幸福
中学の頃の同級生たちとの女子会から帰宅した僕の身体は、軋んでいた。思わず寄りかかった玄関の壁にさえ、弾き返されて崩れそうだと思った。それほどまでに僕は弱っている。
この世に存在する人や物、言葉や時間など、ありとあらゆるものには大なり小なり棘があるのだ。それはいつでも僕を刺激する。痛くないのは、やわらかな布団の中で彼をこの腕に抱く時だけ。指先に馴染んだ薄くやわらかな安心の感触だけが唯一の救いであり、僕の居場所だ。僕を傷つけるものはすべて敵。いつからか、そんな考えが僕の中にどっかりと根づいていた。
早く、彼と二人きりになりたい。しかしそのためには準備が必要だった。彼の隣は僕にとっての居場所だが、同時に聖域でもある。僕の体に纏わりつく汚い「外」をすべて捨て去ってからではないと、あそこには行けないのだ。彼は外とは違う存在。そこに価値がある。
彼は僕を待ちわびているのだろうか。階段を上る疲れ切ったヒールの音、かちゃりと鍵を開く音、ただいまの後に彼の名を呼ぶ僕の声を、心待ちにしてくれていたならばこの上なく嬉しい。
電気はつけないで、荷物とコートだけを部屋に置いて洗面所へ向かう。手洗いとうがい。凍てつく真冬の水道水で自分の手をいじめても、すでに人間の温度を失ったそれは冷たさや痛みを拾うことを放棄していた。水よりも手の方がずっと冷たいようで、むしろ温かく感じるくらいであった。僕は人を離れたような気持ちになって薄っすらと笑みを浮かべ、そして少しだけ水を羨ましく思った。冷えた手でコンタクトも外す。眼球からぺりっと剥がされたそれは乾いていて、しくしくと目が痛んだ。
部屋に戻って、干しっぱなしの洗濯物を漁る。防犯上の理由で外干ししないため、冬場は服が乾きにくく回転が悪い。冷えた手では、手にしたヒートテックがまだ完全に乾いていないのかどうかもわからなかった。どれもどこかしっとりとしているような気がして、面倒なので手前のものをハンガーから引き剥がした。何年も着用し続けているせいでぼろ布のようになった下着と、ごわごわのバスタオルを手にする。洗面所に戻ろうとして、ふと僕は枕に頭と両腕を乗せてうつ伏せで寝転がっている彼に視線を向けた。彼は今日も大人しく僕を待っていてくれたようだった。出掛けに布団をかけてやった状態から、寸分違わぬ状態で僕を迎えている。少しくらい動いたっていいのに。窮屈だろうに。僕はいつもそう思って、時々彼にもそう言ってみるのだが、彼が応えたことはなかった。
「……ただいま。お風呂、入ってくるね」
だからもう少し待っていてね。今日も一人で寂しかっただろうけど、お風呂から上がったらいっぱいいっぱい抱きしめてあげるからね。
僕は布団の上から、ぽんぽん、と軽く彼を叩いた。
一つの業務を終えるように、僕はたんたんと風呂を終えた。タオルを頭に巻きつけて、化粧水と乳液を顔に叩きこむ。風呂上りではなめらかに肌に染みこむこの行為も、冬の朝支度となると一気にその本性を剝き出しにして僕に棘を向ける。寒い朝、洗顔後の指先は痛々しいほど赤く染まった。ボロアパートの水道では満足に湯を使うこともできない。赤の蛇口を捻っても水が出るばかりで、それならば毎朝息を詰めて我慢しようと、凍りついた手で化粧水を顔面に擦りこんでいるのだった。その度に、ああこれは死にたくなる、と思う。死は一撃必殺ではなく、蓄積による自滅を狙っているような気がするのだ。繰り返される日常という中に潜む永遠ほど恐ろしいものはない。
ヒートテックにパンツだけで洗面所を出た僕に、しんと静まり返って張り詰めた空気がすり寄ってくる。あっという間に出来立てほやほやみたいな体温は奪われていった。それでも、帰宅した時よりはいくらか身体に生命力が宿っているような気がする。人にはやはり温もりが必要なのだ。それは僕も例外ではない。
