種族
アルトリアを中心とする世界各国に、普遍的に散らばる生命の種別。300年程前までは、基本的に互いが互いを侵攻しないような形を保っていた。しかし、魔王が出現してからその情勢は変化し、特に「人間」と「純魔族」が激しく対立している。
人族
「人間」
1番数が多い種族。これといった特徴はないものの、ありとあらゆる環境に順応する事が可能。また、努力次第では何にでもなれるという可能性を唯一秘めた種族。
魔族
「純魔族」
かつて魔王に付き従い、この世を恐怖へと陥れるた魔の軍勢。知能が低いものが多いが、力は他種族を圧倒している。その為、種類によっては単独で挑む事を禁止(禁忌魔族)されている事もある。異形のものは基本的にここに属する。稀に魔王などを代表とした、知能が高いものが確認されている。
「獣人族」
野生の力を内に秘めた種族。潜在的な身体能力が非常に高く、環境適応力も凄まじい。ただ知能が低い、魔力がない(魔法を使えない)という欠点がある。いわゆる「脳筋」その為、他種族によく利用される。
人型と獣型の2つの姿を使い分ける事が可能。
「天眼」と「鬼神兵」は獣人族であったという伝承がある。
※獣人族は差別対象にある。「魔力無し」「能無し」「脳筋」など様々な差別用語で呼ばれており、特に王都貴族の間では獣人族を奴隷として扱う事も多い。
七賢人に獣人族がいたという伝承こそあるものの、結局は伝説上のものであるという認識からか、彼らの立場の変化にはさして影響はなかった。