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ギリギリ、29日投稿にこじつけたー!!遅くなってすみません!!
今日は1月29日……はい、釜崎 冬ことふーたです…今日は久しぶりに学校から帰った後…新しい魔術構築を行っています。今回は"結界"とは違う新しい防御魔法…"魔術防御盾"である…結界は自分の数mほどを包み、防御に徹する魔術…しかし…"魔術防御盾"は自分の前に一時的に出現し防御する…簡易魔術。…俺はアニメや漫画を見ていて思ったのだ…「シールドがないー!」っと…元々、他の魔導士達は結界があるから…特に気にしなかったらしい……以外と抜けてるなー…
……そんな事で、魔術構築をしていた俺だがー…フフルクの一言にそれが一変する…
「そう言えばふーた、飛行の魔術を試してなかったが?良いのかの」
「えっ、飛行魔術?主、新しい魔術出来てたのですか?」
「……あ、」
わ、す、れ、て、たーーーーーーー!!!!
え、え、?!もう!色々あって完全に!!忘れてた!!…完成してからもう、1ヶ月も経ってるー?!
「主?」
「……完全に…忘れてた…」
…二人はジトーーーっと俺が落ち込んで机に突っ伏した姿を見る…仕方がないじゃないか…エールが来たり、入試だったし、…魔術特務捜査官との交戦…そして、笑子の家出……もう、この1ヶ月間…出来事がてんこ盛り…しかも、土日は修行やらで完全に…魔術構築の存在も忘れてた……
「仕方がないの…今からでは、飛行も出来んし…今日は魔術防御盾の魔術構築をして明日にしようかの」
「うん…フフルクは飛行魔術ちょっと興味があったんだよなー?」
「今まで神の世界でも飛行について出来る者はあまりいないからの…それを忘れるとは思わなかったが」
「う、…すいませんでしたー…」
くそー!やはり、直ぐに忘れてしまう自分の頭が憎いーーー!!
……そんな俺は、フフルクからのちょっとした棘を感じながらも…魔術構築を行い…この日は眠りに付くことにした……はー、布団が身体に沁みるー……
「…ふーた、顔色大丈夫?」
「…いや、ちょっとショックな事があってなー…」
…俺は現在…学校へと来ている…はー、今日の朝もフフルクからの…ちょっとした棘が来たのだ…はーー、朝から気持ちがドンヨリだー…
「大丈夫?もしあれなら、相談にのるよ?」
「いや、大丈夫ー…直ぐに解決するから…」
「そう?…無理しないでね?」
…本当に今日の夕方には解決するしなー…今度からは成るべく、悟られない様にしよう…
…そして、放課後…俺は織人と一緒に下校すると…直ぐに家に帰り…いつもの修行場へとやって来ていた…
「…それじゃあー、やるぞー?」
俺の言葉に…指輪から戻ったフフルクとエールが頷く……さて、いくぞー
「"飛行"」
俺が唱えると…俺はふわりと浮く…成功!!
「おーー!凄いぞ!ふーた!」
「主!お見事です!」
「ありがとー…それじゃあ、フフルクとエール…俺の手を握ってくれ」
「握る?…うむ?!我も浮いたぞ?!」
「ぬ、主!私も…う、浮いてます!」
…俺の手を二人が握ると…俺と同じように中に浮き、俺と同じ高さで止まった……実はこの "飛行"…多分俺だけだが、手に持っている物や人にも同じ効果があるみたいなのだ…まー、勘が当たった様なものだー
「それじゃー、少し上に飛ぶぞー」
「うむ!」
「はい!」
二人の返事を聞いた俺は、足に力を入れてジャンプする…すると、一気に地上100m位まで上がった…スゴいなこれー…よーし、もう少し上がるかー…俺は二人の言葉も聞かずに…上へとまたジャンプする……そして、たどり着いたのは…地上500mの場所しかも、山だから+100m弱…そこからは、夕日が沈む光景や…東京の田園風景がキラキラと輝いていた……これは良いなー
「スゴい、下界がこんなに綺麗なんて!」
「…我もこんな幻想的な物を見るのは…久しいの」
「…喜んでくれたかー?二人とも」
「うむ!満足じゃ!」
「私も!とても綺麗な物を見せていただけて!ありがとうございます!」
…なら、良かった…ハッキリ言ってこれで機嫌が治らなかったら、どうしよするかーって思ったぞー
「…それじゃあ、降りて帰るぞー」
「「うむ(はい)」」
…俺は二人と一緒に地上へ戻ると…直ぐに俺達は転移を使い…家に帰った
…俺は家に帰ると、直ぐに魔術防御盾の魔術構築を行う…しかし、やはり自分の力では上手くいかない……あの、機械音の正体や…発動が自由自在に出来たら…
「スゴい…楽なんだけどなー…魔術構築…」
"そんな時の僕でーす♥"
「うお?!、ビックリしたー…」
"驚いた?"
