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温泉編『鼻血の仕組み?』

 諸事情で投稿をお休みしていました。

 おまたせしてすみませんでした。

 久しぶりの執筆なので感覚を取り戻すために短めです。

 僕は一旦、部屋に戻された。

 お母さんは咲の様子を見てくると言って咲の所に行ってしまった。

 僕はベットに横たわる。

 考えてみれば、初めての旅行だったけど旅行らしいことほとんど出来てない気がする。

 旅行も今日で終わりだし、最後くらい思い出を残したいなぁ。


「__サトリくん。暇そうだね」

「……天美さん。普通に入れないの?」


 いきなり隣に現れた天美さんに驚きながら、天美さんに聞いた。

 天美さんの顔には『やっぱり驚かないなぁ』と書いてある。

 だから、驚いてるってば。


「こっちの方が早いからね」『本当は驚かせたいからなんだけどね』


 天美さん。僕に嘘が通用しないこと忘れてる?

 驚かせたいからって、そんな小学生みたいな理由でいきなり部屋に入らないでよ。


「せめて連絡ちょうだい。ビックリするから」

「そうだね。次からは連絡するよ」

「それで、どうしたの?」

「ん、いや、サトリくんが暇そうにしてたから話し相手になろうかと思ってね」

「暇そうにしてたって……。もしかして見てたの?」


 天美さんの顔に汗が滲んでいる。

 これは、図星を突かれた時の汗だ。


「もしかして、僕の監視ってまだ続いてるの?」

「え、あ、そうだね! そんなところだよ!!」『そう、これは監視。任務!』


 なんでだろう。

 言い訳を言っているように見える。


「それにしても、随分心配していたね!」

「咲の事?」

「そう、咲ちゃんの事。まぁ、鼻血凄かったから心配するのも仕方ないかもしれないけどね」

「あれは、致死量だった」

「ぷふっ」


 天美さんが笑う。

 僕、おかしい事言った?


「そうだね。男の子だったら死んでたね」

「男の子だったら?」


 男の子とか女の子とか関係ないんじゃないの?

 むしろ、女性の方が血液少ないんじゃ。


「女の子は血液を作るメカニズムが男の子と違うんだよ。男の子は時間をかけて作るのに対して、女の子は貧血状態になるとすぐに血液を作るんだよ」

「え、そうなの……?」


 僕の知ってるメカニズムと違う。


「その分、女性は些細なことで血を流すの。それこそ、軽い興奮状態でもね」『咲ちゃんの場合、凄い興奮状態だからなおさらね』

「そうなんだ……」


 女性って、大変なんだなぁ。

 天美さんは嘘をついていないし、僕の知識不足だった。

 でも、そんな重要なこと中学とかで教えてくれてもいいんじゃないのかな。

 もしかして、これから習うのかな?


「__サトリー。咲、復活したわよ」

「うぅ、流石にクラクラする……」


 コンコンと部屋の扉がノックされる。

 扉の向こうからお母さんと咲の声が聴こえる。


「おっと、それじゃ僕は帰るね。『瞬間移動能力符』」

「ばいばい」


 天美さんが部屋から消える。

 本当に、何回見ても凄い。

ガバガバ設定(鼻が)


ブクマが1000件になりました!!

記念に特別回を書こうと思います。

何かお題やリクエストなどがあれば言っていただけるとうれしいです!


例え【ポッキーゲームしろや】


言っていただけたものは全てします(一話にまとめて)

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