布団の上には、裏起毛のユニクロパーカーと高校の体操服であった紺色のジャージが脱ぎ捨ててある。これがパジャマ代わりだ。それらを着こんで、ドライヤーで髪を乾かす。洗面所にはコンセントがなくて、部屋に大きな姿見もないために、僕はいつも食器棚のガラスとその上に置かれた電子レンジを鏡代わりにしていた。電子レンジの中に、黒い僕の顔が浮かぶ。僕の頭だけがチンされる。でも、黒く渦巻いて塗り潰される目の奥には彼がいる。
髪が粗方乾いたところで、乱雑にドライヤーのコードを引き抜いて、ヘアアイロンの上に放り投げる。がちゃん、という荒い音が清々しかった。リビングのドアを勢いよく開けて、玄関へ続く狭いキッチンの空気を乱しながら進み、僕はむんずと食器乾燥棚に置いてあるガラス容器を手に取る。細長い筒状の口の下に丸っこい三角錐がくっついている、ビードロによく似たガラス容器だ。息を吹きかけると、ぽっぺん、と間抜けな音がするところまで同じである。家を出る前に洗っておいて良かった。僕はビードロを持って部屋へ戻る。彼のもとへ向かう。
冷たいフローリングにぺたぺたと足をつけて、後ろ手にビードロを隠し持ちながら僕は布団を覗きこんだ。毛布の上から羽毛布団をかけた小さな山の中に、さらに小さな彼は埋もれている。その姿があまりにも無垢で愛らしくて、思わずふふ、と笑い声をこぼしながら僕は彼の目元にキスを落とした。乾燥した唇は、彼の表面にわずかにひっかかって気持ちが良い。引き攣りながらも皮膚が再生しかけている傷口に押し当てるようにして、僕は彼を食んだ。ただいまのチューの、ちょっと濃厚なやつ。
「お待たせ、ロロンくん」
ロロンくんと名づけた彼は、動物園のギフトショップで出会った小さなワニのぬいぐるみであった。種類はイリエワニ。鮮やかな若葉色の体、背中には三角形のフェルトが筋のように並んでいて、同じ生地の牙はよれて好き勝手な方向に曲がってしまっている。ぱっかりと大きく開いた口の顎はずれていて、それがとても可愛かった。
ロロンくんは何やら不服そうで、僕が布団を捲りあげるところりと転がって白い腹を見せた。ふわふわのやわらかい毛を晒す姿は、僕に甘えているとしか思えない。何だよ、待たせたのがそんなにさみしかったの、と言いながら僕はロロンくんの腹に、今度は鼻を擦りつけた。そのまま体を布団に滑りこませる。ビードロを枕元に置いて、ロロンくんをしっかりと抱きすくめ、そして布団に包まった。ようやく準備が整った。これこそが僕の幸福なのだ。外界の一切を遮断し、大好きで大切な彼と二人きり、やわらかで温かな布団に包まれて、ただただ愛情で胸の内をいっぱいにすること。僕らの世界は優しさに満ちている。ここにいれば誰も僕らを傷つけることはできない。そんな真っ白い幸福感がそこにはあるのだ。胎児のような安心感ではない。僕と彼だけの、この世の幸福であった。
目を閉じて存分に彼の感触を楽しめば、自然と口角が緩んで、幸せだなぁと繰り返し呟いてしまう。だって本当にその通りなのだ。僕は幸福過ぎて、その幸福を言葉にせずにはいられなくなる。だが今は、言葉以外にもそれを体外へ放出する術を持っていた。
幸福感が腹の底から無限に湧き出る感覚に、きたきた、と僕は手だけを伸ばしてビードロを掴むと、それを口に銜えた。そして息を吹きこむ。
ぽっぺん、ころん。
ビードロの底が振動して、そして内側に何か小さなものが転がる音がする。僕は収まりきらない幸福感に、続けざまに息を吹きこんだ。ぽっぺん、ころん。ぽっぺん、ころん。五、六回繰り返したところで、音が少し変わった。その辺りで酸欠気味になって、僕はビードロから口を離す。ビードロの中には、透明度の高い小さな金平糖が生まれていた。