…そりゃあー、いきなり声が聞こえたら驚くだろう…それでどうしたー?…俺呼んでないけどー
"うん!ふーたくんの声をたまたま聞き耳を立ててさ!"
…俺にプライバシーと言うものは無いのかー…それでー?
"管理人を自由に使いたいんでしょ!"
…管理人?
"管理人は僕の地球での仕事を肩代わりしてくれているんだ♥"
へー…その管理人があの機械音ってことかー
"…そうそう!そう言う事で紹介したいから、今からそっちに行くね"
え?ま、、
「来ちゃった♥」
「来るの速!?…もしかして、直ぐ来れるように準備してたのか?」
「まぁ、そう言うこと…で、この子が管理人だよ」
ガイアが後ろを向いて言う…そして、出てきたのは…手のひらに乗った……小さな羽の付いた妖精が居た
「…妖精?」
「そう!妖精族のレスカだよ」
「初めまして、妖精族のレスカです」
…その妖精は普通だったら床に付く位長い髪……綺麗なプラチナブロンドの髪を優雅に靡かせて…俺の側に飛んできて俺に挨拶する…まるで絵本から飛び出た姫の様だ…
「初めましてー…って、声は機械音なんだなー」
「妖精族はみんなこんな声だよ、ほらあのコンピューターで歌を歌う!」
「あー、確か仁がそんなの好きだったなー」
…前に一回その音楽を聞いた事あるけど…なるほど、確かにそう思えば変ではないか…
「彼女の事を呼べば直ぐに魔術構築を手伝ってくれるから」
「そっかー、その時はよろしくなー」
「それと、ふーたくん…これは神としてのお願いなんだけど…ちょっと助けてくれない?」
「なんだよー?俺はガイアみたいな神じゃないんだから…難しい事は出来ないぞ?」
「大丈夫、まぁ…高校卒業までに片付けてほしい事なんだ」
…卒業までって…結構スパンが長いなー…つまり、それなりの内容って事になる
「んで、その内容は?」
「実はね、…ここにいる妖精族を地球に返して欲しいんだ」
「…妖精族を地球にって…どういうことだー?」
「…実はね、神の世界で暮らしている妖精族は…殆どが人間達による迫害によって逃げてきた者達なんだよ」
「…?!、ちょっと待てよー!…それじゃあ、妖精族は元々は地球で生活していたのか?!」
俺は妖精族の…レスカを見ながら言うと…レスカは少し悲しそうな顔で…下を向いていた…
「そうだよ…しかも、妖精族は魔術師よりも長寿の一族でね約6000年は生きるんだ……妖精族が神の世界に逃げて来たのは約100年前、その時レスカも地球の世界で暮らしていたんだよ」
「…100年位前に…妖精族は…人間達から見つからない様に生活し…私達妖精族は魔術師と同じように自然の力を借りて生き、また一部の魔術師とは協力関係を築きあげていました…しかし、人間達の自然破壊によって…私達は住むことが出来なくなってしまって…」
「…なんか、人間達って短い寿命でよくやるなーっと実感するなー」
「まぁ、人間は短命でありながら生命力が強いからね…別の世界でも人間達による横暴に問題視する神だっている…人間達が神の手によって滅ぼされる未来だってあるかもしれない…それは僕達、神でも分からないけどね」
「…それで、俺に頼みたいのは…妖精族の地球再移住って所かー?」
「そうなるね、…出来れば僕も動きたいし力は貸したいけど…僕達神の力は世界のバランスを崩す」
「バランス?」
「…奇怪な生き物が増えたり、別の世界と繋がりたくないだろう?」
「…うん、増えたら人間達がヤバそーう」
…多分ハプニングや暴動、戦争、殲滅……今の世界でも戦争やらで大変なのに…これ以上の厄介事は御免被る…
「厄介って…やっぱり、ふーたくんは面白い」
「…はー、とりあえず分かった…妖精族の生活拠点を見つける所から始めてみるよ」
