親指の爪の両角
周期的に爪は切っておられますよね?
まあ、何らかの目的で伸ばしておられる方もいるかもしれませんが、私は右手の爪以外は切っています
それもあの一番オーソドックスな「爪切り」という形の道具を使って切っています
ただ、この爪切りという形の道具も大きさがいろいろありまして、手の爪を切るときは小さめの方が取り回しもいい、でも足の爪の時は小さすぎると力不足で切れないこともあります
私は生まれつき骨太なので爪も分厚いのです
ということで、大きめの爪切りでないと足の、特に親指なんか太刀打ちできません
爪切りも新潟県三条のものが有名ですが、私の使っているのはやはり生まれ故郷の地元大阪堺のものです
包丁鍛冶職人の息子に生まれましたので、刃物は堺を贔屓にしています
そしてこの爪切りの柄に描かれている絵が「仁徳天皇陵」という前方後円墳なのです
ね?どこまでも完全に堺でしょ?(笑)
少し大きめ・・・「中」ぐらいのサイズかな?
ってこれで大きさ伝わりますか?
手の爪も足の爪も問題なく切りやすい大きさなのです
そしてさすが刃物の街堺製ですからねよく切れますよ!
但し、私の場合職業柄の特殊事情があるのです
それが右手の爪です
ギター弾きの私は右手の爪は切りません
私の場合はガラス製の目の細かい爪用やすりを使って、親指から小指まで奇麗に整えていきます
これは美しく見えるように!が一番の目的ではなくて、弦をつま弾く時に引っ掛からずに弾きやすく、さらに奇麗な自分の満足のいく音が出るように整えます
できれば日常の生活にも支障がないような長さならさらに良しです
もう、経験則しかないですね
自分の理想とする音も理解していないといけませんしね
反対に左手の爪は、究極まで短くしますよ
爪の先端の白い部分が見えなくなるまで切ります
だから、左手は爪よりも指の先端のほうが出っ張っています
爪が長いと弦を押さえる時に、ギターの指板に爪が当たって弾きにくいのです
ギター弾きの宿命は、左手の爪を伸ばせないのと、指先が硬くなることです
これを理解しないといけないのですね(レフティの人は逆の右手になります)
女性の方も爪のお洒落がねぇ・・・
足の爪・・・これって気付かないうちにえらい伸びてるやんか!
となることが多いのです
マニキュアとかされる方はそんなことないかもしれませんね
私はしたことがないもので・・・
足の爪を切るときは、私の場合は眼鏡を外します
近視の人は眼鏡を外すと近いところは一番よく見えるのですね
でも、体をギューと前屈しないといけないのでしんどいですけどね(笑)
足の爪の時は、最近よくある爪切りの爪を溜めて置くカバーのようなものは外します
でないと、足の爪は大きくて爪にあたって切りにくいのです
そうなると切った時に爪を飛ばさないようにしっかりとワンカットずつ切った爪を一か所に集めておく必要がありますけどね・・・
さて、爪を切るのに一番難しいのは手も足も親指だと思います
手の親指はまだそんなに難易度は高くない
でもね、この親指の両角は奇麗に切っておかないと、爪が伸びてきた時にこの角が指に当たって親指の角が裂けてひび割れみたいになるのですね
冬場は乾燥するので特に気を付けないといけません
これ痛いんですよねぇ
一度裂けたら治りにくいしね
そして最難度の足の親指の両角です
私の場合少し巻爪になっていて両角に爪切りの刃が入りにくいのです
それでなんとか押し込んで爪を切っても一番端だけが残ることがあるのです
この爪の端っこを指で引き剝がそうとすると・・・
ずるずると下の方まで爪が裂けていき、挙句の果てには血が出てきたりするのです
こうなると最低です
痛いし治るのが遅い、さらに今年はなんでもあの「人喰いバクテリア」と呼ばれる「劇症型溶血性連鎖球菌」の感染症が爆発的に増えていて、この足の爪切りからも発症することが多いようなのです
もう、こうなると爪を切るのも命懸けですよね
気を付けないと・・・
血が出るまでいかなくても後でなんかちくちく痛かったりすることもありますし、ほんと親指の爪の両角を切るのは注意が必要です
手も足も親指の爪切りは慎重に!
標語にしたいぐらいです