表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/21

第7話

ギィーー…、と音を立て扉が開いた。


「お、シャロじゃねぇか、…ん?誰だそいつら?」


中には何人か人がいて、そのうちの一人が言った。


「ひょっとして新しい仲間を連れて来たのか?」


ともう一人の男が言った。


「5人か…。」


ケイがつぶやく。


「おい!新人、挨拶はどうしたぁ!?」


別の男が言う。


「おいアイギス。ここの5人は任せた。俺は頭をやる。多分どっかにいんだろ。」


ケイはそう言うとボスを探し始めた。


「ちょ、ちょっと待って下さいよ!任せるって何ですか!?勝手に決めないでくださいよ!」


「はいはい、ガンバレ~~。おい、シャロっつったか?来い。」


「指図するぁ!」


シャロは反抗していたが


「ちょっとー!」


私が止めるのも空しくケイは行ってしまった。


「ん?なんだなんだぁ?こいつら仲間になりに来たんじゃねぇのかぁ?」


敵の男が言う。


「はぁ~…、仕方ない…。さ!行きます!!」


私は覚悟を決めて男たちの討伐にかかった。


一方ケイたちは


「で?どこにいんだぁ?お前の頭は。てか、ここ意外と広いなぁ。」


「おい!ちょっと待て、グイグイ進むな!乗り込むな!」


「いいからよぉ~、…ここか?」


ケイは勢いよく一室の扉を開ける。


「違うかぁ~。」


すると


「おい、何してる?シャロよ…。」


「お、お出ましたか。」


さらに奥から男が出てきた。


「聞いているのか?シャロ。」


「は、はい…!ボス!!」


シャロはひどく怯えているようだ。


「で?なんだこいつは?」


「はい…!こ、こいつは…」


「いい。俺から自己紹介しまぁ~す。俺はお前をぶっ倒すものでぇ~す。以上。」


「はぁ!?ボスを倒す?無茶だ!このお方は魔王と同じ技を使うんだぞ!?」


シャロは叫ぶが


「はいはい。とっとと始めっぞ?」


「何か知らんが、死にたいようだなぁ?」


というと、敵のボスはいきなり黒い大きな球体を放ってきた。


周りの空間が歪んでいる。


かなり速い速度でケイの元へ飛んでいく。


そしてケイに到達、炸裂した。大きな爆発だ。


「あぁ…」


シャロは絶望の顔を浮かべた。


「私に逆らうとこうなるぞ?分かったか?もう勝手なことするな。」


「は、はい…。」


シャロはうつむいていった。その時


「ま、第7号ってところかなぁ。」


爆炎の中から声がした。


「ま、まさか…」


敵のボスがうろたえる。


爆炎が消えたころ


「7号はこうやんだよ…。」


と言ってケイはさらにデカい球体を作り出した。


「俺はなぁ、力を偽って得意にやっているような奴が大嫌いなんだよ…。」


そして敵のボスに球体を放った!


ボスに炸裂し、その爆発により建物は半壊した。


「ほれ。お前の頭はいなくなったぞ。じゃあな。」


そうしてケイはその場を後にした。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