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世界最強の星使い  作者: 星月 怜
第一章
2/2

目覚め

 目が覚めると俺はベッドにいた


 異世界転生したのか俺は


 体を起こし

 周りを見渡してみると

 西洋風の棚や机があった

 そして自分が寝ているベッドに

 視線を戻してみると

 ぷにぷにした手ちっちゃい体が

 視界に映った


 ん?おかしいな俺は今何歳だ

 転生ではなかったのか?


 そう、普通なら起き上がるどころか

 目も見えないはずだ

 しかし手や毛布をまくって

 体を見てみる限り

 3歳ほどに見える


 失敗したのか?それとも

 この歳に記憶が戻るように

 していたのか?


 何とも言えないが転生しているか

 どうかなら確かめる方法がある


 少し緊張しながら俺は言った


「ステータス」


 ==========================================


 名前:トワイライト ガーディス Lv1

 種族:人間 3歳

 天職:魔法剣士

 適性:星

 体力:3

 筋力:3

 物防:3

 魔防:3

 器用:3

 魔力:3

 幸運:30

 技能:鑑定

 称号:ガーディス男爵家3男


 [ステータスポイント] 

 残り10


 [スキルポイント]

 残り10


 ==========================================



 そう、ステータスだ

 本来この世界にはステータス

 というものは存在しない

 あるのはせいぜい名前や種族などが

 書かれている冒険者カードくらいだ


 しかし俺は転生時のお願いを使う

 事によってステータス表示と

 キャラメイクが出来るようになったのだ!


 ん?お願い事が2つじゃないかって?

 キャラメイクが出来るステータスを

 下さいって言ったからセーフなんです!

 いやー言葉って大事


 んで色々気になるところがあるな


 まず俺の名前はトワイライト ガーディス

 らしい。今世でも略したら兎和(とわ)だな

 いいねかっこいい


 んでやっぱり3歳くらいだったか

 どうなってんだ?女神様

 ミスったのかな


 まぁいいや次は、魔法剣士!

 魔法使えるって事だよな?

 楽しみすぎる!


 適性が星?星って何なんだ

 分かんないなでも強そうだ


 それから鑑定?何だそれ

 そんなもんもらった記憶ないんだけどな


 そうやってステータスを眺めていると

 ブォン!と急に別のステータスと同じ

 透明な板が現れた。


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 こんにちは兎和さん、今はトワさんですね

 無事転生できたと思います

 まず年齢について疑問に思っているかと思いますが

 0歳から始めてしまいますと色々支障を

 きたすと思い3歳の時に記憶が戻るように

 いたしました。ちゃんとここの子供ですから

 安心してくださいね


 鑑定についてはサービスです

 それで知りたい事を調べてくださいね

 ステータスポイントとスキルポイント

 についてもおまけですよ

 奮発しちゃいました


 それでは新しい人生を楽しんで下さい!


 女神アストラより


 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



 どうやら女神様からの手紙

 みたいだな。大分サービス

 してくれたようだ


 さてじゃあ早速使ってみようかな


 そう思っているとふいに

 ドアをノックする音が聞こえた


 やば!びっくりして

 咄嗟に寝てるふりをしてしまった


 トントントン 

 足音が聞こえる


「起きてくださいトワ様

 もうすぐ朝食の時間ですよ」


 どうやら俺を起こしに来たようだな

 よしここは寝起きの演技をして起きよう


「ふぁぁ、おはよう」


「はい、おはようございます」


 起こした人の方を見てみると

 そこには艶やかな青の髪

 持ち、これまた同じ色の瞳

 の美少女がいた


 うわっ可愛すぎる

 地球では見たことないレベルだ

 メイドさんかな


 そう思っているとその美少女は

 俺に近づいてきて言った


「それでは失礼します」


 そう言って俺の服を脱がしてきた


「ん?待って待って待って

 何で脱がしてるの?」


 ここで3歳児のふりをした俺は

 本気でファインプレーだと思う


「え?いつもように着替えを

 手伝わせていただこうかと」


 いつもこんなことしてるのか

 こいつは。羨ましい!