「ロロンくん見て。一気に、いちにい、さんしぃ……ろく。六個もできたよ、すごいよ」
三角錐部分をロロンくんの顔に近づけると、ころころ、と金平糖が転がった。それらは蛍光灯の無機質な光の中でも可愛らしい輝きを持つ。それが嬉しくて、僕はからからとビードロを振った。
「……やっぱり幸せだね」
幸福というものを形に変え、この目で捉えられるようになってから、僕はロロンくんと過ごす時間をより深く、より強くそう感じるようになっていた。一般的な成人女性の一日における幸福形成量は、五から六個だと言われているのに対して、僕はたった一回で一日分の幸福を形づくることができる。僕はロロンくんとともにいることによって、平均的幸福値よりも上位にいるのだ。ここ数日分だけでも、冷蔵庫の上に置いてある大振りのジャム瓶はいっぱいいっぱいだった。面倒だが、そろそろサービスカウンターでポイントに換算してもらわなければならない。
一ポイント一円換算で、僕の幸福は大体一個につき十ポイントだ。本格的に資源として認知されればもう少し価値が高騰する可能性があると噂されており、僕の持つ幸福はきっちりと世間的価値を持っているのだった。だが、多くの人はそれを認めない。
自分を含め、かつての同級生四人が集まった女子会では、恋人の有無や自身の恋愛観、結婚観の話で持ちきりだった。今回参加できなかったメンバーの一人が先月結婚を果たし、さらには妊娠しているとの報告があったためだ。おめでたいとは思ったものの、他のメンバーたちが一気に色めきたって女の幸せがどうのこうのと語り出すことには心底興味が湧かず、僕は山盛りのフライドポテトで一人ジェンガをしながら暇を持て余していた。ちっとも話題についていけず、ポテトばかり食べていたせいで今も少し胸やけしている。
旧友たちは、ひどく幸福を欲しているようだった。結晶化に成功し、物質となった幸福をエネルギー資源として活用する方法が見出された、という一年前の発表に対して、彼女たちは当てつけだと文句を言う。資源としてよそに回せるほど幸せは余ってはいない、一つも作れないと枯れているんだと思って余計に悲しくなる、あーあ、彼氏がいたらな、と天を仰いでいた。憐れなことに、彼女たちにはロロンくんのような存在がいないらしいのだ。
誰かが僕の話を始めて、その流れで恋人とはどうなったのかと問うてきた。その時僕の脳裏には布団の中で眠っているロロンくんの姿が浮かんでいたが、彼女たちにロロンくんのことを話した覚えはなかったので首を傾げた。ほら、仲良くしている人いたじゃない、と言われて、僕はようやく合点がいく。僕にも、少し前まで親しくしている相手がいたのだ。
「もうつき合いはないよ。そもそもあの人、私の彼氏じゃないし」
僕は適当にそんな受け答えをしたような気がする。「僕」は口から出すと「私」に自動変換されるのだ。気づいた時にはもうそうなっていた。
あの人は、恋人などという甘ったるい関係よりもなおのことどろりと甘いような、セックスフレンド一歩手前の相手であった。手前で踏み止まって、本番はしていない。互いの半裸を見た程度で、年が離れていたせいもあったのか、僕はだらだらと甘やかされていた。その礼にと肌を見せていたが、それでも僕にとってはロロンくんの方がずっとずっと大切な存在であることに変わりはなかった。僕には返せるものがそれしかなくて、ほぼ義務的な感覚だったのだ。あの人がそれなりに膨らんだ僕の乳房に両手を添えて包んでいる時も、僕はロロンくんの手を握っていた。あの人にはもとよりつき合っている女性がいたのだ。僕はそれを知っていて、そして僕にはロロンくんがいた。不毛なだけの関係だった。
