表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

はじめに ― 世界にいなくなった人へ

この物語は、「いなくなった誰か」のことを、今でも心のどこかで感じ続けている人へ向けて書かれた物語です。


もう会えないはずなのに、

ふとした瞬間に思い出す声や、

風の匂いや、空の色に重なる気配。

あなたにも、そんな“いないけれど、いる”としか言いようのない存在が、心に残っていませんか?


人がいなくなるということは、本当に“いなくなる”ことなのでしょうか。

記憶の中に、生き続ける存在。

姿は見えなくても、確かに感じられる関係。

それは、もしかするとこの世界のどこかに、もう一つの地球があるからなのかもしれません。


これは、そんな“失われたもの”を探す旅の物語です。

けれど同時に、“自分自身”と再び出会うための物語でもあります。


大切な誰かが、ただ消えてしまっただけの話ではありません。

いなくなっても、やさしく感じ続けられること。

その人がいたことが、今のあなたに静かに宿っていること。

そう信じて、静かにページをめくっていただけたら嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