…俺は面白そうにまたガイア笑う…すると、
「高校の方は僕の力である高校に入れてあげるよ」
「ある?高校?」
「そこは、魔術師のコースがある学校でね。僕がそこの理事長に言っておくからさ」
「理事長も魔術師なのか?」
「うん、一様表向きは普通の高校で普通科とかのコースも人間だよ」
「あれ?なら、何で母さん達はその高校を知らないんだ?」
普通なら知ってても可笑しくないよなー?…何でだ?
「その高校は50年前に出来た高校でね、閉鎖的な魔術師や他の都市で暮らしている魔術師にはあまり入って来ない情報なんだよ!情報通の魔術師だったら別だろうけどね」
「…なるほどー、だったら母さん達が知らなくても無理はないか」
母さん達が引っ越して来たのはおよそ、80年前……それに、従姉妹住んでいるのは閉鎖的な魔術師の村って言ってたしなー……情報を持っていないのも納得だ。
「あ、そろそろ僕帰らないと!」
「何か用事かー?」
「うん!ちょっとしたね、…あ!ふーたくん!今日の夜1時に別の魔王を送るから、準備しといてね!それと、僕の名前を祈りながら言うと僕と話せるから!」
それじゃあ!っと言ってガイアは白い霧を纏って消え…周りがゆっくりと動きだし声が普通に聞こえる様になった…
「…あいつ、最後に重要な事を暴露して行きやがったー…」
…しかも、俺が少し驚いていたから…あっちで、また笑ってるんだろうなー…ま、ガイアは神って事で間違いないらしい…俺の感覚的だが…
…そんな俺が祈りを終えると、他の皆も終わったのか俺達は脇へと避けるとフフルクへと祖母が話しかける。
「フフルク様、どうでした?」
「うむ、神は別の用事でな。お使いが出ての…」
……あー、フフルクごめん。ガイアは俺の所に来てたから…ってか、俺の方より娘の所に行けよなー…
「それでなんと?」
「今日の何時だかは不明だが…来るそうじゃ、別の魔王がの」
…うん、ガイアは1時って言ってたぞー…
「と、言うわけじゃ。ふーた、それなりに心構えをしとくと良いのじゃ」
「りょーかい…」
うん、俺がガイアと交信出来る様になったのは黙っておこう…なんか、拗ねそうだしー…
「それより、出店にいくぞー…何食べたいんだ?」
「うむ!我はあの綿あめが食べたいのじゃ!」
……そして、俺達はフフルクの出店巡りを付き合い、それなりに時間が過ぎて帰ろうとすると…フフルクの目におみくじが目に止まる。
「引くかー?」
「よいのか?」
「俺達家族はあんまりしないけどなー…フフルクが引きたいなら俺も引いとくよ」
俺がフフルクにそう言うと二人分で600円を払うとフフルクと一緒におみくじを引く…
「15番じゃ!」「俺は38」
俺は引いたおみくじを巫さんへと渡すと…巫さんは俺とフフルクに紙を渡した。
「では、……!おぉ!我は中吉だったぞ!!」
「俺は……嘘だろー…」
なんと、俺のおみくじは…"凶"だった……内容的には…「体調や環境が変化する年でしょう、何事にもコツコツと、それが稔る事を頑張りましょう」っとあった…あとは、恋愛は「自分からはあまり行かないことをオススメします」とあった……今年はやはり、俺にとったら最凶に荒れる年なんだろうと、改めて自覚する羽目になった……