「うん♥ゆっくりで構わないからよろしく!それじゃあ、僕とレスカは帰るね…あ!それとふーたくんにしたい事があったんだ!…はい後ろ向いて♥」
…その時、ガイアは帰ろうとした体を戻して…逆に俺に背中を向けるように指示する…なんだよ、おい…
「ちょっと待っててね………"ガイアが命じる 力よ、彼の封印を解放せよ 全てはこの世界の未来へ"」
「…?…、?!!!あ、あっついぃーー、!あーーー?!」
……ガイアは俺に聞こえない小さな声で何かを呟く…すると、…俺の体が熱くなる……それは尋常な熱さではない…まるで、熱湯を体の中心から一気にかけられた気分だ…
「大丈夫、…君の魂の封印を解除してるだけだから」
な、何なんだよ!封印って…
「…それは、ふーたくんが何れ乗り越えなくちゃいけない…魔導士としての試練だから」
…魔導士としての…試練?…俺は魔導士についてまだ知らない真実でもあるのか?…
「その熱さは後、10分位で消えるから…少し我慢しててね」
…そう、ガイアは言うと俺をベッドへと横にすると…ゆっくりとレスカと一緒に消えていった……俺はそれから、その痛みが消えるのを我慢していた……一体、何なんだよー……
…俺はいつの間にかあの熱さが終わった途端に、尋常ではない眠気のせいで…数時間眠っていたらしく…起きたのは夜中の2時……
「…あの、バガイア……てか、封印って…何なんだよ本当に…」
…魔導士としての試練か……多分これは婆ちゃんに聞いても分からない……しかし、俺は何となく確信していた……多分あの、拳銃を消滅させた力…いや、魔術か?…
「…俺が見せていたあの力…多分、あれは力の一部に過ぎないのかもなー…それをガイアが態々それを解放させるために来た……それは、多分今までの魔導士達もその試練を乗り越えて…強くなったんだろーな」
…俺の自分なりの解析は…何処か的を射ている様で…少し気味が悪いが……そんな所だろう…しかし、ガイアは魂の封印を解除と言っていた……それはつまり、俺の魂が持っているある一種の魔力なのだろう…
「…そして、多分…他の魔導士は各々別の力が有ったと考えるのが普通だ……この力を皆に見せていたと言う仮説でだけど……ガイアに今度、この力について聞いてみようかなー」
…今日は夜も遅い……俺はそう考えると、再びベッドに潜り込み…眠りにつくことにした…
「ふーちゃん、昨日は疲れてたの?起こしたのに全然目が覚めなかったから」
…今日は日曜日…昨日は土曜日だったが、創立記念日と言う事での登校日だった為、日曜日と月曜日が休みの周となっている…
「…ちょっと、魔術構築に真剣になりすぎてなー…少し体調が悪いんだー」
俺は夏に言うと夏は驚いた顔をして俺のおでこをペタペタと触ってくる…
「ふーちゃんは体調が悪くなると、水分とりたがらないんだから…脱水になると困るんだよ?」
「…分かってるー…水分はしっかりとるよー」
…夏は昔から俺が熱や風邪を引くと、脱水で点滴を何本もされていたのを知っていた……その為か少し過保護な所があるのが、多少鬱陶しい…
「ふーた、体調が悪いのであれば今日はゆっくりと休むのじゃ…修行は明日しっかりやると良いからの」
「えー、でも最近上がりにくいのは分かってるしなー…少しでも…」
「主、体調は大切ですから…少し休んでください」
「…んー、二人がそう言うなら…」
……何だか二人の様子が少し可笑しい…フフルクは少し優しすぎるし…エールは…何となく、風邪を心配する様な感じのではなく……本当に体の事を心配している様子だ……これは、ガイアが何か言ったのかもしれないなー…
…俺はそんな事を思いながら…体調が少し悪いのも重なり…その日は部屋でのんびりと過ごす事にした……体調が治ったときに……驚くとは露知らず…




