荷物持ちという名のデートに…彼は、外の世界に恐怖する。
エイト 『 久しぶりの投稿だぜっ ♪ やっとできたぁ〜 』
信凪 『 久しぶりだなっ てゆーか、遅すぎないか? 』
エイト『 まぁね… 色々とありましてね…。』目逸らし
信凪 『 嘘つけ、』
エイト『 はい、すいません…。 』orz
休日は、休むための日である。なのに何故、人間というものは、わざわざ外出するのだろうか…? 外は暑いし、紫外線も体に悪いし…疲れるし。お肌に良くないんだぞっ☆ ……。え〜と、人間というものは不思議な生き物だな。うん。あ〜れ〜、なんか他人事のように考えてしまうのは、僕は人間の域を堕ちてゾンビだからなのだろうか…? え、うっそ〜♪ 信凪、堕ちちゃうの〜? どうせ堕ちるなら、堕天使がよかったなぁ〜……はぁ…。
何故こんなモノローグから始まるかというと……
『 凪にぃ〜、早く早くぅぅ♪ 』
妹の市那と、只今絶賛デート中もとい荷物持ち中なのであります。
『 あっちぃ〜…ちょっと、おい、早いってば…。 』
もう結構重量ありませっ!我が妹よ、だいぶ歩くの早いぞー。ボクハソンナニハヤクアルケマセーンヨ。
『 凪にぃ、遅すぎだよぉ〜 』
いや、それはあんたがこんなに荷物持たせるからだからね?
『 はいはい……。』
マイシスター市那の隣を渋々歩いていると、ある光景が目に止まった。
『 だからぁー、あたしは小学生じゃねぇってんだろうがっ 』
多分、迷子だろう。女性になんか言っているようだ…つーか、あの小学生見たことある気がする…。うん、絶対ましろちゃんだな、あれ…。
『 凪にぃ〜、おーいっ 』
『 …うわっ⁉︎ なんだよ?ちょー吃驚したわぁ… 』
ましろちゃんの様子を観察していると、いきなり目の前に、我が妹…市那が飛び出してきたので、吃驚してしまった…。
『 さっきから凪にぃがぼ〜っとしてるから、どーしたのかなっと思って… 』
市那がすごく心配そうな表情でこちらを見つめていた。Oh〜、マイラブリーシスター市那ちゃんが心配してくれてる。凪にぃ、ちょー嬉しいっ☆
『 い、いや…なんでもないよ。大丈夫っ♪
じゃ、次行こうかっ。』
よし、面倒臭そうだから知らんぷりしよう。うん、そうしよう!
『 ん〜…もうほとんど買いたいもの買えたし、そろそろ帰ろっか。』
是非、そうしてください!僕、もうそろそろ限界です…
『 そうかぁ…? じゃ、折角だから昼メシはファミレスかなんかで済ますか。』
『 うん、やったぁ〜♪ ファミレス、ファミレスっ♪ 』
宣言通り、僕は…迷子の、迷子の、合法ロリ教師ましろちゃんの存在を無視して、気付かれないように、様子をみながら歩いた。
隣を通り過ぎるときに、疲れきった顔して…
『 だから、小学生じゃねぇって言ってんだろ〜… 』
と、聞こえた気がした。なんか可哀想そうな気がするが、そこは気にしない。むしろ気にしてはいけない。だって、あの人…見た目小学生にしか見えないけど、あれアラサーだからね?アラサーだからね?大事なことなんで、二回言いましたっ!
『 …… ッ! 』
…なんだ?今、すごい殺気を感じましたけど… 。 まさか、心を読まれたのか?気付かれたか? そう思い、ましろちゃんの様子を見てみると…ましろちゃんはキョロキョロと周りを見回していた。
……ふぅ、どうやらセーフのようだ…。
しかし、あまりこの辺りに長居していたら気付かれる可能性があるので、僕達はそそくさとファミレスに向かった。
それから10分ほどで、ファミレスのセキガハーラに到着した。ランチを食べながら一時間ほど時間を潰した後、帰宅した。
……やっぱり、休日に出掛けてもろくなことはないな。妹に荷物持ちという名のデートをさせられたり、合法ロリのアラサー暴力教師〔僕限定ですけどね〕にエンカウントしかけるし…。
… おそとの世界って怖いなぁ〜………あー、引き籠りたい…。
エイト 『 ホント、外の世界って怖いよなぁー…… 』
信凪 『 だなぁー…… 』
市那 『 はぁい、そこの目が腐ってるゾンビ二人、勝手に黄昏ないで〜… 』
真白 『 はぁ〜……何故か迷子の子供扱いされるし、結婚出来ないし………… 』
市那 『 なにこの人たち、役に立たないんですけど…。
ということで、こんな状況なんで、今日はここまで!
See you again ‼︎ 』