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俳句

【季語】 桜


君の爪 桜が咲いた 盗み見る


【季語】 春の花(桜のこと)


春の花 涙のような 露を置く


【季語】 花(桜のこと)


花が咲く 見送るだけの 寂しさに


【季語】 花曇はなぐもり


花曇 豆苗切る 音がする


【季語】 春嵐はるあらし


春嵐 倒れそうなの 恋心


【季語】若葉風わかばかぜ


音もなく 君は変わった 若葉風


【季語】 夕涼ゆうすず


夕涼に あなたの声が 染み渡る


【季語】 薔薇


紅薔薇 手折れず見ゆる 艶やかさ



【季語】 秋のあきのくれ


秋の暮 君の姿を 探してる


【季語】 赤とんぼ


赤とんぼ 止まれと願い 竿を見る


【季語】天高し(てんたかし)


天高し 君の背中を 抱きしめる


【季語】秋風あきかぜ


秋風の 手土産の品 引き受ける


【季語】新月しんげつ


新月に 宙を見上げて 君想う


【季語】月


お願いよ 月まで飛んで 行きたいの


【季語】明月めいげつ


明月に キスするように 告げる恋


【季語】月


独りきり 見上げた月は 欠けている


【季語】 十六夜いざよい


十六夜が 誘う夜には 君の声


【季語】 林檎りんご


林檎の実 君は手に取り 微笑んだ


【季語】冷まじ(すさまじ)


にぎやかな ケトルの音も 冷まじき


【季語】冬隣ふゆとなり


朗らかな君の傍でも冬隣


【季語】今朝のけさのふゆ


今朝の冬 震える君を 抱きしめる


【季語】山茶花さざんか


曲道 目に入るのは 山茶花だ


【季語】冬茜ふゆあかね


冬茜 君と見るなら 辛くない


【季語】オリオン


オリオン座 笑った君が 愛おしい


【季語】 冬薔薇ふゆそうび


冬薔薇 花瓶の中で 香ってる


【季語】 コート


口実だ コートの中で 君を抱く


【季語】息白し(いきしろし)


息白し 君の声すら 目に見える


【季語】大根だいこん


咳ひとつ 大根あめを 飲みながら


【季語】布団ふとん


布団から 出るまで長い 君だから


【季語】冬のふゆのつき


冬の月 流れる星を 探す君


【季語】柚子湯ゆずゆ


カピバラも柚子湯につかる験担ぎ


【季語】小寒しょうかん


小寒 喜ぶ君は 犬なのか


【季語】水仙すいせん


水仙の うぬぼれさえも 恋になる


【季語】 大寒だいかん


大寒に 自己採点した サクラサク



【季語】春動く(はるうごく)


春動く 水たまりだけ 解けない


【季語】雨水うすい


皮膚を切る 帰る道のり 雨水知る


【季語】はる


春が来た 探しているよ 澄んだ声


【季語】春風はるかぜ


春風と スキップするの 帰り道


【季語】春コート(はるこーと)


春コート 袖を通した ワクワクと


【季語】春眠しゅんみん


春眠 眠り姫だね 朝なのに


【季語】啓蟄けいちつ


啓蟄に 虫が嫌いな キミ笑う


【季語】受験じゅけん


受験に 最後までキミ 走り切る


【季語】猫のねこのこい


猫の恋 独りぼっちの 僕だけど


【季語】春のはるのひる


春の昼 マグカップには ぬるい白湯


【季語】春雨はるさめ


春雨を 弾く傘音 微かかな


【季語】彼岸ひがん


牡丹餅を急いで買いに行く彼岸

 ブクマ、評価、ありがとうございます!

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