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異世界転移と魔王と僕。  作者: ちゃむ
7/24

神界シリーズ


「ふふふ、先輩、今日は寝かせませんよ。」


まずは今日の出来事で一番衝撃的だったのは達人の動きだ。魔法も凄かったけど、ネタは明らかになったからね。

とにかくあの踏み込んでからの掌底はめちゃくちゃカッコ良かった。女子だったら絶対惚れてるよ。変な声出ちゃったけど。

それが儀式の影響か装備品の恩恵か見極めたい。


僕は一つずつ確認していった。


「先輩、僕が今来ている服の詳細を教えて。」


開いたページの内容はこうだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

神界の服

使用権限者 アレス


防御力   5000

耐久力   1000/1000

重量    1


自動修復

破損箇所を自動的に修復する


自動戦闘

戦闘時、体術レベル10相当を行使して自動戦闘を行う


自動回復

体力・魔力・疲労・状態異常を自動で回復する


ーーーーーーーーーーーーーーーー


だろうね、そうだと思ったよ。

自動修復もついてる。

自動戦闘ヤバいね。体術レベル10ってもしかして最高レベルなんじゃない?


自動回復もついてたんだね。走っても疲れなかったのはブーツのおかげかと思ったけど違ったのかな?


次も見てみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神界の剣

使用権限者 アレス


攻撃力   5000

耐久力   1000/1000

重量    3


自動修復

破損箇所を自動的に修復する


自動戦闘

戦闘時、剣術レベル10相当を行使して自動戦闘を行う


貫通

いかなる物も貫通する

絶対防御でのみレジスト可能


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


剣にも自動戦闘が付いてるね。

剣を抜いてたら女戦士の首が飛んでたんじゃない…?

剣は余程の時でないと抜くべきじゃないね。

いかなる物も貫通って……星を切ってしまいそうだ…。


次は手袋だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


神界の手袋

使用権限者 アレス


防御力   1000

耐久力   1000/1000

重量    1


自動修復

破損箇所を自動的に修復する


魔法効果上昇

魔法の効果を1000%アップさせる


攻撃力上昇

武器による攻撃力を1000%アップさせる


自動工作

いかなる物も作成出来る


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ちょっと待って。

魔法効果1000%アップ?

それって10倍だよね。

そうか…あのウォーター、金文字のストック効果だけじゃなく、手袋で10倍ブーストされてたのか…。

女戦士がリースの竜って言ってたけど、あの竜をワンパン出来たのはこの効果もあったからなんだろう。

武器の攻撃力も10倍ってえぐいよね。

僕が剣を抜いてたらミンチになってたよ…女戦士。

世界が壊れる可能性があるって言ってたけど、あながち嘘じゃない気がしてきた。


あと自動工作ってのも夢があって良いよね。

今は作りたい物もなければレシピもわからないから試しようがないけど。


次はブーツだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


神界の靴

使用権限者 アレス


防御力   1000

耐久力   1000/1000

重量    1


自動修復

破損箇所を自動的に修復する


無限移動

無限に移動出来る

食べ物や飲み物、排泄、睡眠が必要なくなる


神歩

いかなる場所も歩行出来る


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


またえげつないのきた。

今日何も飲み食いせずに済んだのこの靴のおかげか。


そうだよね。今日めっちゃ走ったのに喉も乾いてなかったし、お腹もすいてなかった。おしっこもしてないし。

匂いを嗅いでしまうと食べたくなって習慣的に飲み食いしたけど、しなくても大丈夫な感じはあったよ。


後この神歩って何?

いかなる場所も歩行出来るってどういう事?


僕は椅子から立ち上がって壁に向かった。


「壁走り的な事が出来るのかな?」


僕は壁に足を向けた。

その瞬間重力がぐるりと回転する感覚があり、僕は壁に倒れ込んだ。


「いてっ、って……なんだこれ…。」


気がつくと僕は壁に座っていた。

今までいた床が壁になってる。

世界全てが横を向いたような気持ち悪い感覚だ。


「うわうわうわ。キモッ。何?机とかベッドとかが壁に張り付いてるよ。」


今僕にとっての床はさっきまで壁だったこの面だ。

立ち上がって歩いてみた。そして、さっきまで天井だった面に向かった。今度はこけないように…上手く天井に移れた。


僕は一気にジャンプして本来の床に戻ってみた。

思ったより簡単に制御出来る。

床をどこに設定するか頭で思い描けば良いみたいだ。


「………………。」


「もしかしてだけど…。」


僕は空中に足をかけてそのまま踏み込んだ。


「ほら、やっぱり!」


僕は空中に浮いていた。

階段を登るように空中を歩ける。

何もない所も歩行出来るようだ。


「これヤバいわ。神様…ヤバ過ぎて流石にちょっと引くわ……。」


次は盾を見てみよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神界の盾

使用権限者 アレス


防御力   ∞

耐久力   ∞

重量    2


絶対防御

盾が向いている方向からの全ての危害要素を無かった事にする


不壊

永久に状態が変わらない


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


シンプルだね………。

この盾を構えれば隕石でも無かった事に出来るらしい。

無かった事になると言うことは、なんの圧力も発生しないって事か……。

相手に向けて構えるだけで絶対負けないじゃんか。

神界の剣も絶対防御ならレジスト出来るって書いてあった。なかった事にされちゃうと貫通出来ないよね。

神様に勝負を挑んでも100%勝ち目がない事がよくわかるわ。


次は腰袋だ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

神界の腰袋

使用権限者 アレス


容量    ∞

耐久力   ∞

重量    1


不壊

永久に状態が変わらない


無限収納

サイズ・数量に一切の制限なく無限に収納出来る


生命収納

内部に生命活動が可能な擬似世界を構築し、生命を無限に収納出来る。


追記

無限収納と生命収納はどちらか一方を選ぶ必要がある。

無限収納として使用中は内部が時間停止する為生命は収納出来ない。


生命収納として使用中は収納する生命が保持できる物だけを収納出来る。

自身も収納出来る。自身を収納した場合、腰袋を装備したまま収納される。再度収納する事で出る事が出来る。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


想像よりヤバいアイテムだった。

無限収納として使うもよし、生命収納として使用するもよし。

うわ、迷うな…。

生命収納にすると、何かを収納する時にいちいち持って入って、中に置いてから出てこないといけないのか…。

でもいつでも中でゆっくり休憩とか出来るって事だよね。誰も入れなければ自分だけの世界。

好きな人だけを入れれば楽園。


迷うけど今は無限収納にしておこう。


しかし神界シリーズは強烈過ぎるよ。

全部に使用権限者が設定されているとこも気が利くね。

盗られる心配もゼロじゃないもんね。


でも腰袋以外を返却して得られるワードマスタリーのスキルツリーはどうなんだろう?

神様は手紙の中でワードマスタリーは大きな力って言ってたよね。

この神界シリーズにも劣らない力が得られるんだろうか……。

ちょっとにわかには信じられないな。

この神界シリーズの力を見ちゃうとね。


次はワードストーンを確認していこうか。

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