もったいない、良物件だったのに、と僕たちの不毛さを知らない旧友は口を揃えてしきりに残念がった。逃した魚はデカいとも言われたが、僕はなぜ逃げるような相手を好きになるのかが理解できなかった。ロロンくんはどこにもいかない。他に彼女もいない。いつでも、いつまでも僕の味方だ。僕にとって恋人とは、恒久的な安心を求める相手である。僕は安心したいのだ。愛し、愛され続けていると。だからなぜ心変わりするような相手を想えるのか、不思議で仕方がなかった。
テレビのニュースなんかでも世論調査だなんだと、幸福の形成化について街頭インタビューが放送されている。映るのは女性ばかりだった。
「幸せって、形にするとなくなっちゃう気がしてぇ」
「そうそう。もったいないよねー」
「恋人との思い出? みたいな感じで、自分の中に閉じこめとかないと」
ねぇ、と同意を求める一人に「ヤバい、超ハズくない?」とつき添い相手が甲高い笑い声を上げる。そんな映像を背景に、女性からは反対の意見が多いようですね、というキャスターの言葉でニュースは締めくくられる。彼女たちは絶対の幸福を知らないのだ。幸福は消えゆくものだと思って、その真価も知らないまま、軽薄な語りを世の総意とすり替えられていることに気づきもしないでいる。幸福を一括りにまとめられては堪ったものじゃない、と僕はいつもテレビの電源を憤りに任せて消していた。
僕の幸福は絶対だ。絶対で、永遠だ。僕の尽きることのない幸福感は、やがて資源として利用することができるようになるだろう。集められた幸福は混じり合って、やがて一つの巨大なエネルギーになるらしい。僕の幸福は等しく価値を持つのだ。
恋人がいること、結婚をすること、子どもを持つこと。女の幸せがどうこうと苦悩する同級生たちよりも、ロロンくんという存在を持つ僕の方が幸福の生産性に優れている。つまりは、僕が一番の幸せ者ということだ。
ロロンくんを抱きしめる。くたりとしたやわらかさが愛おしい。
「愛してるよ、ロロンくん」
ロロンくんの腹に顔を埋めて深呼吸をした。ロロンくんのにおいは僕のものと酷似しているが、僕よりも少しだけ甘い。
ロロンくんを抱きしめて、初めて知ったことがある。それは、愛とは体の中心、胸の少し下あたりから生まれてくるということだった。そこから体中の血管を通って全身に巡っていく愛は、じんわりと血管から染み出て僕の体を温めていく。この熱が、僕を生かしている。
以前テレビで、親友であるぬいぐるみが動き出したことに恐怖した幼い少女が、悲鳴を上げながらそれを窓の外へ投げ捨てる、というショートアニメを目にしたことがあった。海外のコメディ作品であったが、僕は一緒に見ていたロロンくんが気分を害してはいけないと思って「僕ならあんなことはしないよ。お前が動き出したのなら、泣いて喜ぶよ」と素早くフォローを入れた。そう言わないと、ロロンくんが動き出す日が遠のいてしまう気がしたのだ。僕は、ロロンくんがいつか自分の意思で動き始めて、会話できるようになる日を心待ちにしている。いつ言葉を切り出そうか迷っていた、君が恐れて自分を捨てるんじゃないかと不安で、愛しているからこそ一歩が踏み出せなかった、とロロンくんはいつか遠慮がちにそう語り始めるのだ。だからこそ、大丈夫、と僕は安心させてやらねばならなかった。お前が動き出したってちっとも怖くはないよ、嬉しいんだよ、待ってたんだよ、と。
