伝説の豪傑
バアル・グリーヴァ、伝説の豪傑である。俺が傭兵になった時に傭兵長を務めていた。何度も戦争を行ったと言われているが、死者の数は圧倒的に少ない。知将としても呼ばれていた。国民は俺の名前をだいたい知っているが、バアルは世界で知らない人がいないくらい有名だ。そして、俺の教育にも携わっていた。13歳だった俺を坊主と呼び、何度も手合わせをしていた。俺はその時既に殺しの天才と呼ばれていたが、一本を獲ることは叶わなかった。すぐに突然の失踪を果たし、死んだと思っていたがお義母さんを攫ってこんな所で暮らしていたのか...。
「ペル、お父さんに任せなさい。剣を振るうのは実に3年ぶりだが、まだまだ余裕だよ。」
前は師弟だったが、今は家族である。言葉遣いを変える必要はない。
「お義父さん、俺も戦います。俺は、傭兵だったんです。今回はルル達のためだけに戦います。」
「昔よりいい面構えになったな。それでこそ男だ!」
「今回だけは傭兵側を援護します。ラバル軍を殲滅させに行きます。お義父さんはここで守っていてください。安心してま任せれます。」
「おう!任せろ!よろしく頼むぞ!」
森を駆け抜ける。音が聞こえる方へ走る。見つけた。傭兵軍を援護して、早く全滅させよう。村の守備は任せれる。安心して、倒せる。さぁ行こうか。キルリアに貰った黒い剣を携える。




