表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/20

テンプレ16 王都のすごさは日本で言う地方都市くらい。具体的には三宮くらい。

まさか! と思って見てみたらデイリーランキング296位!

ありがとうありがとうヽ(=´▽`=)ノ

「ほへー」


「ふわー」


 フランが口を半開きにして驚きをあらわにすると、釣られたようにディードも口を半開きにする。


 フランなどはしっぽをパタパタさせているのでちょっと警戒気味だ(狼は犬と違って嬉しいときはしっぽを足の間に入れて、戦闘態勢に入ると振る)。


 ヤマトとしてはようやく街としてマシになったかと思う程度だ。


 それでもこの世界の住人である2人には充分な都会に見えたことだろう。


「皆様、どうもありがとうございました」


 契約相手とはいえ元商品にも礼を言える油ギッシュは流石に分店のトップを張るだけのことはある。この程度の世渡りができなくては商人などやっていけないのだ。


 そしてこの王都には彼レベルの商人がゴロゴロしていることだろう。

 街が栄えるとはそういうことだ。

 ゲスな言い方をすれば、大半の人間は超優秀な人間のおこぼれにあずかっているに過ぎない。少数の優秀な人間も超優秀な人間にぶら下がっているだけ。自力でしがみついているだけマシ、という違いしかない。


 依頼終了の証明書をもらって3人は冒険者ギルド本部へと向かう。


 本部もまた巨大な建物だった。

 高さはともかく建坪ならば向こうに見える王城よりも広いかもしれない。

 ギルドとこの国の貫禄を見せつけられた。


 女の子2人もまた口を半開きにしている。


 それに微笑を浮かべてヤマトは声をかけた。


「Aランクになったらここが拠点になる。飲まれるなよ」


「え……?」


「なんだよ?」


「一緒に」


「いてもいいぞ。嫌なら去れ。一時の気持ちでも追わないからそのつもりでな」


 ディードは静かに首を振った。

 フランが嬉しそうに2人の手を引っ張ってギルドへと入っていく。


 王都編の始まりである。


 展開チョッパヤでまじビビる。

三宮は神戸の都市部です。神戸は広いのでビックリするぐらいの田舎も内包しています。


狼のしっぽの豆知識のネタ元はどうぶつ奇想天外!なので嘘か本当かは知らん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