何でこうなる
今の俺は、何を書くにも奇を衒いすぎてしまう、病気のようなものである。
まずはその辺の絶妙なバランス感覚を掴みたい。
面白いってなんだっけ。
それを再認識しなければ。
初期の俺の作品には、最低限起承転結があって、少ない文字数の中でちゃんと物語を描きつつ、うまく狂気を織り交ぜることができていた。
しかし今の俺の作品は違う。狂気を織り交ぜるんじゃなくて、狂気100%で書こうとしてしまっている。とにかく怪文書を書けば良いと思っているし、怪文書を書くことに快楽を見出してしまっている。それではダメだ。ちゃんと作品として世に出せるレベルじゃない。やはり最低限、小説としての基礎は担保すべきだと思う。俺はエピソードトークが下手くそだ。喋っていてオチを見失うことが何度もあるし、話のリズムや抑揚が単調で、面白味がない。今がまさにそうだ。こうやってつらつらと書いているだけで、全く面白味が無いし、文章が躍動している感じがない。本当の俺は何も面白くないんだ。演じていないと、面白くないんだ。書いていて思ったが、昔の作品に輝きがあって、今の作品に無いのは、それが真理なのかもしれない。人間に怯えて、人格を演じている時の方が、それが作品に投影されて、面白い作品が書けた。しかし今、何も怖いものが無くなって、面白くない自分を曝け出すことに抵抗が無くなって、作品内で、登場人物を演じることができなくなってしまった。ああ、何で俺はこんなに下らないんだろう。こんなに下らない人間なんて、消えてしまえばいいんだ。本当に殺してしまいたい。何で産まれてきたんだろう。とかいうと、親への罪悪感に駆られて心が痛むので、やめておくことにした。あー、この文章もつまらん。本当につまらん文章しか書けない自分が嫌だ。ほら、また文章の方向性が迷走している。前にも長編を書こうとして、何度もこうやって挫折した。俺には何も無いから、小説を書くという夢を追いかけることで、逃げているんだ。本当はとっくに気付いているんだ。俺には才能が無いって。俺には、小説という壮大なものを、書き切るほどの忍耐力、精神力なんてない、本当にどうしようもないヘタレクズなんだって、分かってるんだ。いっそのこと、全部捨てて、消えてしまえば、楽になれるのに。だけど結局、こうやって下らない愚痴を吐くだけ吐いて、何かを行動に起こす気なんてなくて、またのうのうと、どこかで言い訳をしながら、生きていく、そんな自分に心底腹が立つ。同じようなことしか書けなくて、物書きとしても、人間としても、幅が狭い。俺には何にも無い。当たり前だ。こんなクズ野郎。汚くて、性格も最低で、そのくせ一丁前のことばかり言って、結局一歩踏み出す勇気がない。こんな奴、死ねばいいのに。だけど本当にそんなことは思っていない。同情を貰おうとしている。その魂胆が透けて見える。お前はどうせ、首を吊ったり、消える勇気も無いんだろ。同情が欲しいだけなんだろ。誰も同情してくれないから。誰も、欲しい言葉をかけてくれないから。違う、お前は頑張ってるよ、って言って欲しいだけなんだろ。それだけで死を仄めかすなんて、お前は最低だ。本当に死ねば良いのに。死んで償え。カス。せめて文章の中だけでも、お前を殺してやる。
死ね。死ね。死ね。
お前みたいな奴は、最終的に、お前に関わる全員から嫌われて、死ね。
そうやって言っても、お前は受け入れずに、また考えることを意図的に排除して、逃げるんだろ。
あーあ。
本当にヘタレだな。
せいぜいヘタレのままのうのうと生きとけ。
カス。




