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新たなスキルを獲得すること

 

 次の魔術を覚えるんだが、治癒魔術はともかく他の魔術を覚える順番は特に希望がなかった。


 そのことを言ったらへーティさんの気分で決めることになった。

 へーティさんのユニークスキルのおかげで昨日よりは魔力の回復が早い。

 そのおかげで俺の身体を考慮して1日三つずつに決定した。


 休んでいた時間と残りの時間を考慮した結果だ。

 残りの上位魔術は5つ。

 今日覚える魔術は流水魔術と砂土魔術に。

 流水魔術はへーティさんの苦手な魔術らしい。

 さっさと終わらせたいのよ、だそうだ。


 本来なら水魔術を極めて身につける流水魔術を苦手とはどう言うことだろうか?

 そもそも全魔術の上位を習得している時点で魔術の才能がおかしいんだよね。


「一応対応しているエクストラスキルも持っているけどどうするかしら?」

「え?」

 対応するエクストラスキルっていうと炎熱操作とかそう言った感じだろうか?


「ユウラシアちゃんのような炎熱支配ではないけど、今日の流水魔術は水冷操作、砂土魔術は土塵操作ね。

 たださっきの見てわかったけど、エクストラスキルとアビリティスキル獲得が魔力切れの原因なのよね。」


「どういうことですか?」

「スキルとは結局素質が少しでもあればだれでも習得できるのよ。

 火魔術の適性が低い子が火魔術をつかえるようにね。

 だから適性は一応あるあなたが上位魔術を覚えてもそこまで影響はないと思うわ。


 ただエクストラスキルは素質だけの問題じゃないのよ。

 ましてや個人のみがもつユニークスキル、アビリティスキルを他の職業の人間が手に入れていること自体おかしな話。


 それを補填してるのが魔力という話よ。

 魔力で補填して覚える事ができるなんて、それすら信じられない話なんだけどね。」


 魔力で補填しているのがわかったが常時獲得している状態は大丈夫なのだろうか?

「あの、覚え続けることに危険はないんでしょうか?」


「正直に言うとわからない。

 魔力だけなら獲得してもらった<変換者>で大丈夫だけど、身体のほうがね…。


 どこかで限界がくるのか、それともこの世界全てのエクストラスキルやアビリティ、ユニークスキルを覚えたとしても耐えられるのか。」


 危険なことかもしれない。

 だから俺に選ばせる、と。

 今まで安易に獲得してきたがそう言われて不安がないわけじゃない。

 だけど救える人を救いたい、そのために強くなりたい。

 そのためにも出来ることはやっておきたい。


「限界がくるのかこないのかわかりません。

 不安もあります。

 それでも今は出来ることをしたいです。

 だから限界が来た時はその時に受けいれます。」


「いいのね?」

 真剣顔で聞き直してくる。

 それだけ危険かもしれないということだろう。


「決意が揺らぎそうになるので聞き返さないでくださいよ。」

 笑って冗談を言う。


「ふふふ、わかったわ。そのかわりアタシが近くにいる間は全力でサポートしてあげる。

 もし旅に出る時にアタシがいない時はどうするか、決めておきなさい。」


 へーティさんはさすがに冒険に誘えないかな?

 ギルドの仕事もあるだろうし無理だろうが聞くだけなら聞いてもいいだろうか?

 とりあえず今は師匠と弟子という立場。

 修行をきっちり終わらせて、そこから聞いてみよう。


「それではお願いします!」

「ええ」


 新しいスキルを覚えたら魔力がなくなるからたおれる。

 そうすると膝枕をしてもらえる事がわかったから俺は全力で頑張った。

 あくまで通過儀礼、決して下心があったわけじゃない。


 そんな感じで倒たあとは膝枕されて軽い雑談だ。

 至福の時だと思っていたがそうもいかなかった。

 へーティさんの興味を引いた話題は異世界、俺の元いた世界の話。

 魔術を使えないのにどうやって生活しているのかとか。


 せっかく優しそうな笑顔を浮かべていたのにどんどん笑顔が崩れていく。

 ああ…今の状態では逃げられない。

 そこから膝枕中は質問攻めにあう事がわかった。


 そこから魔力を戻すことに集中して、今日は二つの魔術とそれに対応したエクストラスキルを獲得できた。


書きたいこともかけたので残りの修行編はさらっと流します。

残った魔術などの書きたい話もあるにはあるのでいつかは書くと思いますが予定は未定です。


一ヶ月前に書いたレナさんが不安視している召喚魔術の話と、戦闘シーン書きたいためだけの武闘大会にようやく入りたいと思います。


毎日12時30分投稿予定です。

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