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今、あなたが笑う  作者: 猫さん
第1章"序章"
2/11

プロローグ

初投稿です。

バトル系が結構好きなので、戦闘描写が多いかもです。今回はプロローグなので、世界観とか理解してもらいたいです。


能力。それは才能が具現化した力の"名称であったもの"。


今はそうではないが、昔はそうであった。


これはとある「世界」のお話。これは誰も知る術のない結末の物語。


時は2070年。おそらく人の普通とは、常識とはかけ離れた人々が現れ始めた。初めは些細なものだった。しかし、気づけば人は口から火を噴き、意図的に雷を落とす者達が現れ始めていた。


それは、各国そうであった。そう、アメリカならば受け入れる措置などを取っただろう。アメリカなどの心の広い国などは受け入れるだろう。しかし、やはり日本人。日本人の特有の性質なのだが、自分達とは異なるものに対して好意的に接することが無い。江戸時代の出島が良い例だ。やはり、距離を離してすぐには近づこうとしないのである。.....おっと話がそれてしまった。


よって、日本は能力者(かれら)を迫害。差別などから、犯罪などの事件も多発し、人々から能力者に対しての考えは良い方向には向かず悪化。数年後には能力者は社会不適合者(ヴィラン)となってしまった。


その数年後には法律で迫害されるまでに悪化した。『やり過ぎ』ではないかって?"やり過ぎ"である。しかし、この時の人々にとって『やり過ぎ』ではなく、『当然』なのだと。


彼らの感覚は完全に麻痺してしまった。そう、第二次、第1次世界大戦時の日本と全く変わらない。だから誰も"変"だとも、"やり過ぎ"だとも思わない。しかし、どの歴史を見ても迫害された側は反乱を起こす。これも時間の問題であり、実際に起こったのだから。


国と能力者の正面戦争が開始した。しかし、たった2日でその戦いも幕を閉じた。第三軍が到着した地点で能力者側は敗走し(その地点で生存者の姿は確認出来なかった) 、前線の第一軍と第二軍は全滅していた。決着は国の勝ちとなり、この状態は今も尚続いている。


後にこの戦の事を能力争(アヴァンロ)事件と呼ばれるようになる。(教科書にも載る)


日本政府は反乱を起こされ続けない為に、能力者を引き取る措置を行った。その数年後の2086年、とある研究員が他の世界への(みち)を見つける。その後、内閣総理大臣の息子が内閣総理大臣へと就任。他の世界への実験を数度行い、後の被験体を"全て"保護した能力者で行うようになった。実験にて今までの死亡者数約六百人、意識不明者数七百人 、生死不明(行方不明)者数約千人。その他六百人にもなる人数が被験体(すてごま)となっている。その殆どが19歳以下の子供である。


しかし、2096年脱走事件が発生、合計11人の少年少女達が脱走した。


今も誰一人として回収(つれもど)されていない。後に能力者を保護する団体などが結成され、保護活動などを行っているが、能力者の密売などは今も尚世界のどこかで行われている。

ここまで読んで下さり、ありがとうございます(〃・д・) -д-))ペコリン

わかりにくいなど当のいかんがありましたら設定本を増築致します

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