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閑話:抗争

代表のお話、彼は今何処に居るのでしょうか?

……ーーーここは、有名な世界的遺産が数多く集まるフランスの都市、パリ。


偉大な革命家達が多く生まれた国として有名だが…裏の世界では別の事でも有名な都市の一つでもある…





……そんな都市の裏通り…そこでは現在、拳銃や苦しむうねり声を上げる人々音で満ちていた…その音を聞きながら俺は…ある人物を追いかける事に専念する…



「はぁは、っ、何で!俺が…!、くそ行き止まりか!」



俺が追っていた男は、どうやら此処が行き止まりだったとは知らなかった様子で慌てる。…俺はそれを見ながら…



「…もう、鬼ごっこは疲れたけど」


俺の言葉に男は振り向き、恐怖の顔で俺を見る…俺は腰に装備していた刀を…男の前へと出す。



「さて、俺達はこれ以上暇じゃないから…全部洗いざらい喋ってくれると助かるけど"エルティード"」


「!、組織を…壊滅させる気か!」


「それが俺達の仕事だ…さて、捕まって…!」



その時、俺の背後から殺気を感じる…俺は直ぐ様空中へと超脚力を使ってジャンプする…すると、俺が先程居た場所に無数の弾丸が飛び交う…俺が居た場所を通り越すと、追いかけていた男に全弾命中する



「あ!!!、ぎゃぁ、あ、っ…、ぁ、……」



男は無数の弾丸により、身体中から地を流してドサッっと横たわる……俺はそれを、着地した屋根の上で見据える…





「あら?当たらなかったの?残念…」


「態とだろう…そんなに過激に殺さなくても良かったんじゃないのか"レッド"」




「あら?気付いてた?」



…俺の屋根から見える数メートル先の道に、その女が居た…赤い服を身に纏い、白髪の長い髪を垂らした若い女がニッコリと機関銃を肩に担ぎながら言った…



「誰だってわかる…機関銃を使うのはレッド、お前だけだから」



「うふふっ、それは光栄に思っておくわ…そう言えば、過激に殺さなくてもって言ったじゃない?…駄目なのよ、過激じゃないと…大好きな!"赤"が一杯見れないじゃないの!」



…そう、この女は異常に"赤色"に拘る…服も赤、食べ物も赤、飲み物も赤…そして、殺す時は赤色が多く見れるように、残忍に殺す事を…何の躊躇も無く出来る…



「…それで、あの男を殺したのは"ボス"の命令か」



俺は確信を持って、レッドに問う…するとレッドは、うふふっとまた笑う…



「そうよ、"ボス"は「捕まった者には死を」と言ったわ。だから、私の他にも"ブルー"が派遣されてるの」



「…そうか、…なら全員死亡か…これで、俺も少しは楽にお前らを潰せると思ったんだけど」



「あら?私達は潰されないわ、…だって"ボス"が居るもの」



この女の自信は何処から来るのかは俺は分からない…ただ、現状から見ればこの女…レッドの自信が頷ける…




"エルティード"…フランスを中心に活動する、魔術師と人間の混合の裏組織だ


…主な活動は殺人、暗殺、麻薬…等々を一手に引き受けている…そして、その組織には未々謎が多い……分かっているのは、組織のメンバーが大体、世界中に250人程度…そして、


"ボス"の直属の部下…"レッド" "ブルー" "イエロー" "ローズ" "ミルク"…この5人の見た目や詳細等は俺達、魔術師特務捜査官の中ではかなり知られて居る


……そして、俺は半年前から、このフランス支部の応援要請を受け…何度か戦っていた為、この組織の連中とは顔見知りとなっている……ある意味、戦闘仲間だ。


「…それで、今日は捕まる気はあるのか」


「無いに決まってるでしょう?」


「だよ、な!!」


俺はそう言うと、屋根から…自慢の超脚力を生かして…レッドの元へと飛ぶ…レッドもそれを分かって居たのだろう、機関銃をセットさせて俺を迎え撃とうとしている…上等!!!






「そこまでだ、レッド」


…その言葉に、俺は近くに有った電柱に掴まり…速度を落とすと、地面に着地する……レッドも同じように…構えていた機関銃を肩に担ぎ直していた…


「あら?"ブルー"居たの?」


…俺が先程まで居た屋根の上に…そいつは居た……青いロングコートに黒い鍔が少し短いハットを被った男…レッドの仲間の"ブルー"だ…




「"ボス"からの命令だ、帰還しろ」


「……"ボス"の命令なら、仕方ないわ。」




…こいつらを逃がすのは本意じゃない…だが、この二人を相手に、俺は生き残れる自信はない…



「…お前も、今回は追うな」


「追わない、…お前ら二人を相手にするのは流石に骨が折れる」




…ブルーは俺の言葉を聞くと、ふっと少しだけ笑う…二人は俺を置いて…スタタタッと走り去って行った…



「…くそ…てか、あいつら?何処に行ったんだ?」


俺は周りを見ながら言う…あの男を追いかけるのに必死で……どうやら迷子の様だ……ま、あいつらからは「迷子になったら、動かないで!」と言われたし…少し待つ事にするか…


俺はそんな事を考えると…10分ほどボーッとして待つ…すると、道のりから…二人の黒コートを着た、男女が現れた…


「代表!!勝手に行かないで下さい!」


…到着した途端、男の方が俺に向かって怒る様に言った…


「いや、お前らが遅かったんだろ?」


「ふざけるな、この我儘。」


「あ、うん…ごめん」


…俺の言葉に眼鏡を掛けた女が毒舌で俺に返してくる…そんなに、怒らなくても…な?


「はーー、代表がいない間にこっちはブルーが来たんですよ?」


「あ、俺もレッドと会って少し交戦したんだが…ブルーに邪魔された」


「なるほど…して、代表。そろそろ、フランスとの要請期間は終わる…まだ、残る?」


…そう、俺達はフランスからの要請があって此処に居たが…今日の夜0時にそれも切れる…申請するにも面倒だ…


「いや、帰るか…流石に日本食が恋しいから」


「そうですか、…今から出発すると日本には1月18日には着きそうですね」


「…久しぶりに三上の作る手料理が食べたい!」



「あー、…三上さん。また、胃痛に悩まされるな」


「本当に」



……俺は日本に帰る事が出来る事に、嬉しさを顔に出しながら…裏通りを二人と一緒に歩く…





ーーー…この男…六呂見ロクロミ タク、日本支部、穏健派代表……彼は、まだ知らない…既に、三上が休職届けを出して支部に居ない事を…





……この六呂見ロクロミ タク釜崎カマサキ フユが出会うのは…そう遠くない…未来かもしれない…

今回もお話が短い!本編はもう少し長くするので!

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