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元素な彼女と記号な俺  作者: 五円玉
化学部日常篇
11/45

元素10 生クリームとお好み焼きと俺と

実家の話をしよう。




我が黒鉄家は至って平凡な家庭である。


父親は前科持ちでもサイヤ人でもない、本当普通のサラリーマンだ。

ただ、若干髪が薄く……


母親も、普通の専業主婦。

近所では井戸端会議の会議長的なポジション。

ただ、若干シワが多く……


大学生の兄は現在大学近くのアパートで一人暮らし中。

結構真面目な性格。

ただ、若干モテなく……


高3の姉は反抗期。

超ギャル的な。

金髪に染めた髪はジョンソンを越える輝き。

ただ、若干バカ……




まぁ、こんな家庭の中で育った俺。


本当に個性豊かだよね。


で昔、まだ俺が小学生の頃、母親が一時期お菓子作りにハマッた事がありましてね。


そりゃ、周1のペースで生クリームを大量摂取していた訳で。


兄や姉共々、嫌と言う程お菓子を食べ……




……ウチの母親はね、何かにハマると、もうそれ以外が見えなくなるのです。

だから小学生の時は、朝飯ドーナツ、昼飯ケーキ、おやつにクッキー、夕飯にタルト的な……






……ガチであの時は苦しかったな。




小学生の時の俺の口癖


「白米が食べたいよぉ〜」


もはや黒歴史だね。










で、現在ケーキバイキング店の中。


「う〜ん! 甘ぁ〜い!!」


笑顔でケーキを口の中へ運ぶアキコさん。

お口の周りが生クリームだらけ。

サンタのヒゲかッ?


「……美味しい」


上品にプリンを咀嚼する琴浦さん。

カラメルが口元に。




「…………」


ケーキバイキング店に入って30分。

2人は気が狂ったかのようにケーキやプリンをドカ食い。

アキコさん曰く、今日は無礼講なんだってさ。


……使い所の間違った無礼講です。




「琴浦さん、こっちのチョコケーキも美味しいよ!!」


「うん!」


「こっちの苺タルトも最高ぉ!!」


「……このプリンも美味しい!」




見てるだけでお腹いっぱい。


ってか、食べてもないのに砂糖の味が舌に……


「……あれ? テツは何か食べないの?」


口元クリームべったり星人のアキコ。

なんかエグい。


「いや……もうベリータルト食べたし……」


いやマジで、さっき食べたタルト1個で俺はもう満足。


小学生時代のトラウマかな?


「タルト1個? もったいなっ!! もっと食べないと!!」


「じゃあお前が俺の分まで食べろ。このブレーコー野郎」


もう無理。


「……よろしい、ならこの明子さんがテツの分まで食べてしんぜよう!!」


不気味に笑うアキコ。

そして……


「まずはフルーツケーキッ!!」


おかわりに行ってしまいました。

食い過ぎじゃねぇか?


……苺ショート2個、チョコケーキ3個、フルーツタルト1個、プリン3個、ベリータルト1個、シュークリーム2個、バニラアイス1個、ミントケーキ1個、スペシャルパフェ1杯。


血糖値爆発するよ、きっと。


「ってか、よくアレが腹に入るよな……」


女子って凄い。


「……モグモグ」


隣では琴浦さんがメロンパフェに挑戦中。

日頃大人しいこの人ですら、甘いものの前では鬼神となる。


凄い……














「いやぁ〜……食べた食べた!!」


「美味しかった!」


バイキング時間終了後、2人は満面の笑みを見せていた。


……ちなみに、アキコ分琴浦さん分俺分の3人分の料金を俺が払ったから……計3000円。


おやおや〜?

軽く英世をオーバーしたね。

俺の財布がファンタスティック。




「うーん……次はどこ行く?」


「次ッ!?」


まだどっか行くの?




「当たり前よ! まだまだお腹は膨れない!」


コヤツはバキュームカーか何かか?


って


「……俺、もうケーキ代払ったから、そろそろおいとましようと」


……分かるのだ。

あんだけケーキ食べといて、次の店に行く。


これすなわち、またおごらされる。


フラグ立ってんだよ。


だから、俺の英世が全滅させられる前にに退却を……


「よし、次はお好み焼きを食べに行こう!」


「アキコさんッ? 人の意見無視ですかッ?」


「…………」


「あ……め、明子さん、人の意見も聞きましょう!」


「じゃあお好み焼き!」


「俺に発言権はないのかッ!?」















で、半ば強引にお好み焼き屋に行く事になった。


世の中ふざけてる。


「琴浦さんは大阪派? 広島派?」


「うーん……お好み焼きにはオモチとチーズかな?」


オモチとチーズ?


「ふーん……なるほど、我流ってヤツね?」




我流……






そんなこんなで、東の京の都某所のお好み焼き屋「猫舌お好み焼き屋」に到着。


店のネーミングセンスに若干の疑問を覚える店だな。

外見は普通なのに。


「よぉし、沢山食べるぞぉ!!」


「……うん!」


「まだ食うのかよ……」


三者三様の意見を述べた後、いざ店内へ。


俺のムフフなハーレムデート(希望)は、まだまだ終わる気配がない。

最近、化学ネタ少なくねぇか?

これ、化学コメディだろ?

もっと化学しろやッ!!




みたいな意見をお持ちの読者の方には、ローリング土下座でお詫び申し上げます。




……と、お詫びからの書き出しでこれまた申し訳ないです。

五円玉です。


たまにはね、普通に後書きか何かを書いてみようかなと。




元素彼女、なんかナアナアな感じで部員が揃いました。


実際の学校での部活なんかも、こんな感じで部員を増やしているんだと思います。


少なくても、自分の学校の部活はこんな感じ。

本当ナアナアです。




今回、化学コメディを書くにあたって、元素記号をテーマにした訳ですが。


今日、学校でやった一般常識テストにですね、元素記号の問題が出たんです。


まぁ、最初は余裕ぶっこいてテストに挑んだんですが……




……全滅。


分かったのは水素と酸素で水が出来るって事だけ。


硫酸化ナンチャラや塩化ナンチャラとか……よく分からないものが沢山出て……




ムムム、1からまた化学を勉強しなくてはと思いました。


化学無知識で化学小説なんか書けるかっ!

ってな感じです。






で、今回この化学無知識野郎の自分にミスターさんがネタ提供をしてくれました!


ありがとうございます!!

結構助かってます!




でですね、そのミスターさんも「小説家になろう」にて化学コメディ小説を連載しています。


良かったらそちらも是非!!

面白いですよ!






これからは、分かりやすく面白い化学をモットーに頑張っていきたいと思います。


まぁ、自分は化学は苦手なんで……もしかしたら意味不明な事を書くかもしれませんが……


その時は指摘して頂けると助かります!


では、また次回で!

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