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秋の桜子詩集

見上げる色はなんの色

作者: 秋の桜子

哀しい時にうつむき下を見る 

涙がこぼれて落ちるから  


振り切るように上を見る


頬に冷たく過ぎるのは

涙の一筋ついたせい


悲しい時に顔をうえあげ空を見る


そこに広がる青の色 


アオノイロ

水の色

海の色

川の色

湖の色

池の色


クレヨン手に取り描いたら


アオノイロ

水の色

海の色

川の色

湖の色

池の色


塗りつぶし描くとき使う色



好きな色で

顔を描く

髪を塗る

目を描く

鼻を描き

口を描く


涙は


アオノイロ


水色

青色

空色


アオノイロ


見上げる色はなんの色  

夕暮れ空は薔薇の色


茜色

紅色

朱色 

赤色


薔薇の色


甘くあまい薔薇の色



見上げる色はなんの色


私の目にうつるソラノイロ


アオイロ 霞む


ソライロ イエローがかってる

タイヨウ虹の輪っかのおめかししてる


それは悪魔の花粉後輪 花粉の輪っか


お鼻がムズムズ 見上げる空は

なみだいろ。

 

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― 新着の感想 ―
[一言] 私も瞼がかゆいです (´;ω;`)ウッ…
[一言] いろいろな青と赤の表現が楽しかったのですよー
[良い点] 悲しい出来事があったのでしょうか?涙がこぼれたお話から、赤色へ。夕暮れの赤、お日様の赤、赤から黄色へ。 色の三原色の移り変わりを書いた詩なのかな、と思いきや……。 [気になる点] 花粉症で…
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