僕はずっと、ロロンくんとセックスがしたいと思っていた。降りしきる雨のように落とすキスは、それを彼に伝えるためだ。キスをしたいと思ったのも、ロロンくんが初めてだった。尖らせた口先を相手に押しつけるだけの行為に、僕は何の意味も見出せなかった。けれどあの人はキスが好きだった。同級生たちが僕の恋人だと思っていた人は、キスをねだる人だったのだ。僕はそれが嫌で、恥ずかしがるふりをして何かとその要求を断っていた。あの人はキスの後に必ず僕に自分を好きかどうか問うてくるのだ。好きだなんて一度も思ったことはなかった。僕がどれだけ下手くそで不自然な笑い方をしているのか気づいていないような相手を、どうやったら好きになれると言うのか。抱きしめられると相手の心臓の音が聞こえた。どくどくと早鐘を打つのを聞いて、僕は「あ、生きてる」と思ったのを覚えている。あの人の心臓は早かった。それなのに僕の心臓はぴくりとも動いていないように感じられて、そう感じた瞬間から僕の中はひたひたと冷たくなっていって、ああ僕は死んでいると思ったのだ。僕はあの人と同じようにはなれなかった。なりたかったのかと問われれば、イエスと答えるかもしれない。わからない。
僕はまったくもってあの人を愛することができなかった。それなのに、ロロンくんのことは自分でも面白いくらいに心の底から愛することができるのだ。嫌いだったキスを自分からしたいと思った。だからその先もロロンくんとがいい。ロロンくんとセックスしたい。
ひっくり返って白い腹を見せるロロンくんの両腕の間から、その下へと唇を滑らせる。さわさわと僕の鼻頭をやわらかい毛が撫でていった。びろんとリラックスした様子で投げ出された二つの足の付け根に、きつくキスをする。ロロンくんのペニスはどんな感触なのだろうかと、僕は度々空想を広げていた。このお腹と同じ生地で、やわらかいのだろうか。それとも爪の先のように少しざらついた布地なのだろうか。中には僕の愛の染みこんだ綿が詰まっていて、口に含めば唾液で湿って表面は毛羽立ってしまうかもしれない。そうしたらきちんと洗ってあげないと、何度もキスをした首元のようにごわついてしまう。中性洗剤を溶かしたぬるま湯に浸からせて、彼を隅々まで洗ってあげよう。最後は柔軟剤で彼をもっと甘く仕上げたい。洗濯機で脱水するのはきっとトラウマで逃げ出そうとするだろうから、丁寧に丁寧にタオルで水気を拭き取ってあげて、乾燥機の上の専用寝床に寝かせて、そして体が乾燥するまでの間に心ゆくまでおしゃべりをしたい。そこで、「明日は天気が良さそうだよ」という一言を、僕らの秘密の合言葉にするのだ。
僕はロロンくんを胸に抱えたまま、再びビードロに手を伸ばした。見せつけるようにロロンくんの上で、舌からビードロに触れて銜える。できるだけいやらしく、と胸の内で唱えてこっそりと笑った。
ガラスの底を震わせる間抜けな音に続いて、金平糖の落ちる音がする。やがてビードロの中が金平糖で軋み始めて、僕は息を吹きこむのをやめた。ロロンくんに囁きかける。返事はまだない。夢の中で聞かせて、と言葉にはしなかった。
僕は目を瞑る。僕とロロンくんとの境が曖昧になる微睡は格別な幸福だった。眠気に負けて、形にできないのが惜しい。二人して輪郭を紐解いて、存在を垂れ流しながら夜の闇に溶けていけそうだと思った。明けない夜が欲しくなる。
眼球の裏が膿み始める。それでも僕は、目を開けなかった。
2016年の11月頃に書いた作品で、同人誌に読み切りとして収録したものになります。
夜、眠る前のおともになるような短編~中編を少しずつ掲載したいと思い、これが最近書いたものの中での第1号となりました!
友人からは、「キモい、キモい」と大評判だった作品です(#^^#)
少しでもお楽しみいただけましたら、幸いです。
次回は、2017年11月22日に次の短編を掲載予定です。なにとぞ……!(>_<)
では、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!