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吸血鬼になる(仮)  作者: 中尾優
第1章 吸血鬼
4/10

吸血鬼②

遅くなって申し訳ありません

2018年2月23日 16時30分 アジトにある赤澤さんの部屋


頭の中の整理が終わって余裕ができたから俺は妹を探す。

部屋中キョロキョロしていたら日高先生と赤澤さんが入ってきた。

キョロキョロしている俺に赤澤さんが話しかけてきた。

「何探しているのですか?」

「妹はどこかなと思ってね」

「妹さんは別の部屋にいます」

「どうして?」

「びっくりするでしょ、妹さんが」

ああ…そうだった。

近くに鏡がある。

自分の姿を見る。

そうだった今は、女の体だった。

「元の体には戻れるのでしょうか?」

「戻れないと思う」

「どうして戻れないんですか?」

戻れなかったら妹に会うことができない。

もしこんな姿で出会ったら変態扱いされてしまう。

日高先生が言う。

「力が強すぎるからだ。しかも、吸血鬼の女王の私が力を上げたんだ。もっとも力を上げたのは君で2人目、妹さんが3人目だ…男を吸血鬼にするのは私は初めてだな」

「勝手に納得しないでください。妹にはどうやって説明するんですか」

口の端がつり上がった。

「心配するなもう説明してある」

先生は手回しが早すぎる。

「すごく喜んでたよ」

それは良かった。

「今から会うか?早く会いたいと言っていたぞ」

「その前に風呂に入りたいんだけど…汗で体が気持ち悪い」

「わかった。あと言い忘れていたが明日から学校に行っていいよ。もちろん転校生としてだがな」

「学校?俺がもし吸血鬼になったのだとしたらいけないじゃないんじゃないですか?日光に弱いと聞きますし」

疑問に思ったことを聞いた。

「大丈夫だ。私は力が強いから日光もあまり効かない」

確かに。俺は先生が歩いて登校しているのをたまに見る。

「そんなことより、風呂には入らないのか?風呂のお湯は溜めてあるぞ」

先生に言われて俺は風呂場に向かった。

向かうついでにトイレにも行った。

最後まで読んでくださってありがとうございます。お風呂やトイレのところはご想像におまかせします。誤字や脱字がありましたら教えてくれると嬉しいです。感想も待ってます。

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