表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/21

第10話

その女性はモンスターと戦っていた。


「おぉ~い姉ち~ゃん、手伝おっかぁ~?」


ケイが下心丸出しで近寄っていくと


「あぁ?なんだてめぇ?」


と言うと、見るも鮮やかにそのモンスターを瞬殺した。


「悪ぃなぁ、このダンジョンは終わりだ。」


女性は言った。どうやらさっきのモンスターはこのダンジョンのラスボスだったらしい。


「す…すごい。」


私は自分より明らかに格上な彼女に感嘆した。


「ダンジョン?そんなことはどうでもいい。俺の目的はお前だよ、お嬢さん?」


嘘だろ…!?そんな直球に?と、私が驚いていると


「あ?なんだナンパか?気持ち悪ぃ。他を当たんな。」


どうやら気の強い人のようだ。そういうとすぐに帰ってしまった。


「あてが外れましたね。見向きもしませんでしたよ。」


当然だ。という気持ちで私が言うと


「おぉ~し後追うぞぉ~。」


ケイはどうやら諦めてないようだ。


「多分ムリですよ?もう話すらしてくれないんじゃないですか?」


「いいんだよ。ほれ、行くぞぉ~。」


「…はぁ~。」


私達は渋々ついていくことにした。と言ってっもシャロは乗り気のようだが…。


その後ダンジョンを出て先ほどの女性を探そうとした。ところが


「やっと出て来たか。」


そこには私たちが出てくるのを待ち構えていた女性の姿があった。


「お?どしたぁ~?俺のハーレムに加わる気になったのかぁ~?」


あまりにも気が早すぎるケイをよそに


「私は売られたケンカは買う主義だかなぁ。」


お互いが食い違い過ぎているこの状況。一体だれが収拾をつけるのか…。


「ケンカかぁ~…。じゃあこうしよう、俺がお前に勝ったらお前は俺のハーレムに加わる。負けたら大人しく去る。どうだ?」


「それじゃあ足んねぇなぁ。私が勝ったら、逆にお前は私の下僕だ。」


「OK~、いいぜぇ~。」


「あんな間抜けヅラどもに加わってたまるか。」


間抜けヅラ、ども…?


「ちょっとー?私はハーレムの一員じゃないですよぉー!?」


私は大声で伝えた。


「じゃあ始めっか。」


「いいぜぇ~?」


「ちょっとぉー!?」


完全に無視である。


そんな私を置き去りにして二人のバトルは始まった。なんなんだ、一体。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