 いや、今日からは俺が

 やってもらうのか


「そっかじゃあお願い」


 そして脱がされて着替えを

 終えた頃には顔を真っ赤にしていた


 めっちゃ恥ずかしかった!!


 そして食堂に移動すると

 皆がもう席に着いていた

 多分父親と母親それに兄が2人

 姉が1人と妹1人、かな?


 大家族みたいだ

 俺が座ると食事が始まったが

 テーブルマナーが

 わからない俺が母親に

 怒られたことは言うまでもない


 やばいな本格的に

 情報収集しないと

 ...また怒られる、!


 -------------


 転生した日から早1ヶ月が過ぎようとしている

 メイドの着せ替えはもう流石に慣れたよ

 さて情報収集した結果だか


 まずここはイグノーティスで間違いないようだ

 そして一年は360日で8つの月に

 分かれているようだ


 それぞれ


 1月 水

 2月 金

 3月 地

 4月 火

 5月 木

 6月 土

 7月 天

 8月 海


 らしい。覚えやすいね


 そしてイグノーティス最大の特徴は

 空に浮かぶ8つの星だ

 それは月のようにぐるぐると回っており

 月の期間中ずっと見える


 例えば 水の月のときは

 水星がずっと空に見えてるらしい


 これでどうやって夜とか昼とかに

 なってるのか疑問だが

 異世界だからしょうがないな


 次に転生した日俺を起こしにきた

 メイドはイリスというらしい


 俺付きのメイドさんだ

 やったねあんな可愛いなんて


 ちなみにイリスを鑑定で調べてみた

 その結果がこれだ


 ==========================================



 名前:イリス Lv5

 種族:人間 3歳

 天職:メイド

 適性:水

 体力:15

 筋力:10

 物防:15

 魔防:10

 器用:15

 魔力:5

 幸運:5

 技能:奉仕

 称号:ガーディス男爵家

 トワイライト付きメイド


 ==========================================



 こんな感じだったな

 うーん高いかどうかわからないか

 多分平均くらいなんじゃないかと思う


 そして天職はメイド。

 これまで調べてきて天職と

 実際にしている仕事があっている人は

 かなり少ない


 母上の天職は縫製士だったりする

 が縫い物をしている姿は見たことがない


 勿体無いと思う。せっかくの才能を

 生かしきれてない


 本当ステータスを願って正解だったな


 次に家族だか名前を覚えるのが大変だった

 俺人の名前覚えるの苦手なんだよな

 まぁイリスは秒で覚えたけど


 父上が ガング

 母上が ナーシャ

 1番上の兄は ギルバート

 2番目の兄は グレン

 姉は ニア

 妹は ノエル


 んん、皆かっこいいね

 それぞれのイメージとしては


 ギル兄さんが文官。金髪美青年

 よく本を読み聞かせてくれる


 グレン兄さんが武官 同じ金髪だけど

 少し暗め。ムキムキで見るからに強そう

 剣の稽古に誘われたりする


 ニア姉様は銀髪。元気系なお姉ちゃん

 よく僕に話しかけてくれる


 ノエルは艶やかな銀。プラチナみたい

 一歳でめっちゃ可愛い


 父上はあまり会う機会がないが

 金髪のナイスダンディ


 母上は銀髪。儚げな雰囲気


 これがうちの家族だ


 そして僕は暗い銀色の髪で

 顔は母上似。

 将来はイケメンになること間違いなし!

 やったね


 そうそう最近は定番の体の中に

 ある魔力を動かして量を増やす

 みたいなのをやってるんだけど

 さっぱりわからん

 どうすればいいんだろ


 やっぱりまだ情報が足りないな

 これからも情報収集に徹しよう


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