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召喚後の予定

昨日の1話分は週末までに補填します。

 

 魔力操作獲得までで今日は終わることになった。

 俺が辿ったようにここからギルドへ向かおうと思ったが、

「どうせ明日からアタシが修行つけるのだから明日でいいんじゃない?

 すぐに冒険が必要ってわけじゃないのよね?」


 そうか、俺が修行つけてた場所はギルドだったな。

 ギルドマスターであるニコラさんや受付嬢のヒロナさんに紹介はしておいたほうがいいだろう。

「それなら明日は俺が連れていけばいいですね。」

「そうね。それにあなたが来てくれるなら好都合だわ。」


「好都合?」

「まぁあなたが無事なのはわかっているけど、とりあえず検査だけはさせてくれるかしら?

 魔力をもった生き物と持ってない生き物を召喚する場合、魔力の消費量が全然違うのよ。

 それに一気に二人も召喚して……。」


 なぜだろう、俺は希望に沿った通りって言われて召喚したのにジューザさんからもヘーティさんからも睨まれ睨まれている気がする。居心地が悪い。

「それにあなたまた、……使ったでしょう?」

 生命力変換のことかな?

 大丈夫とは言われたけどヘーティさんが知るはずもないか。


 とはいえ残滓さんいなくなったし使い方わかってない俺が今後使えることはないだろう。

 たぶん使っても加減わからずに死ぬ未来しか見えない。

「わかりました、明日お伺いします。」


 納得してヘーティさんは仕事置いてきたから、とギルドの方に向かっていった。

 ずっとここにいたのだがいいのだろうか?

 俺が召喚魔術を使ったせいで仕事押し付けられた人、ごめんなさい。


 とりあえず明日の予定は決まったのでこれからの予定を決めることになった。

 とりあえず宿、だよな。

「チェスカさんのところ行こうか?部屋空いてたかな?」

「おそらくそろそろ武闘大会に行かれる方がいらっしゃると聞いています。

 なので部屋自体は空いていると思いますよ。」


 レナさんが答えてくれたがなるほど、武闘大会…。

「そんな近くにライバルがいたのか…。」

「あ、いえ、出場者ではありませんよ。

 この世界でも大きな大会ですので街が賑やかになるんです。」


 そういうことか。祭り好きそうな冒険者にとってこういうイベントは欠かさない。

 少し大会以外でも楽しめそうなことが分かってよかった。


「そういえばユウちゃんとガッツさん、あとは勇者以外誰がでるんだろうか?」

「武器術や魔術の数だけ極めたものなら誰でもでる。

 それに興味本位ででるものごまんといる。

 しかし勇者…、シュージ・ヤスイか。懐かしいの。」


「勇者もここからきたんですか?」

「ああ、そしてワシも異世界人の恐ろしさを初めてしった。

 お主のスキル獲得数も驚いたのは一緒だが、やつは武器術すべて適性が最高レベルでの。

 何を使うか悩んでおったが、知っておる通り奴はほぼすべての武器を使うことを選んだ。」


「そんな経緯があったんですね。」

 感慨深く思い出しながらいろいろ教えてくれた。

 たださすがにユニークスキルのこととかは教えてくれなかった。

 ジューザさんならみてるだからそれなりに聞いてみたが華麗に躱された。


「年寄りの昔話に付き合ってもらって悪かったの。」

「いえ、他にも異世界人の話が聞けたよかったです。

 会ってみたい人もいますし、ジューザさんの話題で話せるのはありがたいです。」


「そうか。会ったらワシが気にかけておる、そう伝えてくれるだけでいい。」

「はい、ありがとうございます。」


 話も終わり俺たちはチェスカさんの酒場に向かった。

「あんたこの世界でどうやって暮らしてるの?」

「ん?とりあえず冒険者生活で魔物倒したりで暮らしていこうと思っていたが、今は成り行きでさっき言ってた武闘大会でることになったりだな。」


「ふーん、それでお金はどうしてるの?

 あたしたち来たばっかりでまともにお金がないんだけど平気なの?

 召喚したご主人様だもの。もちろん面倒見てくれるだよね?」

 少し不安もある表情をしているが表面上では強がっているな。


「……お金にはまだ余裕があるがニートにはさせないからな?」

「ならないわよ!あんたなんかすぐに修行して追いついちゃうから今に見てなさいよ!」


 変わらないな、と思い少しにやけてしまう。

ただ修行のことを思い出し俺は笑いがこみあげてきそうになるのを必死に我慢する。

「……なによ?」

 俺の顔をみて不審がって聞いてくる。


「いや、なんでもないぞ?」

 だってヘーティさんに修行申し込みって…、俺が2週間かけてやってきたことだよ?

 もうどうなるかわかってる。


「絶対なんかあるんでしょ!コツとかあるならおしえなさいよ!」

「はっはっは、お前の修行終わり後の反応が楽しみだよ。」

 俺は笑ってごまかす。

 そんな他愛のない会話をしながら俺たちは宿へむかった。


「チェスカさん、ただいまもどりました。」

「今日は早かったじゃない、ってそういえば昨日で修行終わったんだったわね。

 それで、その新顔たちはどうしたんだい?」

 俺は事情を説明する。


「なるほどね、事情はわかったよ。ただ二人部屋に四人はきついだろう?」

 その言葉に反応したのはもちろん千佳だ。

「はぁ!?あんたまさかレナと一緒の部屋に寝泊りしてるんじゃないわよね!?」

 …やっぱりそういう反応になりますよね。


「な、成り行きだ!」

「あらあら、悠斗くんもだいたんなのね。」

「もう七海さんまで…。」


 収集がつかなくなりそうになったからレナさんに救いを求めた。

 そして簡単に俺はちょうど空いていた一人部屋に隔離され、二人部屋を女性陣三人で住むことが決まった。

毎日(週7話)12時30分投稿予定です。

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