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黒いオーラと声

 黒いオーラみたいなものを纏う人に意識を向けると声?が聞こえた....


「チッ!意識が戻るとは...マリベル様に報告せねば...」


........という事はこの子殺されそうになった?

目が覚めた瞬間からハードモードなんですけど....


「サーシャ....サーシャ...良かった....」

イケメンが泣いてる!


「フェストリア様、診察させて頂いてもよろしいですかな?」

「ああ、頼む」


「サーシャ様、頭の痛みはどうですか?」

この場合なんと答えたら良いのか?

まだ、この子の年齢もわからない、どん感じで喋っていた子なのかもわからない...


えーーーい!ここはなるようになれ!

それよりはあの黒い方が気になる、なんとかしないと...

「まだ、痛いです」

この子はパパの事をなんと呼んでいたのか...

記憶を辿る.....


!!!!

「とと様...抱っこ...」

イケメンに両手を伸ばした。


「サーシャ....」

イケメンが抱きしめてくれた!

よしよし、この子は愛されてるな!


とりあえず早く黒いオーラの事を信じてもらえるように話をしないと...


イケメンの耳元で小さな声で

「とと様、内緒のお話があるの...私の怪我をした時のお話だから、とと様とサーシャだけでお話しした

いの」


一瞬ビックリした顔をすぐ戻したイケメンは静かに

「皆、さがれ」


良かった....なんとか話が出来そう....


ふっと、黒いオーラを纏う人物を見ると睨むような目でこちらを見ていた....



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