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カノアゲーム  作者: 朔
5/11

マリリンとの出会い

ケンチャンはまた街道までやって来ていた。勿論お金は銀行に預けて来た。


お金は例の一件で稼げたので、攻略を進めようと思う。オーガが出てきた先までやって来た。するとそばには、ボスモンスターの出るエリアがあった。


「げっ!こんな近くにボス部屋が合ったのか」


早速だが、ボスに挑んでみようと思う。通常はパーティーを組んで挑むものなので、難易度は高いが、今失う物は何もない。死に戻りしたら、その時考えれば良いだろう。


第一のボスはブラッドラビット。血のように赤い眼が特徴だ。さて、ボス攻略していきますか。


今まで紹介してこなかったが、スキルというものがある。人によってはバク宙などもスキルに入るが、俺は既に身につけているので、スキル欄には出てこない。


今身につけているスキルは六連撃、一閃、二連突きの三つだ。


新たに入手した筋力などのポイントはまだ割り振っていない。


縛りプレイと言うわけではないが、ポイントを割り振らずに行ってみよう。


「おーい、こっちだ。かかってこい!」

挑発すると、ブラッドラビットは一目散にこちらに来た。二連突きでブラッドラビットの視界を奪う。


ブラッドラビットは声に出さず、悶絶している。


「そっか。ウサギだから鳴かないのか」

この知識は半分当たっていて、半分外れているのだが、とりあえず良しとしよう


閉じた目から流血するブラッドラビット。ボス部屋は平原になっていて隠れる場所もない。


前宙切りで耳を切り落とすと、新たにスキル前宙切りを取得した。


ボスなだけあって、HPは豊富にあるようだ。一閃でもう片方の耳を切り落とす。まだまだ体力があるようだ。


双剣の片方を眉間に投げて当て、そのままダッシュで双剣を眉間へ押し込む。スキル投擲突きを取得することが出来た。流石に眉間に刺さったのを抜くと、大量の出血をした。


その後HPが一定ラインを下回ったのか、ブラッドラビットは暴走状態に陥った。


とにかく周囲を飛び回り、体当たりを繰り返しているようだった。


横凪に双剣を振るうことでブラッドラビットにどんどん出血ダメージを与えていく。


「やはり最初に視界を奪ったのは正解だったな」


視界を奪っていなかったら、これほど簡単にことは運ばなかったろう。遂にブラッドラビットが倒れた。ドロップ品はブラッドラビットの毛皮だった。お金は20G貰えた。


鬼裏といっても、視界を奪えばしっかり倒せることの証明になった。是非次の機会も試そうと思う。


ボスを倒し、悠々自適に凱旋するか、次の街へ進もうか考えていた時である。ほんの少し隙間というか、チャンクズレを起こしているところがあった。近付いて行くと、飲み込まれてしまった。


そこは鬼裏の裏ボスの一面だった。

「おいおい嘘だろう?なんでこんなことに」

ケンチャンが嘆いていると、

「あのー」

と声をかけられた。

「もしかして新入りさんですか?」


「あなたは一体・・・?」

「私はマリリンです。隙間に飲み込まれてしまいました」

「それ、俺も同じです」


「マリリンさんの他にも隙間に飲み込まれた人っているんですか?あっ、俺はケンチャンです」

「どうぞよろしく。いえ、いませんねぇ」

「こちらこそよろしくお願いします」


うっそうと生い茂る森の中にいることに、恐怖感を感じたケンチャンは

「さっさとボスに挑んで死に戻りしちゃいましょう」

と言った。

すると、困った顔でマリリンは

「どうやらリスポーン地点がここに設定されちゃってるみたいなんですよねぇ」

と言ってきた。


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