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辿りつけないその先は
あなたに会うために生まれてきたはずなのに
出会うことが許されなかった
逢いに行きたくてもすべがない
思いだけではたどり着けないもどかしさ
周りの柵が許されない定めだというのなら
引き千切れなかった私の弱さだろう
力が欲しかった
もっと足掻けばよかったのか
湧き上がる感情のままに喚けばよかったのか
それだけではまだ足りない
迸る思いを柵たちにぶつける勇気を持てなかった
私が欲しかったのは私の魂の片割れ
たとえ返り討ちにあったとしても出会いたかった
虚しいほどに涸れはてた叫びの数は
絶望に打ちのめされてもう何も出てこない
生きた証は灰となって吹き飛ばされていく
あなたは今どこにいるのだろうか
私ではない誰かがいるのだろうか




